環境保全



これは、今朝の富士山です。

散歩に出かける時は、雲一つ無い青空が広がっていました。

都心で暮らしていた時よりも、空気が美味しく感じられます。

このような美しい自然を、これからも大切にしたいと思いますが、気になるニュースも伝わって来ます。

中国からはPM2.5による大気汚染、そして日本では福島第一原発による放射能汚染。



先日、ニュースで「福島第一原発に接する湾で採取したアイナメから、これまでで最大となる1kg当たり51万ベクレルの放射性セシウムが検出された」と伝えられました。

この値は、国の食品基準の5100倍にも当たります。

それにも関わらず、放射能汚染された水の貯蔵が限界に達しようとしていることから、東電では、その水を海に放出しようとする案を検討し始めたそうです。

放出に当たり、東電は、汚染水から放射性物質を除去する為に新型の浄化装置を導入し、今月中にも試運転する計画とのことです。

しかし、当然のことながら、地元漁業関係者は反対しています。



都内で開かれた原子力規制委員会の検討会で、貯まり続ける汚染水への対応について、東電の担当者は「新浄化装置で処理する。海洋放出をする場合、関係者の理解を得たい」と説明しました。

これに対し、安倍首相は「安易な海洋放出は行わない」と釘を刺しました。

福島第一原発の敷地内にある汚染水は、約36万㎥にもなります。

この内、1~4号機の原子炉建屋に約8万㎥、他の建屋などに約4万㎥あり、残りが貯蔵タンクの約24万㎥(ドラム缶約118万本相当)です。



東電は、現在、セシウム吸着装置を使い、汚染水から放射性セシウムなどを除去しています。

その後、淡水と濃縮塩水に分離し、淡水は溶融燃料の冷却に再利用し、濃縮塩水をタンクで貯蔵しています。

建屋地下には、毎日約400㎥の地下水が流入していますが、浸入経路は特定できていません。

また、貯蔵タンクの濃縮塩水や冷却に使う淡水には、セシウム以外のストロンチウムなど多数の放射性物質が残存しています。

この為、原子力規制庁幹部は「貯蔵タンクから、一般環境中に漏れ出す危険性が常に潜んでいる」と懸念しています。



海への放出を考えて、東電は、新浄化装置「アルプス」を導入しました。

しかし、「アルプス」は、これまでに検出された放射性物質63種類の内、設計上は62種類を除去する能力を持ちますが、放射性トリチウムは技術的に分離できません。

汚染水などのトリチウムの濃度は、1立方センチあたり約1300ベクレルあり、国の排出基準値の同60ベクレルを超えています。

この為、原子力規制委員会は、アルプスでの処理後も濃縮塩水を敷地内に貯蔵するよう求めました。

トリチウムに詳しい東大の田中教授は「カナダで除去装置が稼働しているが、福島のように大量の汚染水から除去するには非常に巨大な装置が必要になる。除去は非現実的で、仮に海洋放出するとしても、薄めて基準値以下に濃度を下げるしかない」と語っています。

汚染水、汚染土壌、汚染瓦礫の処分が問題になっていますが、今や、使用済み核燃料の行き場所も無くなっているのが実情です。 

このように、放射能という半永久的に続く危険性に直面している日本ですが、いまだに原子力の推進を表明している人がいることに、大いなる疑問を感じます。



★ランキングに参加中です。
↓ポチッと押して下さると嬉しいです♪

スポンサーサイト

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

No title

いまだに推進する人達の無責任さ信じられませんね。
汚染水の維持、汚染物質の除去にどれだけの金額がかかっているのでしよう。
東電のお偉いさんは、その分も値上げし、自分達はのほほんと暮らしていると思うと腹が立って仕方ありません。
海洋放出、もってのほかです。

No title

マスコミの報道も、当たり障りのないことばかりですが、本当に収束できるのか不安を感じます。
何しろ前例の無いことをやろうとしているのですから。
汚染水にしろ、汚染土壌にしろ、何処にやろうと放射能が消えるわけではありませんから、住民は生きている限り放射能の恐怖と直面しなければなりません。
原子力推進を唱えている人達には、原発の敷地内に住んでみてもらいたいですね。

Re: No title

>レグルスさん
レグルスさんの仰るとおりですね。
日本の電力会社は独占企業みたいなものですから、競争の原理が基本的に無いと思います。
電力会社の都合で料金を決め、それを国民に押し付けるだけという状態です。
今回の福島第一原発の問題の根底には、そのような電力会社の思いあがりが潜在しているようにも思えます。
もうこうのような会社は解体し、もっと競争の原理が通用する組織に変えるべきだと思います。

Re: No title

>MACさん
政府、マスコミ、電力会社は、基本的に持ちつ持たれつの関係にありますから、思い切ったことは出来ないのでしょうね。
原発を無くすことを決めたドイツを参考に、国民の意思を政治に反映させることを真剣に考えていかなくてはいけないと思います。
それには、アメリカやイギリスのように、二大政党のような政治形態が良いのかもしれませんね。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
人気ブログランキング