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コロナウィルス探知犬



英国では、昨年から新型コロナウイルスの匂いを嗅ぎ分ける探知犬の養成訓練が始まっています。

犬は、これまでも人間より遥かに優れた嗅覚を生かし、癌などの早期発見に貢献してきました。

英国政府は高い期待を寄せ、50万ポンド(約6600万円)を拠出し、訓練を本格的に支援しています。

訓練は、ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(LSHTM)と、ダラム大学、探知犬育成団体の「メディカル・ディテクション・ドッグス(MDD)」の合同チームが手掛けています。

訓練では、新型コロナの自覚症状が無いまま検査を受けた約3000人の陽性と陰性のサンプルを使用し、人体の細胞組織ではなく、呼気や体臭がついたマスクなど感染力が無くなった物だけを使っています。

MDDは、10年以上にわたり、癌やマラリアやパーキンソン病などを匂いで発見する探知犬を養成してきました。

健康な子供の靴下からマラリア感染を突き止めるなど、その正確性は85〜90%の精度を誇っています。

犬の鼻には、人間の60倍にあたる3億個の嗅覚受容体があり、訓練されれば、五輪用プール2個分の水に溶かしたティースプーン1杯の砂糖も嗅ぎ分けられるレベルになるといいます



ドイツのハノーバー獣医科大学でも、新型コロナウイルスの探知犬の養成が行われています。

養成中の探知犬は、人間の唾液の検体から94%の確率で感染者を識別できるといいます

訓練を受けているのは、3歳のベルジャンシェパード「フィルー」と、1歳のコッカスパニエル「ジョー・コッカー」(写真の犬)です。

同大学は「症状の有無にかかわらず、犬は患者を嗅ぎ分けることができる」と語っています。

ニーダーザクセン州のバイル首相は、本格的導入に先立ち、コンサート会場などの来場者検査に試験的に導入する考えを表明しています。



世界には、コロナウィルス探知犬が既に活躍している国もあります。

その一つが、中東のアラブ首長国連邦(UAE)です。

ドバイ空港に到着した乗客は、入国手続きの前に脇の下から汗を採取され、この検体を別室でコロナウィルス探知犬が検査します。

そして、犬が感染者の反応を示した場合は、更なる検査が求められます。

コロナウィルス探知犬は、1時間で約250件もの検査が可能で、ドバイ内務省は「その精度は、PCR検査より高い92%」と語っています。



フィンランドの首都ヘルシンキの空港でも、コロナウィルス探知犬が既に活躍しています。

ヘルシンキ空港の運営に当たる幹部は、「新型コロナを封じ込める新たな1歩になる可能性がある」と語っています。

コロナウィルス探知犬は計10頭で、フィンランドの新興企業である「ワイズ・ノーズ」が養成しました。



チリのサンティアゴ国際空港でも、コロナウイルス探知犬が既に活躍しています。

探知犬チームは、複数のゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーで編成されています。

赤い十字の付いた緑の「バイオディテクター」と書かれたジャケットを着て任務にあたり、感染者を識別すると、お座りして知らせます。

空港の検査所に到着した旅客は、首と手首をガーゼで拭き、探知が行われます。

一方、日本では、外出自粛要請や飲食店の営業時間短縮程度の対策しかなされていません。

空港での検査にも問題があるのか、コロナ変異種の市中感染も拡大しています

日本でも、違法薬物や違法食品の探知犬は活躍していますが、まだコロナウィルス探知犬が活躍という話は聞いたことがありません。

殆ど使用されなかった「アベノマスク」に何百億円もの税金を使うくらいなら、コロナウィルス探知犬の養成に税金を使ってもらう方が遥かに有益と思えます。




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コロナ探知犬に感謝

コロナウィルスまで探知できるなんて、犬の能力は本当に凄いと思います。
日本の空港での入国管理に疑問を感じている国民が多かったようですが、やはり日本でも変異種が発見され、感染拡大が始まっています。
外国と比べると、日本政府の無策ぶりには本当に呆れてしまいます。

Re: コロナ探知犬に感謝

>ジョンパパさん
仰るとおり、犬の能力は本当に凄いと思います。
恐らく、空港の検査の不完全さによって変異種が持ち込まれたように思います。
それにしても、日本政府の無策ぶりにはホトホト呆れます。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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