お家騒動
どうやら、読売大巨人軍に「お家騒動」が勃発したようです
古い言葉ですが、「巨人、大鵬、玉子焼」と言われた時代がありましたが、幼い頃から判官びいきのミシェルのお父さんは、巨人と対戦する球団を応援し、大鵬よりも柏戸を応援していました
そんなミシェルのお父さんですから、今回のお家騒動は、野次馬気分で「とうとうナベツネに反旗を翻す強者が出てきたか!」と感じています。
巨人軍の清武専務取締役兼オーナー代行の記者会見の主旨は、次のような内容でした。
一昨日、読売巨人軍の取締役会長である渡邉恒雄氏から「巨人軍の一軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格。江川氏との交渉も始めている」と言われました。
既に、桃井オーナー兼代表取締役社長や原監督と協議して、ヘッドコーチは岡崎氏と内定しており、その旨を岡崎氏や監督に伝え、オーナーが決定した年俸で今日にも契約書を取り交わすことになっていました。
しかし、私と桃井オーナーは、10月20日に渡邉会長を訪れ、コーチ人事の内容と構想と補強課題を記載した書類を持参して報告し、渡邉氏の了承も得ていたのです。
さらに、私は、11月9日、渡邉氏から「一、二年後に君を社長にする。今後君の定年は68才まで延びる可能性もある。全てのことを受け入れて、専務、球団代表・オーナー代行として仕事を続けてくれ」と要請されました。
巨人軍の代表取締役でもない取締役会長である渡邉氏が、その一存で代表取締役社長である桃井氏からオーナー職を剥奪するというのは、多くのファンを集める伝統球団の名誉を貶めるだけでなく、会社の内部統制、コンプライアンスに大きく反する行為であると思います。
清武氏が、巨人軍の親会社である読売新聞の実質的トップである渡邉氏に反旗を翻すのは、恐らく、これ以外にも、よくよくの事情があったものと思います。
長く会社勤めをしたミシェルのお父さんも、似たような経験をしているので、事の真偽はともかく、清武氏の気持ちが解るような気がします。
ナベツネこと渡邉恒雄氏は、かって読売新聞の政治部記者でした。
そして、彼は警視庁出身の正力松太郎社長の眼鏡にかない、自民党の大物だった大野伴睦の番記者になりました。
以後、自民党政権と強い繋がりを持つようになり、大野伴睦の所を行き交う札束攻勢を目の当たりにします。
渡邉氏は、大野伴睦の依頼を受けて、自民党総裁や衆議院議長ポスト獲得交渉の代行、自民党政治家のゴーストライターとして週刊誌の論説の執筆まで引き受けたりもしました。
あの悪名高い児玉誉士夫と懇意になり、児玉の指令のもとに九頭竜ダム建設の補償問題や日韓国交正常化交渉の場でも暗躍したと言われています。
また、総理大臣を狙っていた正力松太郎から中曽根康弘との連絡役を命じられて付き合いが始まり、大野伴睦の死後は、中曽根と親密になったとも言われています。
このような経歴を持っているので、政界のフィクサーを自認し、石原都知事同様に、数々の暴言を吐いているのかもしれません。
本日は、久々に、マツコ・デラックスさんに「ナベツネ」の暴言を斬ってもらいましょう
・かって「今年のゴールデンウィーク、負け越したら巨人は解散だ」とか言ったらしいけど、今だに解散してないのは、どういうことよ!
・清原が絶不調の時、「巨人に居てもいいが、他の人に迷惑をかけなければいい」と言ったらしいけど、ま~、それは言えてるわね
・2001年の惨々会で「巨人が優勝できなかったら、関東大震災が来る」とか言ったらしいけど、それから何回、関東大震災が来たのよ
・星野監督の批判に対し、「星野みたいなガキが俺に喧嘩を売っても仕方がない。余所者の星野が渡り歩いてヤクザの国定みたく殺されなければいいが」とか言ったらしいけど、嫌われ者のあんたの身を心配した方がいいんじゃないの?
・アメリカのイラク侵攻が始まり、アスレチックス対マリナーズが中止になったことに対し、「ウチが一番初めの被害者だ。切符の払い戻しとか、キャンセル料とか大損害だ。残念至極だ、サダム・フセインのヤツ」とか言ったらしいけど、文句を言うなら戦争好きのブッシュの方でしょ!
・「アメリカがイラクに勝つように、巨人が優勝する」とか言ったらしいけど、「戦争と野球を一緒にするな!」と言いたいわよ
・選手会長の古田に対して、「無礼な!たかが選手の分際でオーナーと話をしたいとは」とか言ったらしいけど、あんただって、たかが老害爺さんでしょ
・FA宣言した当時中日の落合に対して、「名古屋みたいな田舎でやるより巨人がいい。名古屋人なんぞケチで見栄っ張りだ」とか言ったらしいけど、あんたは、もっと見栄っ張りよ
・オリックスと日本シリーズで対戦することになり、「宮内ごときが、大読売と日本シリーズ?汚れる!不愉快!」とか言ったらしいけど、あんたの存在そのものが、読売新聞と巨人を汚しているわよ
・日本野球連盟の山本英一郎会長の功績を称える「感謝の集い」に出席し、「山本さんの方が長生きする。100歳まで生きる。僕の葬式には弔辞を読んでもらう」とほざいたらしいけど、あんたが死んだら、祝辞を読んであげるわよ
・そして最後に。あんたの目の黒い内は、読売新聞だけは絶対に購読しないわよ
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お家騒動
渡辺さんの暴言については、多くの人が苦々しく思っていますが、多くの人が遠慮して黙っているのが実情です。
渡辺さんと付合いの深い石原都知事は「天の声もあるだろう」とか言ったけど、ルールにのっとった決定を覆すようでは、会社の体をなさないと思います。
渡辺さんの言動を見ていると、まさに労害と思えてなりません。
お家騒動
それに対して、また渡邉さんが公に反論しているのにも驚きました。
まさに子供の喧嘩と言った感じで、とても大企業の役員同士のやり取りとは思えません。
渡邉さんには老害を感じさせる言動が多いので、早く引退してもらった方がいいと思います。
老害
ある意味、巨人の癌と言えるかもしれません。
石原都知事が「天の声」と言って、渡邉さんを擁護したらしいけど、企業のトップだからといって、組織や役割分担を無視することは許されるはずもありません。
それを良しと考えるなら、渡邉さんも石原さんも、もはや老害以外の何者でもないと思います。
OBのコメント
また、「大リーグに当てはめると、清武代表と原監督は首」とも言っています。
私も、そのとおりだと思いますが、広岡さんが「オーナーとは、わがままなもの」と言って、渡邉さんを庇っているようにも見えるのは、いかにも元巨人の選手らしいコメントと思います。
Re: お家騒動
そうですね。
清武さんと同じ思いをしている人は多いと思いますが、渡邉さんの権力が怖くて黙っている人が多いと思います。
石原都知事にしても、利権絡みの持ちつ持たれつの関係から、渡邉さんをかばうような発言をするのでしょうね。
それに、この二人の傲慢不遜な言動は、とてもよく似ています。
まさに老害といった感じですね。
Re: お家騒動
きっと以前から嫌な思いを散々してきたのでしょうね。
渡辺さんの反論には、私も驚きました。
まさに子供の喧嘩で、とても大企業のトップとは思えません。
このあたりを見ても、老害を感じさせられます。