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闇だらけのオリンピック



世の中には不思議なことが多々ありますが、東京オリンピックの招致で贈収賄の疑いに問われた竹田JOC会長(当時)の取り調べ状況が、その後、全く報じられないのは不思議に思えます。



オリンピック招致運動当時から、安倍首相(当時)の「福島第一原発は、アンダーコントロール」という大嘘に始まり、その後も問題だらけの東京オリンピックですが、政府は、国民の「中止や延期」の声を無視して開催を強行しようとしています。

そして、東京オリンピック開催を46日後に控えた6月7日、JOCの経理部長である森谷靖さん(52)が、東京都品川区の都営地下鉄浅草線中延駅で亡くなるというショッキングなニュースが報じられました。

しかし、不思議なことに、東京オリンピックの経理を知る幹部の死にもかかわらず、その後は、全く報じられなくなってしまいました。

まるで、報道規制が敷かれているかのようにさえ思える異常さです。



福岡県を放送対象地域としているKBC九州朝日放送では、急遽ニュースを差し替えられるという不自然な出来事がありました。

平日の朝6時20分から8時まで放送している「アサデス」の中で、6月7日、女性アナウンサーが「東京オリンピックの直前に一体何があったのでしょうか?JOCの幹部が・・・」と原稿を読んでいたところ、突然「・・・失礼致しました。続いてのニュース、改めましてお伝えします」と語り、象が車に突進するニュースに差し替えられたのです。

このような突然のニュース差し替えは、以前にも起きています。

東日本大震災における原発事故のニュースを報じていたNHKのニュース番組で、「いまの原稿使っちゃいけないんだって」とスタッフの声が入り、アナウンサーが、急に別のニュース原稿を読み上げたことがありました。

恐らく、局の上層部から何かしらの圧力があったものと推測されます。



森谷さんが亡くなる2日前の6月5日に放送されたTBSの「報道特集」で、東京オリンピック組織委員会の現役職員が、パソナや電通による異常な人件費と中抜きの実情を告発しました。

5月末になって、組織委員会が会場運営を委託した企業と交わした契約書とその内訳書が流出しました。

その契約書は、東京オリンピックの42会場ある内の一つでバトミントンなどの競技が行われる武蔵野の森総合スポーツプラザのもので、組織委員会は、会場運営を電通、博報堂、ADK、東急エージェンシーなどの大手広告代理店に6億2304万円で委託したものです。

その内訳書では、「本大会に向けての準備業務」を担うディレクターの1日当たりの「単価」は、なんと35万円。

日数は「40日」となっており、わずか1カ月強で計1400万円にもなるのです。

しかも、今回「報道特集」の取材に応じた組織委員会の職員は「これは1人当たりの単価だと思います」と指摘しています。

番組では、会場運営計画策定業務のディレクターに1日25万円、準備業務のディレクターに1日35万円、会場運営業務にあたる運営統括に1日20万円という記述があることも説明されました。

職員は「計画の策定にあたった人が大会の準備業務も行いますし、本番業務も行うということですので、同一人物に支払われる額なのではないか」と言い、結局、「(1人に対して)合計で1日80万円ものお金が支払われる」と語っています。

ちなみに内訳書を見ると、「準備業務」は1日当たり35万円×40日=1400万円、「計画策定業務」は1日当たり25万円×40日=1000万円、「運営統括」は1日当たり20万円×53日=1060万円が計上されているので、1人に合計3460万円ものお金が支払われるということになります。

組織委員会の職員は「一般的な感覚からしてありえない数字。やはり政治的なものが絡んでいたりとか、利権的なものが絡んでくるからこそ、こういった額になっているんじゃないかと推察します」と語っています。

しかし、こうした高額人件費は、そのまま実際の労働者に支払われるわけではありません。

パソナグループは、「人材サービス」カテゴリーで東京オリンピック組織委員会と契約を締結していますが、会場運営を支えるスタッフの多くは派遣であり、その人材派遣サービスはパソナにしか許されていません。

すなわち、42会場の派遣スタッフを頼む時は、必ずパソナに通さなくてはならない契約になっているのです。

しかし、パソナのHPに掲載されていスタッフ募集概要によると、責任を担うマネージャーでもスタッフでも、時給は1650円で、日給にして約1万2000円ほどです。

ということは、1日合計80万円のディレクター職でも、実際に仕事をする人には日当1万2000円しか支払われず、パソナの中抜き率は98.5%にもなるのです。

もはや「あくどい搾取」という言葉しか出てこない実態ですが、パソナは、菅首相のブレーンである竹中平蔵氏が取締役会長を務めている企業です。

しかも組織委員会は、電通などの広告代理店に運営業務を委託しており、予算規模が最も大きいオリンピックスタジアムでは約35億円も支払われますが、実際には、電通などは下請け会社に再委託するだけだといいます。

しかし、電通などの広告代理店は、「管理費」という名の特別報酬を得ているのです。

この「管理費」は10〜15%が計上されており、オリンピックスタジアムの場合の管理費は10%。

つまり、業務は下請けに再委託するだけだというのに、3億5000万円もの大金が広告代理店に渡ることになります。

組織委員会の職員によると、組織委員会内部からも「仲介するだけで数億円もの巨額が電通などの広告代理店に流れることはおかしい」という声があがったそうですが、結局、無視されてしまったといいます。

コロナ感染拡大の最中に開催が強行されようとしている東京オリンピックは、本来あるべき「スポーツの祭典」などではなく、まさに「闇に包まれた利権の祭典」となりそうです。




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小説や映画の疑獄事件の様相

政界を巡る疑獄事件が起きる度に、秘書や金庫番が不審な死をとげますが、今回のJOC経理部長もオリンピックの不透明な経理の実態を知り得た人物ですから、同様の不自然さを感じます。
そして、マスコミが彼の死について沈黙を貫いているのも、極めて不自然に感じます。

報道規制?

マスコミが報じないという不自然さは、森谷さんの死の理由が詮索されたり明らかになると、オリンピックの開催に影響が出るので、報道規制が敷かれているようにも感じられますね。

Re: 小説や映画の疑獄事件の様相

>ジョンパパさん
仰るとおりです。
今最大の話題と言っても過言でないオリンピックのJOC経理部長の死が、全く報道されないのは極めて不自然だと思います。

Re: 報道規制?

>デュークパパさん
デュークパパさんが仰るような可能性も充分に考えられるように思えます。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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