文科省文書


加計学園の獣医学部新設に関する打ち合わせ内容を記した文部科学省作成の文書が話題になっていますが、その内容は意外と報道されていないように感じます。

そこで、以下に内容の一部を御紹介したいと思います。



上の文書では、内閣府が文部科学省に対して、獣医学部設置時期を最短とすることは「総理のご意向と聞いている」と回答しています

また、どのように政府と担当省庁間で事を進めていけば良いか生々しく記されており、加計学園の獣医学部新設が、安倍内閣一丸となってのプロジェクトであることが如実に語られています。



上のスケジュール表では、加計学園の名前こそ記されていませんが、内閣府が平成30年4月の開学に強くこだわっていることが判ります。

また、大学の公募に関して、わずか8日間しか見込まれておらず、これでは事前に応募案を準備した大学しか公募に応じられないことが明白です。



上の文書では、内閣府が文部科学省に対して、平成30年4月の開学というスケジュールは「官邸の最高レベルが言っていること」という言葉でプレッシャーを与えていたことが判ります



上の文書では、国会で他人事のような発言を繰り返している松野文部科学大臣が、首相の意向を受けた内閣府からのプレッシャーに対して困惑していた様子が察せられます

また、獣医学部新設に反対している麻生副総裁達を懸念していたことが判ります。



上の文書では、安倍首相の側近と言われる萩生田官房副長官が「他の大学から『うちもできますよ』と言われると困難になる」と発言しており、加計学園ありきだったことが判ります。

また、加計学園が良い提案をできるようにサポートする必要があるとの意図が読み取れます。

松野文部科学大臣は「今回は、文書の存在の有無だけを調査する」と言ってますが、文書の存在は明らかで、本当に重要なことは「文書に記されていることが、客観的に見て問題がないのか?」ということを調査することではないでしょうか。

全ての国民に公平であるべき行政が、首相の個人的な関係でゆがめられるとしたら、日本は民主国家・法治国家とは言えません。

加計学園の獣医学部新設に関する真相が、一刻も早く国民の前に明らかにされることを願って止みません。



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記者魂



上の構図は、加計学園の獣医学部新設が認められた背景を示すものです。

安倍首相の側近と言われる荻生田官房副長官は加計学園系列の千葉科学大学の客員教授、木曽氏は元文部科学省官僚・元内閣官房参与で現千葉科学大学学長というのですから、これだけ見ても「李下に冠を正さず(故事。誤解を招くことはするなの意)」とは真逆の構図です。



誰が見ても「明らかに首相の意向が忖度された」と思える獣医学部新設ですが、文部科学省へ働きかけを示す文書について、安倍政権のスポークスマンである菅官房長官は、「怪文書の類」とか「出所不明の文書については調査しない」と繰り返し、国民に真実を明らかにすることを拒否していました。



そんな菅官房長官に対して、記者魂を見せてくれた女性記者がいました

東京新聞の望月衣塑子さんです。

慶応大学法学部卒で、二児の母親です。

2004年には、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の報道をスクープをして、自民党と医療業界の利権構造の闇を暴いています。

あくまで文書の再調査を拒否する菅官房長官に対して、望月記者は「前川前事務次官だけでなく、複数の人からの告発が報道で出ている。文書の公開、第三者による調査をする考えはないか」と鋭い質問。

菅官房長官が「法律に基づいて適切に対応している」と答えると、望月記者は「現在でも複数の文科省の職員が文書を『持っているという匿名の告発が出ている。本当に共有フォルダに『あった』か『ない』か、文科省や政府ではなく第三者によって適切に調べて頂きたいがどうか」と更に追及。

菅官房長官が「文部科学省の方で、その指摘を踏まえて検討した結果、(文書の)存否や内容などの確認の調査は必要ないと判断したと報告を受けている」と答えると、望月記者は「安倍首相や菅さんの判断ではないか」と核心を突く。

政府の事務方から「同じ質問を繰り返さないで」と言われると、望月記者は「きちんとした対応をして頂けないので何度も聞いている」と反論。

この記者会見のあと、珍しく菅官房長官は首相と面会して対応を協議した(「もう再調査を拒否するのは難しい」と報告?)と言われていますから、望月記者の鋭い質問は相当のインパクトがあったものと推測されます。

読売新聞や産経新聞のように政府の御用新聞に成り下がってしまったマスコミが多い中で、望月記者の「記者魂」は本当に見事だと思います



上の写真は、千葉科学大学の記念式典での安倍首相の祝辞です。

一国の首相が妙な格好をしていますが、気持ちは「千葉科学大学の名誉学長」ということでしょうか。

この千葉科学大を銚子市に誘致した野平前銚子市長は、国家戦略特区制度を利用して千葉科学大学に水産・獣医学部を新設することを掲げて、市長への返り咲きを狙っています。

野平前市長は、自治省を経て岡山県副知事を務め、2002年には加計学園系列の岡山理科大客員教授に就任。

同年7月の銚子市長選で千葉科学大の誘致を訴えて、市長に初当選を果たしました。

千葉科学大学誘致に際し、銚子市は92億円(市が借入れ)もの補助金を提供し、市有地9.8ヘクタールを無償貸与したのです

現在、銚子市の財政は、市債残高約300億円を抱えて火の車で、「第二の夕張市か」と財政破綻を危ぶまれています



上の写真は、加計学園の獣医学部建設工事現場と自民党の逢沢一郎元外務副大臣で、当選10回という古株の国会議員です。

岡山理科大獣医学部建設工事に対して、今治市は、36億5千万円の価値がある市有地を無償提供し、192億円の建設費の半分の96億円を補助するそうです。(千葉科学大学と同じ構図)

ということで、通常なら、建設工事には地元の建設会社が参画し、地元に工事費が還元されるものですが、岡山理科大獣医学部の場合は少々きな臭いことが起こっているようです。



上の看板は、岡山理科大獣医学部建設工事現場に設置されているものです。

工事施工者欄を見ると、愛媛県ではなく、岡山県のアイサワ工業と記載されています。

このアイサワ工業は、前述の逢沢一郎元外務副大臣の祖父が創業した会社で、現在は逢沢一郎元外務副大臣の従兄が社長で、自民党に献金も行っています。

週刊朝日の記事によると、獣医学部新設の必要性を提言した菅今治市長と加戸前愛媛県知事は、安倍首相と同じく日本最大の右系組織「日本会議」のメンバーです。

逢沢一郎元外務副大臣も日本会議国会議員懇談会メンバーです。

そして、安倍首相の「腹心の友」である加計孝太郎理事長は「日本会議の別動隊」と言われる育鵬社の教科書発行団体「教科書改善の会」の賛同者に名を連ねています。

森友学園の籠池前理事長も日本会議大阪の運営委員だったわけですが、ここでも同じような構図が見られます。

一方で、今治市が96億円もの補助を行なうことから、今治市民は設計図の公開を求めましたが、何故か拒否されたそうです。

そもそも建設工事費の192億円は加計学園から伝えられた金額で、今治市が検証を行った見積金額ではありません。

千葉科学大学の補助金95億円と岡山理科大獣医学部の補助金96億円は、極めて近い数字ですが、果たして偶然の一致なのでしょうか、それとも「補助金ありき」だったのでしょうか



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海外の評価


国民を無視して、数を頼りに、やりたい放題のことをしている安倍政権ですが、海外の人達はどのように評価しているのでしょうか?

彼らが描いた風刺画などを見ると、日本国民以上に冷静かつ厳しい目で安倍政権を評価しているように感じます。



この風刺画は、日米同盟について描かれたものです。

第二次世界大戦という痛ましい過去を持ちながら、安倍首相がアメリカの戦争の片棒を担ごうとしていることを皮肉っています。



この風刺画は、トランプ大統領に「一緒にゴルフをしたい」と申し入れて、アメリカ政府に従属する安倍首相を皮肉っています。



この風刺画は、トランプ大統領の操り人形と化している安倍首相を皮肉っています。



この風刺画は、日本が世界に誇る平和憲法をギロチンにかけようとしている安倍首相を皮肉っています。



この風刺画は、改憲によって日本を第二次世界大戦当時の軍事国家に戻そうとしている安倍首相を皮肉っています。



この風刺画は、オリンピック招致委員会で、世界に対して「福島第一原発は、完全にコントロール下にあります」と大嘘をついた安倍首相を皮肉っています。

海外の人達にしてみれば、「福島第一原発の収束の見通しさえ立っていないのに、オリンピック開催どころではないでしょう」というのが本音だと思います。



これは、パリ市内に掲示されていた写真パネルです。

福島第一原発の悲惨な状況があるにもかかわらず、「日本の原発は、世界で一番安全です」と言って、発展途上国に原発を輸出しようとしている安倍首相を皮肉っています。

できれば、世界から尊敬されるような人物に日本の首相になってもらいたいと心より思います。



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真の政治とは



数を頼りの強行採決を始め、安倍政権のやりたい放題の暴政を見ていると、真の民主主義の崩壊を感じ、国民の一人として怒りを覚えます。

そんな安倍政権に人事権を握られた官僚幹部達が、忖度によって安倍政権の片棒を担いでいるのにも情けなく感じます。

森友学園に続いて加計学園においても、忖度が働いたと思われる疑惑が浮上しています。

過去52年間、獣医学部の新設は認められてきませんでした。

その理由は、獣医師への社会的な需要と獣医数のバランスを図る必要があり、かつ獣医師の質の維持向上という目的があるからで、文部科学省や農林水産省や日本獣医師会は、大学の獣医学部新設を抑制する方針を継続してきました。

ところが、安倍政権によって今治市が国家戦略特区に指定されるや、突然、安倍首相の友人が理事長を務める加計学園系列の大学の獣医学部新設が認められてしまったのです。



この極めて異例な出来事について、中村愛媛県知事は、定例記者会見で「今治が古くから教育機関の誘致を図って、幾度となく挫折をし、私も就任以降、構造改革特区で提出をし続けて、ことごとく駄目で、これはもう無理じゃないかと感じたので、サッカースタジアムのプランというのを提示させて頂きました。それが、FC今治もなかったこともあって、今治市ではちょっと厳しいという状況でした。仕方ないので、これからも追い求めようということだったのですが、内閣府から助言があり、国家戦略特区で出したらどうかということだったので、出したら許可が下りたということですので、その国側のことについては、何があるのか、どういう議論があったのかは分かりません。」と語っています。

森友学園の籠池理事長が語っていたように、まさに「神風が吹いた」としか思えません。



文部科学省は、内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」、「総理の御意向だと聞いている」、「できないという選択肢はない。早くやらないと責任を取ることになる」などと、恫喝とも言える言葉で獣医学部新設の早期認可を迫られたといいます。

そして、このやり取りを記録した文部科学省の文書の存在が明らかになりました。

しかし、菅官房長官は、当然のごとく「怪文書の類。出どころも明確でない」と、文書の信ぴょう性を否定しました。

これに対して、当時の文部科学省のトップだった前川前事務次官は「文書は実際に存在したもので、文部科学省内で共有されていたもの」と語りました。

すると、菅官房長官は、前川前事務次官のことを「地位に恋々としがみついていた」とか「出会い系バーに出入りした」と個人攻撃を始めました。

こんな卑劣な政府の対応に対して、石破前地方創成大臣は「スキャンダル系の話で事の本質がゆがめられるかな。見誤ることがあってはいけないと思う。我が政権において、事務方トップの事務次官までなった人。政権としてこの人を事務次官に登用している」と疑問を呈しました。



安倍首相は「国家戦略特区に指定した今治市で、画期的な事業が実現します。獣医学部が52年ぶりに新設され、新たな感染症対策や先端ライフサイエンス研究を行う獣医師を育成します」と語りました。

しかし、既に大学内に鳥インフルエンザ研究センターを設置し、鳥インフルエンザやBSEの感染症の研究を行っている京都産業大学の獣医学部新設申請は、何故か却下されてしまいました。

しかも、センター長の大槻公一教授は、鳥インフルエンザやBSE研究の世界的権威であるというのに。



前川前事務次官は、獣医学部新設に関して次のように語っています。

2015年6月に閣議決定された日本再興戦略の中で、獣医学部の新設を認めるかどうかを検討するに当たって4つの条件があった。

① 現在の提案次第による既存の獣医師養成ではない構想が具体化する。

② ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らかになる。

③ それらの需要について、既存の大学学部では対応が困難である。

④ 近年の獣医師の需給の動向を考慮しつつ全国的な見地から検討する。

しかし、加計学園の場合は、何れの条件にも合致していなかったと。



現在、大学の獣医学部は16校(国立大学10・公立大学1・私立大学5)あり、総学生数は930名ですが、加計学園の獣医学部募集人数は160名で、一気に約2割も学生が増えることになります。

これに対して、麻生財務大臣は「上手くいかなかった時の結果責任を誰がとるのか?」と懸念を示し、日本獣医師会も「半世紀にもわたる獣医学教育の国際水準達成にむけた努力と教育改革に全く逆行するもの」と強く抗議しています。

一国の首相が友人の為に便宜を図ったとしたら、弾劾裁判で辞職に追い込まれた朴前韓国大統領に勝るとも劣らぬ政治スキャンダルです。

全ての国民に対して公平で公明正大であるべき政治がゆがめられるようでは、日本という国は全ての秩序が崩壊しかねません。

そうなる前に真実が明らかになり、一刻も早くまともな日本に戻って欲しいと願います。



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忖度(そんたく)



忖度(そんたく)とは、国語辞典によると「他人の気持をおしはかること」という意味だそうです。
 
官僚やサラリーマンの間で打算的に使われる場合は、相手の顔色を伺いながら行動するという意味になるのでしょうか。

森友学園の小学校建設用地取得においては、財務省が安倍総理夫人の意向を忖度し、約8億円も値引きして国有地をタダ同然で払い下げた可能性が大のようです。

森友学園の籠池前理事長は、上の写真を財務省の担当者に見せた途端に神風が吹いたようだと語っておられます。



上の写真に写っている財務省の現幹部や元幹部達は、恐らく忖度する能力は人一倍優れた方々だと推察されます。

官僚の世界では、忖度できずに出世する人などいないことは、多くの元官僚だった人達が語っています。

官僚の世界だけではなく、サラリーマンの間でも同じことが言えます。

役員や上司の意向を忖度できないサラリーマンは、遅かれ早かれ出世レースから脱落していきます。



森友学園問題に引き続いて、今度は加計学園の疑惑が問題になっています。

加計学園の理事長は、安倍総理の古くからの友人であり、安倍総理夫人は、加計学園系列の幼稚園の名誉園長を務めておられます。

加計学園は、学校誘致で町おこしをしたい今治市と組んで大学の獣医学部新設を15回も申請しましたが、何れも却下されていました。

しかし、今治市が安倍総理が進める国家戦略特区に認定されるや、急転直下に獣医学部新設が認められました。

全国的に獣医師は足りているということで、獣医学部の新設は長年見送られてきましたが、今回の認定は52年ぶりの異例とも言える出来事だそうです。

急転直下の認定を巡っては、文部科学省の担当者が記したと思われる議事録が残っています。

内容を読むと、ここでも官僚が安倍総理の意向を忖度したことが判ります。



加計学園をめぐる安倍総理人脈を見ると、安倍総理の側近や文部科学省の元幹部が加計学園に深く関わっていることが判ります。

このような人脈を知れば、例え安倍総理が何も言わなくても、官僚は忖度せずにはいられません。



何故、官僚は総理や内閣の意向を忖度するのでしょうか?

その一つの答えが、上の写真にある「内閣人事局」の存在です。



内閣人事局は、安倍総理の意向によって設立されたものですが、ここで各省庁の幹部の人事が決定されるのです。

以前は、各省庁の中で幹部が決められていましたが、内閣人事局ができて、幹部の人事権が内閣に取り上げられてしまったという訳です。

ということで、幹部になりたいと思っている官僚は、総理や内閣の顔色を伺いながら行動せざるを得ないというのは、自明の理です。

こんな仕組みがある限り、国民の共有財産が、一部の政治屋と官僚によって私利私欲の為に扱われるという問題は、今後も無くなりそうにありません。



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何がめでたい



上の女性は、作家の佐藤愛子さんです。

佐藤さんは、作家の父と女優の母との間に生まれ、異母兄には詩人のサトウハチローさんがおられます。

大阪市で生まれた佐藤さんは、今年で93歳になられます。

そんな佐藤さんが「ヤケクソがこもっている作品」と言われる本「90歳。何がめでたい」が、大変人気を博しています。

本日は、その本の極一部を紹介いたします。



「佐藤さん、お幾つになられました?」と訊かれて答えようとすると・・・
「えーと・・・90歳と5ヶ月・・・?いや6ヶ月かしら・・・つまり11月生まれだから、11、12、1、2、3・・・ところで今は何月?」とボケかけている脳ミソを絞らなければならない。
これからお嫁に行くとか、子供を産む人には年は大切かもしれないが、今となっては91でも2でも3でもどうだっていいよ!と妙なところでヤケクソ気味になるのである。


「90といえば卒寿というんですか。まあ!おめでとうございます。白寿を目ざしてどうか頑張って下さいませ」
満面の笑みと共にそんな挨拶をされると、
「はあ・・・有難うございます・・・.」
これも浮世の義理と思ってそう答えはするけれど、内心は「卒寿?ナニがめでてえ!」と思っている。


司会の羽鳥アナウンサーの指示に従って手元のボタンを押せば、頭の上に「おかしい」「おかしくない」のパネルが上る。
呆気にとられている私の目の前で、論客の問題提起が進んで行く。
「バスタオルというものはお風呂に入って綺麗な身体を拭くのだから、洗濯を毎日する必要はないのではないか」
これが「日本の未来を真剣に考えるトーク」だというのか!町内会の寄り合いの茶飲み話じゃないんだよ!
しかしこの問題は、恐らくテレビの構成者によって考え出され、出演者は否も応もなく言わされたものであろう。
発言する人達の胸中はいかばかりかと思いつつ、それにしてもよくもまあ、こんなに愚劣なことを考えるものだと、呆れるのを通り越して感心してしまったくらいである。


若者は夢と未来に向って前進する。
老人の前進は死に向う。
同い年の友達との無駄話の中で、我々の夢は何だろうということになった。
「私の夢はね、ポックリ死ぬこと」と友人は言った。
ポックリ死が夢?
「なるほどね」と言ってから、「けれど」と私は言った。
「あんたは、高血圧の薬とか血をサラサラにする薬とかコレステロールを下げる薬とか、いっぱい飲んでるけど、それとポックリ死とは矛盾するんじゃないの?」
すると憤然として彼女は言った。
「あんた、悪い癖よ。いつもそうやって私の夢を潰す・・・」
彼女にとって、ポックリ死はあくまで「夢」なのだった。
そうか、そうだった。「夢」なのだ。
彼女は十代の頃、アメリカの映画スター、クラーク・ゲーブルと熱い接吻をするのが「夢」だった。
ポックリ死はいうならば「クラーク・ゲーブルとのキス」なのだ。
現実にはつかめないことをわかっていての「夢」である。
「ごめん」と私は素直に謝った。
私達の「夢」は、とうとうここまで来てしまったのだと思いつつ。


93歳の佐藤さんと比べると、カリーノパパなど、まだまだ子供です。

お元気な佐藤さんを見習って、今日も楽しく過ごしたいと思います



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本当に安全なのか?



昨日、東京の国立劇場で「東日本大震災 六周年追悼式」が開催されたという。

そこで、安倍首相は「震災から6年を経て、復興は着実に進展していることを実感します。インフラの復旧がほぼ終了し、住まいの再建や産業・生業の再生も一歩ずつ進展するとともに、福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつあることを感じます」と語ったという。

それを聞いて、ミシェルのお父さんは「本当ですか?自分で現地に行って確認したのですか?」と問いたくなりました。

オリンピック招致の場で、安倍首相は世界に向けて「福島第一原発は、完全にアンダーコントロール」と大嘘をつきましたが、震災から6年経った今も汚染水は溜まる一方で、収束の目途も立っていないのが実情です。

また「福島においても避難指示の解除が行われるなど・・・」と語っていますが、避難解除などして本当に安全なのでしょうか?



3月11日ということで、殆どのテレビ局が東日本大震災の特集を組んでいますが、原発事故後の苛烈な実態を報じるものは少なく、安倍政権に尻込みしているのか、国の原発政策に対する批判的な報道は殆ど見られません。

そんな中、テレビ朝日の「報道ステーション」が、国が定める放射線量基準の「ダブルスタンダード」を真っ向から批判しました。

本日は、その報道内容の概要を御紹介します。

安倍政権は、10 日、避難指示地域について、福島第一原発がある双葉町と大熊町の一部を除き、帰還困難区域などを除いた全地域で解除することを決定した。

既に今月末に飯舘村の帰還困難区域を除く全域と、川俣町の一部地域の避難指示を解除することは決まっていた。

同時に、今月末には「自主避難者(1万世帯以上)」に対する仮設住宅の無償提供などの支援を打ち切る。

飯舘村は福島第一原発から約40キロメートルの地点に位置する、農業や畜産業を中心にした村で、事故前には約6000人が住んでいた。(原発の補助金は出ていない)

事故発生後、すぐには避難指示が出なかったが、原発の爆発で撒き散らされた放射性物質が強い風に乗り大量に浴びた。

飯舘村の酪農家・長谷川健一さんは、2011年5月を最後に、家族で別々の場所への避難を余儀なくされた。

自宅の前は、除染で削り取られた汚染土が積載したままだが、撤去の目処は立っていないという。

元々農地だったその場所には、汚染土を入れた大量の袋が積み上げられている。

大量の袋と富川アナの距離は約10メートルほどだが、富川アナが線量を計測すると0.77マイクロシーベルト。

除染基準の3倍以上の数値だ。

そうした環境で、政府は避難指示を解除、自主避難者に対する援助を打ち切るのだ。



国は避難指示地域で除染作業を行ってきたが、その基準の毎時0.23マイクロシーベルトは、一般の人の被曝限度である年間1ミリシーベルトから導かれたものだ。

ところが、長谷川さんの庭先で線量を調べると、毎時1.2〜1.3マイクロシーベルト(除染基準の約5倍の数値)を計測。

長谷川さんは「山が放射性物質の供給元だと思う」と語る。(広島大の教授も同意見で、放射能が風で運ばれてくる)

飯舘村の約7割を占める山林では、除染は殆ど行われていないのだという。



長谷川さんは 「現実に土壌の汚染度合いを調べてみても、やっぱり汚染されてるから。果たして、我々が、ここで牛乳を生産して『安心、飲んでみろ』って、そんなこと言えない」と語る。

これで本当に除染が進んだと言えるのか?



国は、年間線量が20ミリシーベルト以下になった地域から避難指示を解除するが、これは一般の被曝限度である年間1ミリシーベルトの実に約20倍の数値だ。

しかもこの数値は、事故直後、内閣官房参与だった小佐古敏荘東京大学教授が「この数値(年間20ミリシーベルト)を乳児、幼児、小学生に求めることは、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と涙ながらに訴えて、参与を辞任するきっかけとなった数値でもある。



政府が避難指示の基準とした20ミリシーベルトという数値基準の拠り所は、ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告だという。

テレビ朝日はフランスに飛び、ICRP副委員長のジャック・ロシャール氏に話を聞いた。

すると、ロシャール氏は「年間20ミリシーベルトの被曝は、長期間続くと安全ではない。ICRPでは『事故後の落ち着いた状況では、放射線防護の目安は1〜20ミリの下方をとるべき』と勧告している」と驚くべき事実を口にしたのだ。

つまり、元々ICRPは「20ミリでは危険」との認識を示していたのである。

同じく、ICRPの甲斐倫明専門委員も「事故直後の20ミリというのは、ある意味で緊急時の数値でしたから、こういう環境回復の段階ではもっと別な数値を選んで、20ミリと1ミリの間のなかで目標値を立てて、1ミリに近づけていきなさいというのがICRP的な考え方です」と語っている。

ICRPが示していたのは「20ミリ」ではなく「1ミリに近づける」ということだった。

報道ステーションは、この“二つの基準値”を「ダブルスタンダードではないのか」と強く疑義を呈する。

今回の避難指示解除で、故郷に戻ろうと考えている人もいるが、食品売り場を始め、医療や介護施設などのインフラは整っておらず、主な産業である農業や畜産業の再開も茨の道だ。

当然、健康被害への不安も尽きず「帰りたいけれど帰れない」という人がたくさんいるのだ。

長谷川さんも「いずれは故郷に戻りたい」と考えている一人だが、現段階ではそれは難しいと吐露する。

長谷川さんは、更に「東京が1ミリシーベルトで、なんで福島が20ミリシーベルトなんですか? まったくの差別でしょ、こんなのは。ものすごい怒りを覚えます。なんで我々だけがそうなんだ」と語ります。

番組では、2014年に避難指示が解除された隣の南相馬市高倉も取材し、除染が不十分な場所が少なくないにもかかわらず、国が再除染を渋っている現実があることを伝えた。

更に避難解除基準に内部被ばくが入っていないという点を指摘し、土壌汚染がチェルノブイリの規制区域基準より大幅に高いところがある事実まで見せた。

だが、安倍政権は、差別的な二枚舌で避難指示を解除し、自主避難の支援を打ち切るなど、人々から選択肢を奪うことで強引に「福島の復興」を演出しようとしている。

そこに、2020年の東京五輪招致のため「アンダーコントロール」と嘯いた安倍首相の思惑があるのは間違いない。

政権の圧力に萎縮しきったテレビメディアからは、年々、震災と被災地そして原発の扱いが小さくなっている。

恐らく、「報道ステーション」のこの報道にも、政府からの圧力が加わるのは確実だろう。

安倍政権に対しては、東京五輪で金の無駄遣いをする前に、なさねばならないことが山ほどあることを突きつけていかなければならない。
 


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原発が標的になる怖さ



先日、北朝鮮が日本海に向けて4発のミサイルを同時に発射しました。

その後、北朝鮮は「在日アメリカ軍基地を攻撃する 部隊による発射訓練だった」と声明を出しました。

もしアメリカと北朝鮮が戦争状態に陥った場合、北朝鮮のミサイルの標的が在日米軍基地となることは、今回の北朝鮮の声明でも裏付けられました。

複数のミサイルを全て撃墜するのは困難と言われていることを考えると、在日米軍基地周辺に住む人々は大きな危険性に晒されているのかもしれません。



もし日本が、この戦争に巻き込まれた場合、北朝鮮のミサイルの標的が日本の原発に変わる可能性も少なからずあるように思えます。

チェルノブイリや福島第一原発事故の例を見ても、原発が破壊される時の被害の甚大さは容易に想像されます。

実際、北朝鮮は過去に日本の原発を標的としたミサイル攻撃についても言及しています。

そのような観点から、日本の原発は、地震や津波だけではなく、ミサイルやテロ攻撃のリスクもあると言えそうです。

日本国土を人間に例えると、身体にダイナマイトを括り付けて、敵の銃口の前に立っている状態と言えるのかもしれません。



今回の北朝鮮のミサイル発射訓練を受けて、政府は軍備にかける費用を更に増大し、アメリカからミサイル防衛システム「THAAD」の購入を早めるものと推測されます。

しかし、かつて自民党の国会議員が「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるのか?」と疑問を呈したように、この種の対応は巨額の費用がかかるだけで、撃ち落とせるという確証は無いのが実情です。



1984年、外務省は原発が標的になった場合の被害をシミュレーションしましたが、原発反対運動が広がることを恐れ、「最大1.8万人が急死」という結果を公表しませんでした。



ドイツでは、 「航空機衝突に原発内の設備が持ちこたえられるように 設計基準で定めたり、作業員の身元調査などさまざまな対策が講じられているが、 対策には限界がある」と警鐘が鳴らされました。

ドイツでは実際に航空機の原子炉への衝突に関する影響評価が実施され、古い時代に建設された原発は「小型ジェット戦闘機の突入に耐えられない」という理由で閉鎖され、現存の原発も「中型及び大型の民間旅客機の衝突に耐えられるかという点では、未解決の問題が残っている」と発表されています。

一方、日本では、東芝で原子炉格納容器の設計に携わった後藤政志氏が、 「日本では航空機衝突などの事故リスクが10のマイナス7乗回/炉・年以下であれば、評価する必要がないとされていて、全ての原発がそれ以下で設定されている」と語っています。

また、軍事専門家達は、「厚さ6メートルのコンクリートを貫通させる爆弾もあることから、最悪の状況に対する備えも必要」と語っています。

そして、延世大学(韓国)のキム・ジャンホ教授(土木環境工学科)は、「ミサイルのような強烈な爆発が起こった場合、強度を高めたコンクリートはむしろ弱く、容易に真っ二つになりかねない」とも語っています。



政府は「集団的自衛権の為に憲法を改正する」などと言っていますが、果たしてそんなことでリスクを減らすことができるのでしょうか?

原発を無くし、在日米軍基地を無くすことの方が、遥かに有効なリスク低減策のように思えます。

そして、日本政府がすべきことは、トランプ大統領に対して「早急に米朝協議を行なうべき」と提言することではないでしょうか。 



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第2の森友学園?



連日、森友学園への異常な国有地払い下げ問題がテレビで報道されています。

そして、まだテレビでは報道されていませんが、週刊朝日が「第2の森友学園」とも思える疑惑を報じています。

その記事の内容とは・・・(以下、記事の抜粋です)

愛媛県今治市議会で、3月3日、可決された2016年度補正予算案の内容が、にわかに注目を集めている。

この決定は、今治市内の公有地を、新設される岡山理科大獣医学部の用地として無償で譲渡するというもの。

広さ16.8ヘクタール、約36億7500万円相当の広大な土地をタダであげ、さらに23年までの学校の総事業費192億円のうち、半分の96億円を市の補助金で負担するという、まさに至れり尽くせりの厚待遇である。

この一件に首を傾げるのは、地元選出の自民党・村上誠一郎衆院議員だ。

「過疎地の今治に大学をつくって採算が合うのか。党獣医師問題議員連盟会長の麻生財務相や文教族の大物なんかも当初は認可に反対していたのに、同地が国家戦略特区に選ばれて認可が決まった途端に何も言わなくなった。財務相が反対していた案件がひっくり返るのだから、よほどの『天の声』があったとしか思えない」

事情を調べると、またも安倍首相夫妻の“お友達”人脈が浮かび上がる。

岡山理科大を運営する学校法人加計学園グループは、岡山県を中心に全国で大学、専門学校、高校、中学校、小学校、幼稚園など29の教育施設を運営する一大組織。

その2代目である加計孝太郎理事長は、安倍首相の40年来の友人として知られる。



朝日新聞の首相動静からも、親密ぶりが伺える。

加計氏は、2013年11月以降の約3年間で安倍首相と14回も面会。

昭恵夫人も同席で夕食をとったり、山梨県鳴沢村の安倍首相の別荘に招かれてゴルフをしたりと、家族ぐるみの親密な付き合いであることがわかる。

安倍首相は、2014年5月、加計学園が運営する千葉科学大学の行事で「どんな時も心の奥でつながっている友人、私と加計さんもまさに腹心の友だ」と語っている。

更に、昭恵氏は、2015年9月、加計学園が運営する認可外保育施設「御影インターナショナルこども園(神戸市)」を訪問し、保護者らを前に名誉園長就任を受けた講演を行っている。

昭恵夫人は、そこの「名誉園長」を務めているのである。

どことなく、森友学園問題を連想させるような親密ぶりだ。

だが、今治市に新設する大学の認可をめぐる流れを見ると、さまざまな疑問が湧き上がる。

そもそも大学の獣医学部には全国で定員枠があり、学部新設のハードルは高い。

「2007年から加計学園の知見もお借りし、規制を解くため国に構造改革特区の設置を提案しましたが、日本獣医師会の反対などもあり、膠着状態でした」(今治市)

長年の膠着状態が急変するのは、第2次安倍政権の誕生以後だ。

2016年11月、安倍首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議が「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り」獣医学部の新設を認めるとの決定を行い、翌2017年1月には岡山理科大獣医学部の今治市への誘致がトントン拍子で決定したのだ。

新設に反対してきた日本獣医師会の境政人専務理事はこう不満を口にする。

「今回の国家戦略特区会議やその下の分科会にも私たちは一切呼ばれず、直接意見を述べる機会が無かった。パブリックコメントの募集に対し、反対意見を出しただけです。非常に短い期間で決められてしまった。初めから結論ありきのようで、大変残念でした」

一方、同会議の今治市分科会には、前愛媛県知事の加戸守行氏が出席。

同氏は「日本会議」関連の行事に出席し、安倍首相が本部長の「教育再生実行会議」の有識者メンバーを八木秀次氏、曽野綾子氏らとともに務めたこともある、首相の「右派人脈」のお仲間である。

政府が特区で獣医学部を設置する事業者を募集したのは、2017年1月4~11日のたった8日間で、応募したのは加計学園のみ。

まるで加計学園のための制度改正だったようにも見える。



加計理事長は政府の決定と時期が近い2016年10月2日と12月24日に、安倍夫妻らと夕食を共にしている。

急展開の誘致決定をめぐっては、地元からも疑問の声が上がっている。

今治市選出の愛媛県議・福田剛氏(民進党)はこう語る。

「10年も動かなかった話が突然、戦略特区に決まって、来年4月にはもう開校予定だという。あまりに拙速で腑に落ちませんし、政治の力が動いたのかな、とも感じます。タオルと造船の町の今治で岡山の名を冠した獣医学部というのも違和感がありますし、コストパフォーマンスにも疑問がある。補助金には県からの資金も投入されるというので、本格的に調査します」

加計理事長の愛媛県の関係者も、こういぶかしむ。

「獣医学部新設の件は、農水省に行けば文科省に行け、文科省に行けば農水省に行けとたらい回しにされるような案件。安倍さんと加計さんの近すぎる関係があるから、今回の認可は大丈夫かと逆に心配されてます」

民進党は、この問題も国会で取り上げる構えを見せる。

調査チームの福島伸享衆院議員はこう語った。

「募集期間がたった1週間で突然、許可申請を下す手続きは適正なのか。教育関係者はみんな新規に学校をつくりたがっていて、総理に近い人だからつくりやすいということなら大問題です」


ちなみに、「国家戦略特区の狙いは、国民の見えないところで規制緩和できる仕組みを作ること」と言われており、大きな問題になっています。




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言い訳と責任転嫁



普通の人間は、言い訳を考えることが多いように感じます。

ミシェルのお父さんも同様で、人生を振り返ってみると、勉強やスポーツなどにおいて、言い訳をすることが多かったように思います。

そして、言い訳をしている限り、人間は進歩しないことを学びました。

ミシェルのお父さんがロンドン勤務だった当時の上司であったYさんは、何事にも慎重なお父さんとは性格が真逆で、何事にもイケイケドンドンの人でした。

このYさんのことで「素晴らしい」と思ったのは、Yさんは、仕事においても遊びにおいても決して言い訳をしないことです。

そして、Yさんは「部下には、やりたいように仕事をやらせてくれ、責任は自分が取る」という人でした。

会社で出世した人の中には「失敗は部下のせいにし、成功は自分の手柄にする」という人が多いのですが、Yさんは、その点でも真逆の人でした。



そのYさんが、ロンドンに赴任して8年が経過した頃にフィリピンに転勤となり、営業所の所長を務めることになりました。

そして、日系大手企業から高層ビルの建設工事を受注しました。

ところが、コンクリートの躯体が殆ど完成した頃に不具合が見つかりました。

フィリピンの一流の下請け業者を使っていたそうですから、問題を早期に発見することができなかった技術的な難しさがあったのかもしれません。

Yさんは営業所の所長なので、直接は工事に関与しておらず、工事現場には他の社員が常駐していました。

普通の上司であれば、現場に常駐していた社員に責任を取らせるのですが、Yさんは言い訳を一切せず、自分が責任を取って会社を辞めました。

Yさんがフィリピンに転勤後、ミシェルのお父さんは、Yさんの後任として工事の最高責任者となり、部下を使う立場になりましたが、何か問題が起きれば、Yさんと同様に、自分が責任を取る覚悟で常に仕事に臨んでいました。



一方、昨日の石原元都知事の記者会見を見ていて、「この人は、組織のトップに居るべき人ではないな」と改めて感じました。

そして、豊洲問題には、日本の組織の典型的な悪さが潜んでいるように思いました。

その悪さとは、「非常に多くの人が関与しながら、責任範囲が曖昧で、問題が起きても誰も責任を取ろうとしない」という体質です。

どのような事情があったにせよ、最高責任者である都知事として裁可したからには、言い訳はせず、石原氏が全ての責任を負うべきだと思います。

ミシェルのお父さんが、最も疑問に思ったのは、契約書の内容も確認せずに裁可したことです。

石原元都知事は「瑕疵担保の問題は、専門的すぎて、交渉の当事者に委ねるしかないじゃないですか。それを担当している浜渦なり、その後任者に任せるしかない」と言いましたが、瑕疵担保の問題は、石原氏が理解できないほど難しいことではありません。

更に石原氏は、契約内容について「自分は商売したこともなく、瑕疵担保のことなども含めて副知事や専門家に任せてあった」と言い、いかにも「責任は副知事や専門家にある」というようなことを話しましたが、これはとんでもない言い訳であり、かつ責任転嫁だと思います。



ミシェルのお父さんが、ロンドン勤務の最後に担当した工事は、セントポール寺院近くに建設した6万㎡のオフィスビルでした。(完成後、世界最大の投資銀行であるゴールドマン・サックス社の欧州本社ビルとなりました。上の1~3枚の写真)

この時、工事を担当するお父さんの建設チームとゴールドマン・サックス社は、双方とも英国でトップ3と評価される弁護士を雇用し、長い日数をかけて契約内容を交渉し、大変分厚い契約書をまとめ上げました。

同様に、お父さんの建設チームは、何社もの(業種別)下請け業者とも交渉し、大変分厚い契約書を作成しました。

ミシェルのお父さんは、法律家でもなく、英国人でもないので、契約交渉に参加したり、英語で書かれた分厚い契約書に目を通すのは容易なことではありません。

しかし、その内容を熟知していなくては、仕事を滞りなく完成することなど不可能です。

一方、日本の建設工事の契約書は、海外工事の契約書と比べると大変簡素で、しかも日本語で書かれています。

所々に法律用語は使用されてはいますが、読みさえすれば、理解するのは難しいことではありません。

にも関わらず、石原氏は契約内容(特に瑕疵担保条項)も理解せずに裁可したとしたら、それは怠慢以外の何物でもなく、石原氏自身の責任であることは明白です。



石原氏は、もしかすると「週2~3日しか登庁せず、あとは自宅で小説を書いていたから、契約書に目を通す時間が無かった」とでも言い訳するのでしょうか。

日頃から勇ましいことばかり言っていて、他人の悪口ばかり言っている石原氏ですが、問題が起きる度に他の人に責任転嫁する姿は、誠に醜い限りです。

軍艦などの船長は、敵の攻撃にあって沈没する際には、部下の命を守ることを優先して避難させ、自分は最後まで船に残ると聞きますが、石原氏には、そのようなトップとしての自覚や責任感は無いのでしょうか?



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プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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