増税よりも、やるべき事が!

先日、民主党が、野党である自民党と公明党と談合し、国民が望んでいない消費税の増税を合意したようです。

「消費税の4年間凍結」を公約の一つとして政権交代を果たした民主党が、このように国民を欺くことは、決して許されることではないと思います。

カリーノパパは、「増税よりも、もっとやるべき事があるだろう!」と思うのですが、国会議員のシロアリぶりを糾弾した記事が、週刊ポストの2月号に掲載されていましたので、その一部を御紹介します。



野田総理は、野党時代に、税金を食う役人を「シロアリ」と罵倒し、それを駆除する為に政権交代させろと叫んでいた。

今では、そのシロアリを必死に食わす道化になり、税金で腹を満たす貪欲さでは、国会議員も別種の害虫だ。

この最強・最悪の太ったシロアリこそ、まず最初に退治すべきだ。

消費増税しかり、八ッ場ダム建設続行しかり、子供手当廃止しかり。そしてこのラインアップに加わることが確実視されているのが「議員定数削減」だ。

戦後、国会議員数は増え続け、削減が実現したのは3回しかない。

2009年の衆院選のマニフェストに、民主党は「衆院の比例定数80削減」を盛り込んだ。

野田首相は「議員定数の削減、公務員人件費の削減、それでも足りなければ国民に増税をお願いすることもある」と言った。

それを受けて民主党は小選挙区の「0増5減」と比例定数を80削減する法案を形だけまとめた。

ここからが、八百長論議のスタートだ。

「国会議員が身を削るなんて国民向けのパフォーマンス。自分のクビ切りに繋がる法案を野党も易易と受け入れるはずがない。



「公明党が賛成しないと定数削減はできない」という奇妙な論理が永田町で跋扈し始めたのは、わざと議論を空転させる為に、公明党を引っ張り出してきたにすぎない。

丁度いいことに、公明党は自党に有利になる「小選挙区比例代表連用制」の導入を主張していた。

そこで、民主党の樽床幹事長代行は「(公明党の連用制の提案を)真摯に受け止め、どこで折り合えるのか考える」と発言して、いつの間にか連用制の検討に話が変わった。



「待ってました」とゴネ出したのが自民党だ。

石原幹事長は「わが党は連用制に反対」と言い、議員定数削減は予定通りに暗礁に乗り上げていった。

岡田副総理は、この事態を予見するかのように「抜本改革を次の選挙迄にやるのはあり得ない」と、さっさと幕引きを口にした。

いくらなんでも八百長が下手過ぎる。

もうバレバレだが、落とし所は、次の総選挙で小選挙区を5減しておいて、国民には「消費税の引き上げは14年4月の予定だから、80削減もそれまでにやる」と言っておくだけだ。

そして、国費を食いつぶすシロアリ議員は「5匹」減るだけで終わる。



この国では、「格差社会」の頂点に国会議員がいる。

国会議員の歳費(給与)の高さは世界一で、月給・ボーナス合わせて年間2106万円。

これとは別に、歳費振り込みの個人口座には、毎月100万円の「文書通信交通滞在費」が振り込まれる。

非課税で使途の報告も必要ない「つかみガネ」だ。

年間1200万円だから歳費と合わせて年収3306万円、課税収入に換算するとざっと4500万円相当になる。

自民党有力議員の元第一秘書は「うちの先生は文書通信交通滞在費でマンションのローンを払っていました。皆んなやってますよ」と明かす。

大臣に就くと、さらに格段に収入が増える。

総理大臣の給与は3929万円、大臣は2867万円、副大臣2749万円、政務官2342万円で、これには、物価が高い大都市勤務の公務員が対象の「地域手当」(俸給の18%)が加算される。

首相公邸の家賃は無料、大臣たちも格安の議員宿舎に住んでいるのに、「大都市手当」とは強欲過ぎる。

国会にも役得はある。議長(歳費3678万円)と副議長(同2685万円)は格段に給与が高い。

平年の国会会期は220日ほどだが、国会がなくても歳費は払われ、議員は閉会中、「有給休暇」が取り放題。

政党を通じて議員に入るカネもある。

政党には所属議員1人あたり年間的4500万円の政党交付金と、その他に1人780万円の立法事務費が税金から交付される。

民主党の場合、政党交付金(約168億円)と立法事務費(約32億円)を合わせると年間約200億円にもなる。

しかし、民主党は政権に就いてから議員立法を原則廃止しており、法案づくりは役所まかせ。「立法事務」などないのである。

では、何に使うのか?

年間1000万円の支部交付金や「モチ代」「氷代]と呼ばれる若手議員への活動費としてバラ撒かれるのである。

国会議員の役得はここからが本番だ。

議員の行動は「金帰火来」(金曜に地元に帰り、火曜に東京に来る)と言われ、選挙区と東京を毎週往復するケースが多い。

その為に支給されるのが、JR無料パスと無料航空券。

遠距離通勤や公務に使うというのが建て前だが、不倫旅行からゴルフ、夫人の旅行まで私的流用が跡を絶たない。

自民党参院議員の鴻池元特命相は、官房副長官当時、このパスで人妻と新幹線のグリーン車に乗り込み、熱海に旅行したことが報じられて更迭された。

細野豪志環境相も、山本モナさんとの京都旅行の際、パスで改札を通った疑惑が指摘された。

JRパスでゴルフに行く為に議員を続けた強者さえいる。

野党党首を務めた有力議員は、国会には顔を見せずにゴルフ三昧。

見かねた後輩議員に引退を勧められると、「議員を辞めたら、パスでゴルフに行けなくなるじゃないか」と言ってのけた。

議員在職30年以上を重ねた超大物の実話である。

無料航空券も選挙区と東京の往復が原則で、近距離では支給されない。

ところが、これにも裏技がある。選挙区を持たない比例代表の議員は、たとえ自宅がなくても「地方住所」として届けた地域から東京までの航空運賃に相当する枚数のクーポンを支給される。

埼玉が拠点の平山参院議員は宮崎を地方住所に届け、宮崎が拠点の横峯参院議員は沖縄を地方住所にし、より多くのクーポンを受け取っていた。

議員辞職した後藤英前民主党代議士の場合は、本人しか使えないクーポンを妻が利用していたことが発覚している。

JRの無料パスや無料航空券といっても、議員が利用した運賃は税金で支払っている。

その予算は衆参で約13億円。国会議員1人年間160万円だ。

もう一つ、「役得を感じる時」が「外遊」という。

海外視察に行く時は、公用旅券を使うから税関などはフリーパスになることが多いし、中国など途上国では、パトカー先導でホテルまでノンストップで送ってもらえる。

その快感が忘れられないのか、家族旅行でも公用旅券を使おうとしたバカ政治家も過去に多くいた。

先進国で議員宿舎があるのは日本だけ。

なかには都内に家があるのに、それを家族名義にし、ちゃっかり赤坂宿舎に入居して豪華宿舎の特権を享受している議員もいる。

国会に隣接するオフィス「議員会館」も無料で提供される。

ソファー、会議用の大テーブルなど「一式数百万円」とされる備品も無償貸与だ。

周辺の賃貸相場は「保証金400万円、賃料月額60万円」であり、年間720万円。これも隠れ給与だ。

通信費もタダで、議員会館の電話なら、私用であっても東京23区内は無料、パソコンは支給、インターネットも繋ぎ邦題だから、首相補佐官がネットオークションに精を出して「何が悪い」と開き直る醜聞も起きた。

引退を決めた議員は、公設秘書全員を早めに解雇し、身内を名義だけ第一秘書や第二秘書にして秘書給与を貯め込む。

歳費と文書通信交通滞在費、2人分の公設秘書給与などで、1年あれば5000万円くらいになり、退職金代わりにする。

議員数は、アメリカの3倍以上。

税金喰いというだけでも、議員はごっそり削減したくなるが、もっと腹立たしいことに、722人の議員の大半には仕事すらない。

政権党である民主党でも、仕事をしているのは政務三役と党役員くらいで、殆どの議員は委員会の員数あわせに駆り出され、政府が提出した法案の採決要員として起立させられているに過ぎない。

民主党の1年生議員は「極まれに質問の機会が回ってくるが、与党だから政府を追及するわけではないし、役所のレクチャー通りに質問するだけ。党の部門会議に出席しても、方針は最初から決まっている。会期中なのに膨大な時間の空白があって、国会には本当に仕事が少ないとわかった」と語っている。

政務三役にしても、役所のスケジュールに従って動き回っているだけで、国の方針や運営を決めているわけではない。

役所のやり方は自公政権時代と変わっていないから、自民党は野党としての政策チェックもできず、もっと暇である。

政治学者の佐々木中央大学教授は「日本の国会議員の数が多いのは、明治以来、国のカネを地方に利益誘導することが地元代表である代議士の仕事だったからです。そうした政治を改めるのだから、人口が2倍以上いる米国議会より多い議員数はおかしい。そもそも国の財政負担が増えているのは、社会保障費の増加だけではなく、明治以来の国と府県による二重行政の無駄が原因です。財政再建には、行政だけでなく立法の権限を地方に委ねる分権が必要。農業、国土交通省のインフラ整備など内政は、地方に権限委譲し、国は外交、安全保障、通商などの役割に純化する。国会議員には利益誘導の役目はなくなり、半分は要らなくなる」と提唱する。

米国議会は上院100人、下院435人。議員は人口約58万人に1人だ。日本は人口比でその3倍以上の議員がいる。

英、仏、独では人口あたりの国会議員の数は日本より多いものの、その代わり、地方議会の議員は無報酬に近いボランティアだ。国と地方トータルの「職業政治家」の数を比べると日本より圧倒的に少ない。

社会保障論の鈴木亘学習院大学教授は「日本は衆院240、参院は各県代表の47で十分」と言い、更に「間違ってはならないのは、議員削減は政府がいう消費増税の為ではない。議員を減らす程度で増税されては国民はたまりません。削減の目的は政治の効率化と議論のスピードアップ。更に議員の数が減れば、国民には名前と顔が一致し、政治家の行動をチェックし易くなる。」と言う。

ちなみに、多くの先進国では、下院(衆議院)をチェックする役割の上院(参議院)では、給料さえ払われていない。



この記事を読んで、あなたは、どう感じますか?




★ランキングに参加中です。
↓ポチッと押して下さると嬉しいです♪


★ランキングに参加中です。
↓ポチッと押して下さると嬉しいです♪
人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【増税よりも、やるべき事が!】

先日、民主党が、野党である自民党と公明党と談合し、国民が望んでいない消費税の増税を合意したようです。「消費税の4年間凍結」を公約の一つとして政権交代を果たした民主党が、このように国民を欺くことは、決して許されることではないと思います。カリーノパパは、「...

コメントの投稿

非公開コメント

No title

本当に詳しい実情を知る事ができました。有難うございます。
自分の頭から、湯気が出ているのではないかと思うくらい
腹が立っています。住民との対話集会など、選挙が近づくと、
形だけの、時間制限のあるものばかり。それでも、今、ある
ならば、言いたい事は山ほどあります。本当に自分の利益を
追求するのに必死になっている気さえしますね。本当に、
増税の前にやるべき事が山ほどあります。議員の皆さんには
「血税」という言葉を軽々しく口にして欲しくありません!
議会が開かれて、出席した日数に応じて、給与が出る国も
あると聞きます。日本も是非、そうして欲しいものです。

No title

国会議員の正体を知ると、彼らもシロアリという気がします。
まさに血税に群がるシロアリといったところでしょうか。

増税を達成する為には、自民や公明の言うとおりにするなんて、もはや正気の沙汰とは思えません。
国民が自公の政治に失望し、民主党に期待したことを、野田首相は何と思っているのでしょうか?

国会議員は、せいぜい200人位にして、参議院は廃止した方が良いと思います。
給与も、今の1/4位で充分過ぎると思います。

Re: No title

>勘太・モモのママさん
そうなんですよね。
選挙が近づくと、選挙権の無い子供にまで頭を下げて握手している国会議員を見ますが、一旦、国会議員になってしまうと、もう先生・先生と威張りちらすのが常のように思います。

前原議員が「消費増税については、党の方針に従ってもらう」と、極当然のように話していましたが、党の方針に従って出来たマニフェストを次から次へと破っている野田氏や前原氏は、いったい何者なのでしょうね?
決して頭は悪くない人達だと思うのですが、こういう矛盾を見ると、頭が狂っているとしか思えません。

Re: No title

>kentさん
まさに、国会議員こそ官僚以上のシロアリのように思います。
あるいは、吸血コウモリといった方が、適切でしょうか?
しかし、極悪の国会議員に例えるのは、シロアリや吸血コウモリに失礼かもしれませんね。

国会議員とは、恥も外聞も無い人種なのでしょうね。
kentさんが言われるように、国会議員は200人にし、参議院は廃止し、給与は1/4位で充分ですね。

No title

今後、選挙演説を聞くとこう聞こえそうです。「私に贅沢な暮らしをさせて下さい。JRも飛行機もタダ、そのために私に一票ください。」と。

Re: No title

>レグルスさん
レグルスさんが言われるとおりです。
国会議員の頭の中には、恐らく、お金、権力、名誉の欲望しかないと思えます。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
人気ブログランキング