獅子身中の虫!

原子力安全・保安院とは、「原子力その他のエネルギーに係る安全および産業保安の確保を図るための経済産業省の特別機関」だそうです。

ところが、その保安院のトップだった人物が、安全・保安の確保を妨害するような行為をしていたことが、昨日のニュースで明らかになりました。



2006年、国の原子力安全委員会が進めていた原発事故への防災指針の改訂を巡って、原子力安全・保安院が反対し、緊急時の避難区域の設定などの国際基準が指針に反映されなかった問題で、当時の広瀬研吉保安院長が「何故、寝た子を起こす」と、安全委員会の委員に検討を止めるよう、直接、伝えていたことが分かりました。

この問題は、原子力安全委員会が進めていた原子力防災指針の見直しを巡り、国際機関が求めていた「緊急時に直ちに避難させる区域の導入」について、保安院が安全委員会の事務局に対し「国民の不安を増大する」などと、再三、反対の申し入れを行ったものです。

この問題について、当時、指針の見直しを担当した原子力安全委員会の久住静代委員が、2006年5月に開かれた保安院幹部との昼食会で、広瀬保安院長から「事故は起こらないのに、何故、寝た子を起こすんだ」と防災指針の見直しを止めるよう厳しい口調で迫られたことを明らかにしました。

久住委員は「地方自治体も関心が高く、止めることはできない」と反論したということですが、その後も、安全委員会の事務局に保安院から反対の申し入れが続き、最終的に国際基準は指針に反映されませんでした。

久住委員は「安全委員会事務局のメンバーは、保安院など他の省庁からの出向者の寄せ集めで、親元の省庁からの圧力に弱く、安全委員会事務局が作成する指針の素案に影響が出た」と話しています。

これについて、原子力安全・保安院は「当時の保安院長を始めとする保安院の対応は、安全委員会の公表した資料や久住委員の指摘のとおり問題があったことは明白だ。反省せざるを得ない」としています。



ここで、もう一つ驚くべき事実があります。

福島第1原発の事故が発生した直後の28日に、当時の菅直人首相が、広瀬研吉元保安院長を何と「内閣府参与」に任命したのです。

その理由が「福島第1原子力発電所の対応で、原子力安全委員会の事務局を強化するのが狙い」だと言うのですから、呆れて物が言えません。

まさに「ブラックユーモア」とも言えます。

事故直後に周りの反対を押し切って現地視察し、かえって事故対策作業の足を引っ張った菅元首相らしいお粗末さです。

また、上の写真で広瀬元保安院長の左隣に居るのは、事故当時、福島第1原発の状況をテレビで伝えていた保安院の西山審議官です。

テレビでは、広報担当として、深刻な顔で事故の状況を伝えていましたが、同時に同じ役所の女性と不倫を楽しんでいたというのですから、こちらも開いた口が塞がりません。

彼らは、原子力安全・保安院の役割を理解しているのでしょうか?

彼らは、福島第1原発の事故により、多くの人達が不便な避難生活を強いられているのを理解しているのでしょうか?

彼らは、福島第1原発の事故により、多くの動物が死に、路頭にさまよっていることを理解しているのでしょうか?




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テーマ : 原発事故
ジャンル : ニュース

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No title

国民の安全よりも、自分の出世や利権だけを考えているような人が、官僚の中には大勢いるのでしょうね。
このような輩が、日本の原子力の安全を司っているのかと思うと、ゾ~ッとします。
やはり原子力の安全なんて、信用する気には全くなれません。

No title

本当に次々と信じられない様なニュースが
報じられ、どこまで続くのかと思います。
日本の文化は「恥の文化」と言われます。
自分の仕事に真摯に向き合わず、本来の
目的からはずれた行動をして、恥ずかしい、
とも、何とも思わないのですね。同じ
日本人として、恥ずかしいです。
復興地で、懸命に生きている人達、動物
達に謝って欲しいと心から思います。

No title

保安院というのは、次から次へと問題が出てくる組織ですね。
まるで問題のデパートといった感じがします。
広瀬元保安院長などは、まさに国賊ですね。
是非とも国会喚問に読んでもらい、徹底的に問題を明らかにしてもらいたいと思います。

Re: No title

>デュークパパさん
デュークパパさんが言われるとおりだと思います。
この広瀬保安院長などは、恐らく、パワハラ&出世欲の塊のような人間なのでしょうね。
このような輩が居る限り、原発の安全性なんて、益々信じられません。

Re: No title

>勘太・モモのママさん
勘太・モモのママさんが仰るとおり、際限なく問題が出て来ますね。
行政指導すべき側の人間が、正義に反するようなことをしているようでは、国は良くならないと思います。
そして、この広瀬元保安院長などは、時代劇に出てくる「悪代官」そのものだと思います。
この人のせいで、長い避難生活を強いられる人々がでたり、餓死してしまう動物がでたと言っても過言じゃないと思います。

Re: No title

>MACさん
MACさんが言われるとおり、保安院は「問題のデパート」ですね。
この広瀬某は、何を持って「問題は起きない」なんて言えたのでしょうね?
そして、実際に問題が起きたことを、どのように言い訳するのでしょうか?
私も、是非とも彼を国会喚問に呼んでもらい、責任を追求して欲しいと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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