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先日、テレビで山梨県内の聖火リレーの様子が報じられました。

その中で、富士山の5合目をトーチを持って歩いている老人が居ました。

顔も身体も丸々と太っていて、右手の方は若い人に支えられ、左手にはストックを持っていました。

「いったい誰だろう?」と思って見ていると、なんとプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎(88歳)さんでした

富士山の5合目は標高約2300mあり、空気も薄くて高山病の症状が出る人もいるくらいですから、70歳を過ぎてから3度のエベレスト登頂を果たし、80歳7カ月で史上最高齢の登頂記録を打ち立てた「超人」の三浦さんですが、88歳になって5合目を走るのは容易ではなかったと推察しました。

三浦さんは、そんな5合目を一歩ずつ踏みしめるように歩き「何度も登り、スキーもした大好きな山。このぐらいの標高は全然大丈夫」と笑顔を見せました。



最近、三浦さんを拝見するのは、サントリーのセサミンやシックスパッドのテレビのCMでです。

その元気そうな姿を見て、ミシェルのお父さんは「80歳を過ぎても、お元気だな」と感心していました。

しかし、富士山の5合目を歩いている三浦さんは、テレビのCMで見る元気な三浦さんとは別人のように見え、とても不思議に思いました。



調べてみて、その訳が判りました。

三浦さんは、昨年6月に頸髄硬膜外血腫を発症し、緊急手術を受けたのですが、医師からは希望を持てるような言葉は聞けなかったそうです。

何らかの原因による出血で頸髄の硬膜外に血腫ができ、それが脊髄を圧迫することで運動まひや感覚障害が起きる「100万人に1人」とされる神経疾患だといいます。

札幌市内の自宅で夜中、しびれを訴えた三浦さんは、救急搬送されて緊急手術を受けましたが、下半身と右半身に麻痺が残ったのです。

2カ月間はほぼ寝たきり状態でしたが、三浦さんを支えたのは、発症前に決まっていた聖火ランナーとして富士山を走るという目標だったといいます。

三浦さんは「必ず治る。治して、富士山に聖火を運ぶ」と決して諦めず、最先端のロボットスーツを使ったリハビリを取り入れるなどして、ほぼ毎日休まずにリハビリに励み、立ち上がれるようになったのは半年後でした。

8カ月たってようやく、短い距離を自力歩行できるようになり、今年2月末に退院し、それからもジムにも通ってリハビリを重ねましたた。

聖火リレーで手にするのと同じ長さ71センチ、重さ1.2キロの練習用トーチを作り、次男の豪太さんとリレーの練習を行ったそうです。

驚異的な回復ぶりに、医師は「奇跡という言葉は使いたくないが、奇跡的だ」と漏らしたといいます。

「夢とは幻ではなく、可能性のこと」という三浦さんは、「僕は今、病気で人生の幅が小さくなってしまっているが、諦めてしまえばおしまいだ。希望と夢、目標を持つことで、可能性は広がる」と語っておられます。



三浦さんは、日本のプロスキーヤーの草分けです。

ミシェルのお父さんが三浦さんを初めて知ったのは、まだ小学生の時でした。

1964年、三浦さんは、イタリアで開催されたキロメーターランセ(スキーよるスピード記録大会)に挑戦し、当時の世界最高速度記録172.084km/hを記録したのです。

キロメーターランセは、ほぼ45度もある傾斜の斜面を滑り降りるのですが、最初の400mで加速をつけ、次の100m区間の平均速度を競います。

競技に先立ち、三浦さんは風洞実験を行い、上半身を卵型に丸めて滑るスタイルが最も風の抵抗が少ないことを確認しました。



三浦さんは、1966年、富士山を直滑降したことでも知られています。

富士山の直滑降では、スピードが出すぎて止まれないことから、パラシュートを開いてエアブレーキとしました

ミシェルのお父さんは、その直後の三浦さんとお会いしたことがあります。

その当時、ミシェルのお父さんの父親はスポーツ店を経営していて、冬になると、小学校の講堂を借りて、スキー映画会を開催していました。

そして、富士山大滑降で有名になった三浦雄一郎さんをスキー映画会の特別ゲストとして招待したのです。

ミシェルのお父さんは、その頃の若かった三浦さんを、今でも鮮明に覚えています。

強靭な意思をもって大病を克服された三浦さんには、これからも元気で過ごしていただきたいと思います。



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テーマ : 東京オリンピック
ジャンル : スポーツ

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凄い精神力

富士山大滑降当時の三浦雄一郎さんは、日本でセンセーショナルな人でしたが、その三浦さんをゲストとして招待したカリーノパパさんのお父さんも凄い人でしたね。
それにしても、三浦雄一郎さんの超人ぶりには、いつもビックリします。

Re: 凄い精神力

>グレースパパさん
ありがとうございます。
当時の三浦雄一郎さんは大スターでしたから、よく招待を受けてくれたと思います。
80歳でエベレスト登頂を成し遂げるなど、本当に超人だと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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