ヨーロッパのスキー場

ミシェルのお父さんは雪国育ちで、父親がスキー指導員だったこともあって、ヨチヨチ歩きの頃からスキーを始めました。

大きくなってからは、競技スキーを始め、大学時代は主将も務めました。

大学卒業と共に競技スキーは止めるつもりでしたが、会社のスキー部を統括していた人から勧誘され、建設業のスキー大会にも出場することになりました。

会社のスキー部の中にも本格的に競技スキーをしていた人がいたこともあって、お父さんの会社は、10連勝以上する程の強さを誇りました。

そんなお父さんですから、ロンドン勤務当時は、クリスマス休暇を利用して、毎年、スイスやオーストリアやフランスのスキー場に行きました。

本日は、そんな思い出の一端を御紹介させていただきます。



ヨーロッパで最初にスキーに行ったのは、スイスのグリンデルワルドでした。

スキー場として最高というわけではありませんが、グリンデルワルドそのものに興味を抱いていたからです。

ここには、アイガーやユングフラウという有名な山があり、想像どおりの素晴らしい村でした。

初めてのヨーロッパスキーということで知らない事もあり、恥ずかしい経験もしました。

スキー旅行ということで、日本と同じように、スキーウェアとカジュアルな衣類だけを持っていったのですが、クリスマスの日の夕食でビックリしたのです

なんと他のスキー客は、全員がスーツやドレスを着ているのです。

一方、我が家は、全員がカジュアルウェア

そうなんです。ヨーロッパでは、クリスマスの日は、スキー場といえどもオシャレをするのです。

恥ずかしい思いをしましたが、これも良い経験でした



グリンデルワルドには、冬しか行ったことがありませんが、春から夏にかけての季節にも行ってみたいと思っています。

きっと高山植物が綺麗だと思います。

スイスの美しい山村への憧れが、河口湖に移住を決めた理由の一つでもあります。



グリンデルワルドでは、スキーを小休止して、インターラーケンにも行ってみました。

美しい湖と建物が、とても印象的でした。



インターラーケンでは、焼き栗が売っていました。

元々、栗が大好きだったので、直ぐに買って食べましたが、凄く美味しかったのを覚えています。



お父さんの実家には、何故か、マッターホルンの大きな写真がありました。

子供ながらに「凄い迫力のある山だな」と思い、脳裏に刻み込まれました。

「いつか行ってみたい」と思っていたのですが、ついに実現することが出来ました。

初めて見たマッターホルンは神々しく、まさに「人生観が変わる」と言っても過言ではありません。

標高4,000m位までケーブルカーで行くことが出来るのですが、ANRIお姉さんを前に抱き、生後6ヶ月だったYUKIお姉さんを後ろに背負い、4,000mの高さから一気に滑り降りました。

今思えば、ANRIお姉さんとYUKIお姉さんが酸欠にならなかったのが、不思議なくらいです



ヨーロッパのスキー場では、スキーよりも、ホットワインを飲みながら日光浴を楽しんでいる人が多いように感じます。

リフトやケーブルカーも、長時間、並んで待つということはありません。

日本人は、朝から夕方まで滑りどおしでクタクタになりますが、ヨーロッパの人達は、もっと余裕を持ってスキーを楽しんでいます。



ツェルマットのメインストリートには、高級ブランド品のお店が並んでいます。

ここを格好の良いヨーロッパの人達が歩いていると、まるで映画の世界のようです。

村と言っても、人も建物も都会以上にセンスが良く、都会の人が村に憧れる理由も理解出来ます。

日本とは、大いに異なる一例かもしれません。

ツェルマットは、ガソリン車の走行が禁止されていることでも有名です。

環境保全の為、村の中を走るのは、電気自動車か馬車だけです。



村の雰囲気の良さという点では、オーストリアも最高です。

上の写真は、キッツビュールです。

まるで御伽の国のようでしょ

色々なカラーの建物が並んでいますが、決してケバケバしくなく、見苦しい看板や電柱などもありません。

室内も大変センス良くコーディネートされています。



キッツビュールは、有名なスキー選手を生んだことでも知られています。

冬期オリンピックで初めての三冠王になったトニー・ザイラーさんも、その一人です。

彼は大変ハンサムだったので、引退後は、「黒い稲妻」や「白銀は招くよ」などの映画にも出演しました。

また、キッツビュールのスキー学校の校長も務めており、YUKIお姉さんは、彼の学校に入学しました。

講習最後の日にオーストリア国家検定試験が行われますが、YUKIお姉さんは、見事に合格しました。

ザイラーさんが、合格証とメダルを授与してくれるのですが、お父さんの方が興奮してしまいました



上の写真は、フランスのバル・ディ・ゼールというスキー場です。

ここも大変有名なスキー場なのですが、建物の質の高さには驚きました。

全ての建物のデザインが統一されていて、低層部は石積み、高層部は木造といった構成になっています。

その為、村全体が、とても美しく自然に調和しています。

安っぽく、マチマチのデザインの建物が多い日本のスキー場とは、大きく異なります。



お父さんは、モンブランの氷河を滑るという大変貴重な経験もしました。

氷河の斜面はアイスバーンになっている箇所も多く、参加できるのは、ある程度以上の技術を持った人だけです。

しかも、クレパスに落ちたら大変ですので、コースを熟知したガイドの人の誘導に従って滑ります。

途中でガイドに促され、山頂の方に目をやると、シャモア(鹿の仲間)が悠然と立っていました。



上の写真は、「世界最大のスキー場」とも言われているフランスのトア・バレーです。

日本語では、「3つの谷」という意味ですが、世界一と言われるのが相応しい広大なスキー場です。

日本で「広いスキー場」と言えば、志賀高原ですが、トア・バレーは、志賀高原を高さ的にも広さ的にも数段スケールアップしたような感じです。

日本の有名なスキー場の頂上附近の高さは、せいぜい1,500m~2,000m程度ですが、ヨーロッパのスキー場は、3,500m~4,000m程もありますから、無理もありません。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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No title

本当に夢のような雪景色と街並みです。美しい街並みを
守る為に、様々な規制があるのでしょうね。本当に
お伽の国の様な街ですね。日本の村とはだいぶ違いますね。

それにしても、カリーノパパさん、ANRIお姉さんとYUKI
お姉さんと一緒に滑降されたり、モンブランの氷河まで!
本当に凄いですね!驚きました。南国育ちの私には想像
できない体験です。トニーザイラーさんまで登場!
今日は驚く事ばかりでした。有難うございました!

No title

一枚一枚の写真の風景が美しくて、
本当に心に染み入るかのような気がします。
素晴らしい体験をされたのですね。
『白銀は招くよ』って映画、観た記憶があります。
「初雪〜 光る!光る!
 冬山〜 呼ぶよ!呼ぶよ!
 ヤーヤッホー ヤーヤッホー
 こだま〜が応〜えるよ!」って歌えちゃったりします。

No title

↓新兵器素敵ですね~

デザインもお洒落!!

ヨーロッパ、いつかは行って見たいと思ってるんですが、このお写真見ちゃったら今すぐにでも行きたい気分です!!

ドイツに昔住んでた友人が、『焼き栗よく食べたなぁ~』って言ってたのを思い出しました^^

小粒で美味しそうですね!

Re: No title

>勘太‐モモのママさん
スキーヤーにとっては、まさに夢のスキー場ばかりですv-410
建築を職業とする者にとっても、夢のような場所かもしれません。
一つの理想の形と言っても良いかもしれませんね。

13年間のロンドン勤務のお陰で、ヨーロッパの有名なスキー場は、一通り行くことが出来ました。
子供の頃のヒーローであり、憧れの人だったトニー・ザイラーさんと会い、お話まですることが出来たのは、まさに夢のような出来事でした。

Re: No title

>タフちゃん
ヨーロッパは、都会も美しいでうが、田舎は、それ以上に美しい所がいっぱいあるように思います。
どこを撮っても絵になると言っても、過言じゃないかもしれませんね。
残念ながら、日本の田舎とは、かなり差があるように思います。
しかも、田舎の人達が、本当に村を愛し、誇りを持っている点も凄いと思います。

設計本部から国際事業本部に異動したのは、サラリーマンとしては不利なことも多かったように思いますが、人生の楽しみや経験という点では、本当に得難い機会だったと思っています。
もし一つの部署に固執していたら、井の中の蛙のままで終わっていたかもしれません。

Re: No title

>流花・桃花ママさん
はい、とってもユニークなファンですよねv-410
薪ストーブの熱だけでモーターが回転するというのが凄いです。

NZも素晴らしいと思いますが、ヨーロッパもいいですよ。
カリーノパパの日本への帰国が、あと2年遅ければ、早く会社を辞めて英国に永住したと思います。
(英国に赴任して4年目で永住権は取得していました)

スイスの栗は小粒で、とても甘かったことを覚えています。
いつになるか分かりませんが、また行ってみたいと思います。

No title

いやあ、素敵ですね。
ヨーロッパのスキー場が、リゾート地であり、社交場であることがよく解りました。
日本の貧乏くさい(^_^;)スキー場とは大違いですね。

Re: No title

>ttingさん
はい、羨ましい限りの環境です。
ttingさんが言われるように、ヨーロッパのスキー場は、スキーをするだけの場じゃないのです。
まさに社交場でもあるのです。
ヨーロッパのゴルフ場も同様のことが言えると思います。
それと、日本のスキー場は、基本的にスキーだけですが、ヨーロッパのスキー場は、冬以外にも景色を楽しむ観光客が多いのです。
日本の貧乏くさいスキー場とは、本当に大違いですねv-411
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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