ラグビーワールドカップ2011雑感



ラグビーワールドカップ2011が開催されています。

今年は、日本ラグビー史上最強のチームということで、期待を持ってテレビ観戦しました。

日本代表チームを見て驚いたのは、なんと10人もの外国人選手がいることです。

正確に言うと、内5人は日本国籍を取得しているので、5人の外国人ということになります。

ラグビーのルールでは、日本で3年間プレーすると、日本代表に選ばれる資格が生じるそうです。

何れにしても、以前の日本代表チームとは比較にならないくらいの迫力を感じます。

更に、日本代表チームを率いるのは、世界ランク1位のニュージーランドの花形選手だったジョン・カーワン氏です。



世界ランキング4位の強豪フランス相手に、日本は、一時、4点差に迫る大善戦を演じました。

「ラグビーには、番狂わせがない」と言われるスポーツですから、これには驚きました。

後半の中頃までは、「おいおい、もしかしたら、もしかするんじゃないの?」と、テレビ画面から目を離せない予想外の大健闘です。

結果的には、いつものように終盤に疲れが出てしまったのか、最終スコアは47対21という結果になってしまいましたが、強豪フランス相手に、これだけの内容の試合ができたのは、本当に素晴らしかったと思います。



世界ランク1位のニュージーランド代表チームは、オールブラックスと呼ばれています。

いつものように、開始前のセレモニーで、「ハカ」を演じるニュージーランド代表。

この「ハカ」というのは、本来、マオリ族の戦士が、戦いの前に手を叩き、足を踏み鳴らして自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞だったそうです。

観ていて、その迫力に、本当に威嚇されてしまいそうです。

1995年に、我が日本代表チームは、オール・ブラックスに145対17と圧倒された苦い思い出があります。



試合開始前に整列した2チームを比較すると、首から肩にかけての骨格や肉付きがまるで異なっているように見えます。

試合は着実なゴールで得点を重ねるニュージーランドに対して、微妙な実力の差やスピードの差、そして先を見通す力の差が、開始早々から感じられます。

フランスほど華麗な動きはありませんが、一度ボールを得ると、そのパス回し、走り込みが素晴らしいオールブラックス。 

必死の形相で追いつこうと、タックルにいく日本代表。

しかし、実力の差は歴然で、最終スコアは83対7。

この試合、オールブラックスはサブの選手を使ってきたので、もし主力選手で戦ったら、点差は更に大きかったと思われます。

日本ラグビー史上最強メンバーでも、世界の強豪とは、まだまだ実力差があることを認識させられました。



ミシェルのお父さんは、元々、サッカーの方が好きで、ラグビーには、それほど興味を持っていませんでした。

しかし、大学を卒業する頃に、ある記事を読み、一気にラグビーの魅力に引き込まれました。

その記事というのは、かって日本ラグビー界の得点王だった近鉄の坂田選手へのインタビューでした。

記者が坂田選手に「坂田さんは、今までに何トライしたか覚えておられますか?」と尋ねました。

すると、坂田選手は「覚えていませんし、興味もありません。自分は、たまたま最後にボールを持っていただけで、そのボールは、他の14人の選手の手を渡ってきたものですから」と答えました。

ゴールしたあと、如何にも「俺が得点したぞ!」と自慢げにパフォーマンスするサッカー選手とは大違いです。

余談ですが、英国では、「ラグビーは、紳士のスポーツ」とも言われており、知的な選手が多いことも事実です。

一方、サッカーは、如何にもワルガキがそのまま大人になったような選手が多く、観客も「フーリガン」と呼ばれる暴れん坊が多かったように思います。



そのような訳で、社会人になってから、急に大学ラグビーが好きになり、早稲田、慶応、明治の対戦には、特に熱がはいりました。

しかし、ある時点から、その熱も少し冷めてしまいました。

その理由は、日本のラグビーが、世界に全く通用しないことを知ったからです。

例え面白い試合を国内で展開してくれても、箱庭の中での戦いのように思え、かつ「井の中の蛙」的な印象を感じてしまったのです。

かって軽薄に見えたサッカーは、多くの日本人選手(男女共)が海外のチームに所属し、実力を磨いています。

その結果、日本代表チームは世界で通用するようになり、なでしこジャパンは、ワールドカップで優勝するまでになりました。

日本のラグビー界にも、是非、頑張ってもらいたいと思います。



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ラグビーワールドカップ

私も日本チームの活躍を期待しましたが、やはり世界の強豪チームの壁は厚かった~v-404
特にニュージーランド戦は、大人と子供のように、実力の違いが際立っていたように思います。
近鉄の坂田選手の言葉、素晴らしいですねv-424
私は、ラグビーの試合が終わった時の「ノーサイド」という言葉も大好きです。
今回の結果にめげず、日本チームには、是非頑張ってもらいたいと思います。

ラグビーとサッカー

今日のニュースで、マンチェスターユナイテッドのルーニー選手の父親と叔父が、賭博で逮捕されたと出ていましたが、「やっぱり」という気がしました。
ルーニー選手にしても、悪ガキが、そのまま大人になった感じがしますからv-410
日本のラグビー選手とサッカー選手を比べると、同じように見えますが、イギリスでは、やはりラグビー選手の方が紳士的なのかもしれませんね。

ラグビーユニオンっっ

悲しいかな、スコットランドはアウトになりましたが …。

かなり、盛り上がっていますね。
今回は、日本の活躍が、かなりこちらの
ラグビーファンの間では話題になっています。
結果に関係なく、体系も違う日本人が
フランスを脅かせるようなプレーをするとは! と。
私のボス(獣医師さん)もラグビー男なのですが
日本の活躍を褒めていました。
とってもタクトフルだと。

明日は、フランス、イングランド戦。
スコットランドのラグビーファンは、必死で
イングランドの敗退を願うわけですが(苦笑)。

確かに、ラグビーユニオンは、お坊ちゃま
スポーツ、プライベートスクールのスポーツと
呼ばれるくらい、お金持ちでより高い教養の
ある人々がプレーしたり、応援したりしますね。

個人的には、そういうのが苦手なので
ちょっと荒くれなサッカーは、興味深くて
好きです。

でも、ラグビーというスポーツも好きです。

とくに、オールブラックの 
かまってーかまってーふおーふおー!
なんて、ハッカーを見るのが大好きです。

長々すみません!!

No title

ラグビーはまりますよね
息子が高校のとき始めて すっかりはまった母です
ちなみに フッカーでした
花園は、遠かったですけど

対フランス戦のときは、興奮して次の日ショーがあるというのに 悔しくて眠れなかったです
しかし、外国のフォワードは強いです
フォワードに限りませんが、日本が束でタックルしても止まりません
すごいですよね
「ハカ」もこれ、かっこいいですよね
これから はじまる!て感じがします

No title

フランス戦は、本当にいい戦いを見せてくれましたが、最後は力尽きたという感じでしたね。
やはり、世界の強豪の壁は厚いという感じがします。
外国のチームを見ると、バックスがフォワードのようにゴツイ身体をしてるのに、足も速いから驚きます。
しかも、キックも正確無比ですから、強いのは当然という気がします。

プロゴルフ

ラグビーも世界で通用しませんが、日本の男子プロゴルフも駄目ですね。
今週行われたキャノンオープンを見ても、レベルの低さを感じます。
それに、外国のトーナメントと比べると、コースセッティングが甘く、簡単にバーディーがとれるのは興ざめです。
こんな状況でも、優勝すると3千万円ももらえるのですから、益々レベルの高い海外のトーナメントに出ようなんていう気持ちは生まれないと思います。
日本の男子プロゴルフ界は、完全に負のスパイラルに陥ってますね。

Re: ラグビーユニオンっっ

>やっこさん
スコットランド、残念でした。
スコットランドの方は、日本チームを褒めてくださったのですか。
やはり、ラグビーを深く理解しているから、結果にとらわれず、良い部分を評価してくださったのでしょうね。
表面的な部分しか見えない日本のスポーツ記者に、爪のアカを煎じて飲ませてあげたいです(笑)

スコットランドの人達は、イングランドよりフランスを応援しますか!
確かに、スコットランドの人達のイングランドへの対抗心を考えると、無理もありません(爆)
ロンドン勤務時代に、スコットランドの友人とイングランドの友人の熱いバトルが思い出されました(笑)
私の友人は、車でも対抗心メラメラで、片やBMWファン、片やベンツファンという有様でした(爆)

コメント、全然長くないですよ!むしろ、まだ短過ぎるくらいです(笑)
こういう話題は、話が尽きることがないですね(爆)

Re: No title

>あらみすさん
ラグビーを知ると、本当に面白く、かつ奥が深いですよね。
息子さんは、フッカーだったのですか。
なかなか大変なポジションですね。

私がロンドンに居た頃に、英国に来て、本場のラグビーを御覧になると良かったですね。
私のお客様の甥っ子さんが、当時、やはり高校でラグビーをしておられ、「本場のラグビーを観たい」と言ってロンドンまで来られたので、イングランド対フランスの試合に御招待したことがありました。
本場のラグビーの魅力を満喫されたとのことで、彼の御両親からも大変感謝されました。

Re: No title

>MACさん
まさに、MACさんが言われるとおりです。
スコットランドの方達は、日本の奮闘を大変褒めてくれたそうです。

それにしても、MACさんが言われるとおり、外国のバックスは、体も大きく足も速くて、羨ましいですね。
しかも、キックに関しても、まさに精密機械のように正確で、驚きます。

Re: プロゴルフ

>ジョンパパさん
私もジョンパパさんと同じ印象を持っています。
キャノンオープンのテレビ中継を観ていたら、その時点でトップの小山内選手と石川選手が、丁度、17藩と18晩ホールをプレイしていました。
この両ホールの小山内選手のプレイは、まさにアマチュア並みのお粗末さで、大変驚きました。
18番ホールの石川選手も同様で、彼が日本のトッププレイヤーだとすると、とても寂しいものを感じました。
このレベルで、優勝すると3千万円ももらえるなんて、とても信じられません。
日本のプロゴルフ界は、もっと賞金を少なくして、選手が外国に行かないと食べていけないくらいにしないと、永遠に世界で活躍できる選手は育たないと思います。

今週の国内女子ゴルフの試合でも、またまた外国選手が優勝しました。
しかも、上位には、外国選手だらけです。
彼女達には、外国に行って戦うという強い意思とハングリー精神を感じます。
一方、日本選手は、スポンサーからも、マスコミからも甘やかされ、外国人選手のような厳しさと逞しさを感じることが出来ません。
ちょっと寂しいですね。

ラグビーも世界で通用しませんが、日本の男子プロゴルフも駄目ですね。
> 今週行われたキャノンオープンを見ても、レベルの低さを感じます。
> それに、外国のトーナメントと比べると、コースセッティングが甘く、簡単にバーディーがとれるのは興ざめです。
> こんな状況でも、優勝すると3千万円ももらえるのですから、益々レベルの高い海外のトーナメントに出ようなんていう気持ちは生まれないと思います。
> 日本の男子プロゴルフ界は、完全に負のスパイラルに陥ってますね。

Re: ラグビーワールドカップ

>tonyさん
確かに世界の強豪の壁は厚くて高いですね。
私もニュージーランド戦を見ましたが、あまりに力の差が大き過ぎるので、途中で観戦を止めてしまいました。

近鉄の坂田選手の言葉は、本当に素晴らしいですよね。
それに、私も「ノーサイド」という言葉が大好きです。
日本の首相も、この言葉を使ったようですが、彼の場合は信じられません(汗)

Re: ラグビーとサッカー

>デュークパパさん
私も、そのニュースを見ました。
しかも、今日は、「ルーニー選手が1発退場となり、ファンは彼を大批判」とnニュースがありました。
これを見て、「やはり」と思ったのは、私だけでしょうか?

一方、英国のラグビー選手は、裕福な家庭出身の人が多く、かつ高学歴の人が多いように思います。
英国に限れば、ラグビー選手とサッカー選手では、かなり傾向が異なるように思います。

スキルフル

ごめんなさい。
コメントで使用した タクトフル 。
全然違いました。
私、なぜかいつも、この単語を間違って
使ってしまうんです … 

多分、タクトフルなんて単語は存在しないんじゃ
と思うのですが …

正解(笑)は、スキルフルでした。

ごめんなさい!!

苦笑

Re: スキルフル

>やっこさん
全然、問題ありません。
やっこさんが意図するニュアンスは、よく伝わっていますv-218
最近は、日本でも新しい造語を、よく耳にします。
昔の人が現代の言葉を耳にすると、恐らく、殆ど理解できないかもv-410
そういう意味では、言葉は、ゆっくりと変化しているのかもしれませんね。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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