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2020年スコットランド女子オープン



渋野日向子選手のスコットランドデビュー戦は、132位タイの予選落ちという結果に終わりました。

初日のスコアは79の8オーバーで、2日目のスコアは77の6オーバーで、トータル14オーバーでした。

渋野選手は英異国特有のリンクスコース初挑戦だったそうですが、ほろ苦いデビューとなったようです。

昨年の全英女子オープンで優勝してしまった為に、一躍シンデレラ姫のように持て囃され、井の中の蛙的な日本のメディアは「渋野選手、全英オープン連覇か」などと煽っていますが、世界はそんなに甘いものではないと思います。

昨年の全英女子オープンが開催されたゴルフ場は、ロンドンの北方にあるウォーバーン・ゴルフクラブでしたが、ここは日本的なゴルフ場で、渋野選手にとってはラッキーだったと思います。

しかし、今週のスコットランド女子オープンが開催されているルネッサンス・クラブや、来週の全英女子オープンが開催されるロイヤルトゥルーン・ゴルフクラブは、日本には無いリンクスコースであり、そこでプレイしたことが無い選手が、いきなり勝てるほど甘いものではありません。

そして、ロイヤルトゥルーン・ゴルフクラブは、数あるリンクスコースの中でも名門中の名門で、1878年に設立され、最初の全英オープン(男子)から12回まで連続して行われた「ロイヤル」の称号を持つ極めて歴史あるゴルフ場です。



リンクスコースであるルネッサンス・クラブは、海に接しており、無風状態の時と強風が吹き荒れる時では、クラブの番手が5つくらい異なる時もあるほどです。

今年のスコットランド女子オープンの初日と2日目は晴れて穏やかな天候だったようですが、このような天候のリンクスコースはボールもよく転がり、真っすぐ狙った方向に打てる選手は、良いスコアを出せる可能性が高くなります。

しかし、英国は「一日に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすく、一旦雨が降って風が吹くと、プレイしていること自体が辛くなるほどのケースがあり、当然のごとく、スコアも大叩きする可能性があります。



日本のゴルフ場での試合を見ていると、ラフが短く、フェアウェイの両脇にある斜面にボールが飛んでも、フェアウェイまでボールが戻って来るシーンを度々見かけます。

また、ラフに飛んだボールでも、ボールが短くて硬い芝生の上に乗っかっており、丁度ティーアップしたボールのように打ち易くなっているシーンを見かけます。

しかし、リンクスコースのラフは深く、ススキのようなラフだと膝丈以上の所もあり、ここにボールを打ち込むと、普通に打つことはまず不可能です。



リンクスコースは、フェアウェイもうねっており、ボールが良い所に飛んだと思っても、地面が硬い状態の時は、跳ねて予想外の所に行ってしまうことも度々あります。

リンクスコースは、自然の地形のまま人の手が加えられていないケースが多いので、グリーンもうねっており、ボールがグリーンに乗ったからといって安心はできません。



日本の試合会場となるゴルフ場は、メンテナンスが完璧に行われてボールが打ち易い状態にありますが、リンクスコースの場合は、グリーン以外の場所は基本的に自然のままの状態です。

また、リンクスコースでは、コースの直ぐ脇に石積みの壁があったり、コースの真ん中を散歩道が横切っていたりもします。

試合のルールによっては、石積みの壁の横にボールが飛んだ場合、救済を受けられないケースもあります。

また、散歩道になっている所は芝生が生えていないケースが多いのですが、ベアグラウンドの上にあるボールをそのまま打たなくてはいけないこともあります。



リンクスコースにあるバンカーは、基本的に狭くて深いケースが殆どです。

上の写真のバンカーは、まだ浅い方ですが、蛸壺と言われるような深いバンカーの壁際にボールがあると、まずグリーン方向に打つことは不可能になります。

その場合は、敢えて横に出したり、グリーンとは反対方向に打つこともあります。

スコットランド女子オープンでリンクスコースを経験した渋野選手ですが、来週の全英女子オープンでは、その経験を活かすことができるでしょうか



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リンクス恐るべし

渋野選手が、2日間で14オーバーとは驚きました!
リンクスの難しさに、どっぷりはまってしまった感じです。
日本のコースと欧米のコースの違いはよく言われますが、3日間トーナメントが多い日本の女子も、欧米並みに4日間トーナメントにすべきだと思います。

Re: リンクス恐るべし

>デュークパパさん
こんなに大叩きしたのは、初めてのことでしょう。
仰るとおり、リンクスの難しさにどっぷりはまってしまったのだと思います。
日本の選手が世界に近づくには、コースセッティングのレベルをもっと上げる必要があるでしょうし、女子も4日間トーナメントにすべきだと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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