日本の勘違い



先日、サッカーのクラブワールドカップが日本で開催されました。

優勝したのは、ヨーロッパ王者のバルセロナで、メッシの華麗なプレイに多くの人が驚嘆しました。

ミシェルのお父さんは、メッシの創造的なプレイを見て、「10年経っても、メッシのような創造的なプレイを出来る日本人選手は出て来ないだろうな」と思いました。



その理由は、日本の教育方法にも関係しているように思います。

日本の場合、まず形を教え込み、子供自身が考えることを奪っているように思います。

散歩の途中、時々、野球少年達がランニングをしている光景を見かけます。

少年達は、恐らく、コーチから「走れ」と言われたから、ただ黙々と走っているのだと思います。

少年達は、恐らく、「走ることが、野球のどの部分の役に立つのだろうか?」とか、「野球の為に、どのような走りをするといいのだろうか?」などとは考えずに走っているように思えます。

学校の勉強においても、日本では「何故?」と考える子供より、公式を手早く覚えてしまう子供の方が良い成績をあげられるのです。

そして、「何故?」と考える子供は往々にして落ちこぼれ、暗記力に長けた子供が「頭が良い」と評価されてしまう傾向が強いように思います。

その結果、言われたことは誠実にやるが、想像力豊かな思考や行動は不得手な子供が増えていくように思います。

もしメッシやアイザック・ニュートンが日本に居たら、落ちこぼれになっていたかもしれません。



また、日本人は、周りの人の目を非常に気にする傾向が強いように思います。

そして、他の人がすることに「右に倣え」して、金太郎飴的な人生を歩む傾向が強いようにも思います。

典型的なケースが、「一流と呼ばれる学校に入り、大手と呼ばれる会社に就職し」といった感じです。

しかし、「それで本当に幸せになれるのか?」と言えば、ミシェルのお父さんは疑問に感じています。

日本では、大企業の部長になっても、「部下はいない」、「個室は無い」、「定年後も働かなくてはならない」というケースは珍しくありません。

日本の親達も、そろそろ考え方を変えるべき時期に来ているように思います。



日本では、野田政権が「定年を過ぎても65歳まで再雇用を義務付け」などと言っていますが、勘違いも甚だしいと思います。

定年延長することが、まるで「政治の手柄」のように考えているように思えますが、本来は、「定年でリタイヤしても生活に困らない世の中」にすることが、政治の役目だと思います。

英国では、早い人は、50歳位からリタイヤする人もいます。

英国人の一つの夢でもありますが、老後に茅葺きの古い家を買い、趣味を兼ねて、自分の手でコツコツと改装していきます。

日本では、古くなった家は解体される運命にありますが、それとは、状況が大きく異なります。



英国では、リタイヤした老夫婦が、仲良く手をつないで散歩している光景を目にします。

定年後、「家に居ると、粗大ゴミ扱いされるので、会社に行く」と言う日本人とは、大きく異なります。



日本人は、「絶えず何かしていないと落ち着かない」という傾向が強いように思います。

しかし、ヨーロッパでは、美しい景色を眺めながら、一日をゆったりと過ごす人達をよく見かけます。

美術館に行き、好きな絵の前に座って、一日を静かに過ごす人も見かけます。



日本では、ゴルフは贅沢な遊びですが、英国では、気楽なコミュニケーションの場となっています。

老夫婦が、仲良くゴルフをしている光景を、よく目にします。

老人が、愛犬を連れてゴルフしている光景も目にします。

英国の一流企業の重役をしていたミシェルのお父さんの友人は、50歳過ぎに会社をさっさと辞め、好きなゴルフを毎日して楽しく暮らしています。

70歳、80歳を過ぎても会社にしがみつき、しかめっ面をしている日本の重役さんとは、大きく異なります。



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テーマ : これでいいのか日本
ジャンル : 政治・経済

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No title

イギリスからの移民が多いNZも一緒です!!

ビジネスに成功し儲かってしょうがないって時にそのビジネス売って、早くにリタイヤ!!

好きな事をして余生を楽しむって素敵ですよね!!

あやかりたいです^^

本当に!

カリーノパパさんの仰る通りですね。生きていくうえでも
一番大切な、「考える力」が養われないまま、大人になって
しまう、そんな国ですね。父は、生前、教師でしたが、
常々、今の教育では、個性や長所を伸ばす事に時間をかける
事ができない、と嘆いておりました。本当に、教育について、
一から考え直す時かも知れませんね。

カリーノパパさん、お優しい言葉をかけて下さり、有難くて、
涙が溢れて仕方ありませんでした。グーちゃんの喪失感と、
初めて、動物のいないクリスマスだった事、義妹の病気が
思わしくない事、など重なり、孤独感を強めていました。本当に
心のこもった励ましのお言葉に、顔をあげる事ができました。
ありがとうございます!又、大切なブログに、個人的な思いを
吐露してしまい、申し訳なく思っておりました。こちらを
訪問される皆様にも、失礼をお詫び致します。
本当に、有難うございました。元気も頂きました。
心から感謝いたします。

御苦労さまでした

私の計算違いでなければ、今日はご退職の日では
なかったでしょうか?
長い間、御苦労さまでした。退職後の目標や
楽しみを沢山、お持ちですので、又、ブログで
いろんな事を教えて下さると嬉しいです!
楽しみにさせて頂きます。
何より、ワンちゃん達と一緒に過ごす時間が
増えるのが嬉しいですね!
(日にちがずれていましたら、申し訳ありません)

Re: No title

>流花・桃花ママさん
やはりNZも一緒でしたか。
イギリスの人達は、若い時から人生計画を持っていますからね。
最終的に自分がどうしたいか明確で、仕事は、その為の手段と割り切っているように思います。

一方、日本人の場合は、漠然と働いていて、定年になってもリタイヤすることが出来なくて、結局、死ぬまで働いているというケースが多いように思います。
自分のゴールが明確でなく、そのゴールに向かって、今、自分などうすれば良いかという人生計画を持っていないのが原因のように思います。

Re: 本当に!

>勘太・モモのママさん
勘太・モモのママさんのお父さんも教師でしたか。
実は、私の父も教師だったのです。
父は、生来のスポーツマンで、スポーツが大好きだったので、教師を辞めてスポーツ店を開業しました。
でも、私の学業には一切口を出さず、私がスポーツで頑張った時だけ、嬉しそうにしていました(笑)

勘太・モモのママさんのお父さんが仰るとおりですね。
そして、今の教師は、更に大変かもしれませんね。
心の教育をしたいと思っても、親達が試験で良い成績をとることだけを求めていますから。
こういう状況においては、子供達が「何故?」と考えることは許されないのかもしれません。

また、教師が、昔のように、愛情を持って生徒を叩くことも許されませんから、教師と生徒の間には、恐らく、真の心の繋がりという関係は生まれないように思います。

勘太・モモのママさんには、生意気かつ出過ぎたことを言ってしまい、恐縮至極です。
にもかかわらず、優しい言葉で受け止めて下さり、私の方こそ感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、申し上げたかったことに偽りはありませんので、これからも御交情を賜りたいと願っています。

Re: 御苦労さまでした

>勘太・モモのママさん
勘太・モモのママさんが仰るとおりです。
年内で仕事は終わりました。
あとは、1月末に挨拶の為に一日だけ会社に行く予定です。

退職の日と言うと、しんみりするのが普通なのでしょうが、私の場合は、早く晴耕雨読の生活を楽しみたいと願っていたので、ウキウキした気分でした(笑)
勘太・モモのママさんが仰るとおり、これからは、大好きな愛犬達と一日中一緒に居られるのですから、寂しいはずがありません(笑)

これからは、時間的な余裕も出来ると思いますので、今までよりもブログの記事が増えると思います。
つたないブログではありますが、今後とも訪問していただけると幸いに存じます。

私も

私も、実際にこちらで仕事なんかをしていると
いつも感じるのが、それです。
言われたことは、すごく、きちんとやれる。
だけど、自ら新しいことというのは、考えないし
あまり意見も言えない。
つまり、想像するということに慣れていない、
自ら、そう感じます。

だから、日本人の勤勉さは、素晴らしいです。
けれど、創造性には、欠けてしまうと。

日本人として生まれ育った私は、そういう
性質を、心地良くも思い、また戸惑いもします。

人の目 …。
それを気にすること。
そういう目で人を見ること。
相互で、お互いの生活を生き難くしている
ように感じます。

前例がないから、何も変えられない日本人。

動物のこともそうですよね。
前例がないから、新しく動けない。
動物保護の新しい法令も作れない …。

想像力って、とても大切だと思いますよね。
イマジネーション …。

大切なお話を、ありがとうございます。

Re: 私も

>やっこさん
色々な国の人に会いましたが、誠実に仕事をこなすという点では、日本人は世界でもトップクラスの国民だと思います。
でも、創造性という点では、残念ながら、かなり劣っているように感じます。
但し、他の国の人が作ったものをコピーして、改良発展させていくのは得意だと思います。

日本の車、ファッション、音楽・芸能界、スポーツ等を見ると、オリジナルは、殆ど外国で生まれた物のように思います。
このような物に関しても、日本人が生み出し、世界に広めることができたら、本当に素晴らしいと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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