無償の愛

先日、いつもブログを読んでコメントをくださる勘太‐モモのママさんから、殺処分の期限が迫っている2頭の野犬のことを知らせていただきました。

本日は、そのことについて書いてみたいと思います。



2頭の野犬の内、茶色の毛のワンちゃんは、人が近づくと威嚇するそうで、身体に触れるのは容易ではなかったようです。

恐らく、長い野犬生活の間に、暖かい人間の心に触れることもなく、自分自身を守る為に、そのようになったのだと推測されます。

保健所などに収容された犬をレスキューし、その里親を探すという活動をされておられる「長崎 Life of Animal」の代表さんは、今回も「何とか救いたい」と思われました。

しかし、他にもレスキューした犬が多数いて、既に収容できるキャパシティーの限界に来ています。

そして、レスキューされた犬の面倒を見てくれるスタッフの人数にも限りがあります。

代表さんは、「何とか救いたい」という気持ちと、現実の間で、心が張り裂けそうになるほど苦しみます。

2頭の野犬の殺処分の日は、数日後(月曜日)に迫っていました。

一日一日は早く過ぎ、とうとう殺処分の日が来てしまいました。

代表さんは、当日の朝「救えないのなら、せめて最後の時を見届けたい」という気持ちで、2頭の野犬が収容されているセンターに向かいました。

代表さんが茶色の毛のワンちゃんに近づくと、これまで威嚇していた子とは思えないくらい元気がなく、身体を触らせてくれました。

代表さんの長いレスキュー歴の中でも、このような反応は例がなく、威嚇する犬は、最後まで威嚇し続けるのが普通だそうです。

茶色の毛のワンちゃんは、恐らく、自分の死期が近いのを悟ったのではないでしょうか。

そんなワンちゃんを見て、代表さんは、いたたまれず、レスキューを決断されたそうです。

この2頭の野犬をレスキューすることによって、代表さんとスタッフの御苦労は、これまで以上に大変になることは明白です。

代表さんは、それでも、2頭の野犬を見殺しにすることはできなかったのです。

勘太‐モモのママさんから、そのことを知らされたミシェルのお父さんは、目頭が熱くなりました。

代表さんの犬達に対する愛情には、ただただ頭が下がる思いです。



日本には、スポーツなどで活躍した人に対して、国民栄誉賞が与えられます。

ミシェルのお父さんは、それを否定する気持ちは毛頭ありませんが、「もし自分が政治家なら、自分のことを犠牲にしてでも他の人(動物も含めて)を助ける人こそ表彰したい」と思っています。

その理由の一つは、人が生きていく上で最も大切なことは、学歴でもなく、経済力でもなく、地位でもなく、競争に勝つことでもなく、愛情だと思っているからです。




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テーマ : 犬との生活
ジャンル : ペット

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有難うございます!

パパさん、今回、ライフさんと野犬ちゃんの事、
取り上げて下さり、本当に有難うございます!
本当に、命の期限を決められた野犬ちゃんの
恐怖を察しているかの様な様子には、心が動か
されるとはいえ、大変な苦労を背負う事を覚悟
しての行動、正しく、動物達への愛があるのみ
ですね!レスキューされる方々の日々の心労は
想像を絶するものがあります。全ての命を救え
ないという現実があるからです。支援する側の
者として、現場の皆様の辛さ、苦しみも共有し、
殺処分ゼロを目指して、頑張っていきたいと
思います。本当に有難うございました。

No title

↓紅葉とっても綺麗♪

レスキューによって保護されたお二人!

良いご縁があるように願うばかりです^^

そしてレスキューされた方達、2つの命を救われ、これからご苦労の方が多いと思うのに・・・・

人として尊敬します!!

No title

犯罪を犯したわけでもないのに、このような所に閉じ込められて死を待つというのは、本当にひどすぎます。
このワンちゃん達が、いったい何をしたというのでしょうか。
御自分の苦労も顧みず、2頭のワンちゃんを救った代表さんには頭が下がります。
こういう事実を知って、一人でも多くの人が不幸なワンちゃんが生まれないように協力し合うことを願います。

代表さん 頑張って下さい!

いつも楽しく拝見させて頂いています。
アンジェちゃんやミシェル君の様々な表情に、コメントしたいと思いながら、なかなか書き込めなくて・・・・・・すみません。

殺処分のワンちゃん達のこと、本当に痛ましいです。我が家の近くにも、殺処分寸前のワンちゃんを引き取って育てていらっしゃる方がいて、散歩で会うといつも頭が下がる思いがしています。

この代表の方のお陰で助かったワンちゃん達・・・・・・みんな幸せになってほしいです!

下記のミシェル君のお父さんの言葉・・・・・・ジンときました。暖かいお人柄が表れています。だから、周囲に人が集まってくるのでしょうね。

ミシェルのお父さんは、「もし自分が政治家なら、自分のことを犠牲にしてでも他の人(動物も含めて)を助ける人こそ表彰したい」と思っています。

その理由の一つは、人が生きていく上で最も大切なことは、学歴でもなく、経済力でもなく、地位でもなく、競争に勝つことでもなく、愛情だと思っているからです。

・・・・

目頭が熱くなるの、わかります。
好きで野犬になったわけではないし、これまで自分を守るために威嚇して来たのだから、いきなり人間に身を寄せるなどありませんよね。
でも、そんな子が威嚇もしなかったなんて・・・
自分の命の終わりが近い事を悟ったんですよね。人間よりも本能で生きてる彼らは、そんな感性が敏感だと思います。
papaさんが仰るように、国民栄誉賞などが与えられる人は確かに立派です。
でも、人知れず小さな命を守り日々活動なさってる方がどれだけ多くいるかと思うと、そういう方をもっともっと世間に知って貰うようにして、多くに啓発していくべきです。
子犬でなければ懐かないといった誤解も解かねばいけないでしょうね。
愛情さえあれば、殆どの子は心を開くし愛を返してくれるのですから・・・・・

No title

今回の記事を拝見し、改めて日本での殺処分の現実に胸が張り裂けそうな気持ちになりました。代表の方々がレスキューできないならせめて最後を見届けたい、とセンターに向かわれたのは並大抵の事ではできません。本当に頭が下がります。そして新たなチャンスをつかんだワンちゃん達に幸せな未来があるよう祈っています!

Re: 有難うございます!

>勘太‐モモのママさん
殺処分直前の野犬が救われたと知って、本当に嬉しく思いました。
一方で、代表さんは、新たな苦労を背負い込むことになりましたが、そんな代表さんの行為を一人でも多くの人に知って頂きたいと思い、ブログに紹介させて頂きました。
私の出来ることは、誠に小さなものですが、殺処分ゼロを目指して、少しでも協力していきたいと思います。

Re: No title

>流花・桃花ママさん
とっても綺麗でしょv-34
日本は誇れるものが少なくなりましたが、これは日本の良い例ですよねv-410

レスキューされた野犬に里親が見つかるといいですね。
代表さんのような方を、もっと世間に知って頂いて、一人でも多くの方が支援してくださると良いと思います。

Re: No title

>メルママさん
メルママさんが仰るとおりです。
ドイツなら、到底許されないことだと思います。

自分の苦労をいとわず不幸な犬達をレスキュウーされておられる代表さんは、本当にすごいですよね。
こういう活動を一人でも多くの人に知ってもらい、支援の輪が広がるといいなと思います。

Re: 代表さん 頑張って下さい!

>rapoleさん
ありがとうございます!
読んで頂けるだけでも、嬉しい限りです。

不幸な犬をレスキューされて、里親になっておられる方達は、本当に偉いですよね。
きっと人一倍愛情の豊かな方達なのでしょうね。
rapoleさんが仰るように、1頭でも多くの不幸なワンちゃんが救われるといいですね。
そして、そういう不幸なワンちゃんが出ないような社会環境を作っていかないといけないと思います。

Re: ・・・・

>chacoさん
chacoさんが仰るとおりですね。
野犬になった理由の多くが、人間の誤った行動に起因しているように思います。
福島題一原発の事故で、避難区域に取り残された犬達も、野犬になったりしているようです。
決して、彼らが悪い訳じゃありませんよね。
そんな野犬を捕まえて、危険だから殺処分にするなんていうのは、人間のエゴだと思います。

政治や教育が、もっと日の当たらない所で他人の為に尽くしている人達に注目し、評価できるようになると、日本も、もっと良い国になれるような気がします。

Re: No title

>ルーかあさん
やはり、ルーかあさんも、そう思われましたか。
犬も、野犬になりたかった訳じゃない、威嚇したくて威嚇しているわけじゃないと思うのです。
しかも、今回レスキューされた野犬は、元は飼い犬だったのに捨てられた可能性もあるそうです。
ルーかあさんが仰るように、彼らに幸せが訪れることを心より願いたいです。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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