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2020年全米プロゴルフ選手権



最終日まで激戦を繰り広げた2020年の全米プロゴルフ選手権が終わりました。

最終日の終盤まで10人近い選手が優勝の可能性を有していましたが、最終的に優勝したのは日系アメリカ人のコリン・モリカワ選手でした。

アメリカの名門大学であるカリフォルニア大学バークレー校を卒業した2019年にプロ転向したばかりですが、早くもメジャートーナメントを制し、これでアメリカツアー3勝目となります。

父親は日系アメリカ人で母親は中国人、そして父方の祖父母はハワイ出身という家系で、アメリカで生まれ育ったモリカワ選手は全く日本語を話せません。

300ヤード以上飛ばす選手が多数いるアメリカツアーの中で、モリカワ選手のドライバーの平均飛距離は296ヤードで、飛距離ランキングは110位前後です。

しかし、アイアンの精度とパットの上手さは群を抜いており、パーオン率は20位台と上位にランクされています。

モリカワ選手は、優勝しても感極まることも、嬉し涙を流すこともなく、笑顔を見せながら「とても興奮を覚えている。でも、勝つべくして勝った気がしている」と語りました。

モリカワ選手は「静かなる暗殺者」という異名をとるほど物静かで冷静なことで知られていますが、プレッシャーのかかる場面でも冷静に立ち振舞えるメンタリティは出色です。

コーチのリック・セシングハウス氏は、モリカワ選手について「昔から彼は、いつも静かなる自信を持っていた。自惚れなどではなく、自分の才能を信じ、仮に悪いプレーをした時でも自信を持ち続けているような子供だった」と評しています。

モリカワ選手は、自身について「僕は、多くの学生達のように5年もいるつもりはありませんでした。4年でしっかり勉強し、経営学の学位を取得するつもりだったんです。カリフォルニア大学でプレーしながら多くのことを学び、多くの人達と出会いました。友達やサポートしてくれるグループなど、これから一生付き合うことになる人達ばかりです」と語り、更に「ベストを尽くすこと。これは、僕を最も駆り立ててくれる言葉です。成功してもしなくても、ベストを尽くせば何もネガティブなことはありませんから」と語っています。



22位という結果でしたが、アメリカツアーを代表する選手の一人となった松山選手も頑張りました。

今や世界で通用する唯一の日本人選手である松山選手の技量は、見ていて「さすがだな」と思わせるレベルだったように思います。

ミシェルのお父さんが「あ~、これでボギー以上は確実だな」と思うような大ピンチに陥った時でも、信じられないようなリカバリーショットを発揮し、パーに収めてしまう技量は本当に凄いと思います。



一方で、5年ぶりにメジャートーナメントに出場した石川選手は、惜しくも1打の差で予選落ちとなりました。

ミシェルのお父さんは、石川選手のプレイを見ていて「凄く健闘した」と感じましたが、石川選手がアメリカツアーに出場していた頃と比べると、選手のレベルが数段上がったように思います。

石川選手を見ていて気になったのは、身長がモリカワ選手と同じ175㎝なのですが、アドレスした時など、石川選手の方が小さく見えました。

日本でプレイしている時の石川選手は自信に溢れ、そのようなことは感じませんが、アメリカだと何故かひ弱に見えてしまいます。



日本のプロゴルフ界は、いまだに石川選手の人気に頼っていますが、アメリカツアーで凄いのは、次々と新しいスターが出て来るところです。

今大会も、23歳のモリカワ選手を筆頭に、21歳のマシュー・ウルフ、24歳のスコッティ・シェフラー、25歳のキャメロン・チャンプ、26歳のブライソン・デシャンボー達がトップ10入りしました。

ウルフ選手は、若手選手の活躍の理由について「大学では、コリン、ビクトル、スコッティ、キャメロン達と競い合ってきた。お互いの競争意識があるからこそ、今成功できているんじゃないかな」と語り、大学時代のハイレベルな戦いがプロでも戦える自信の源になっているといいます。



今年の全米プロゴルフ選手権の試合会場となったのは、サンフランシスコにあるTPCハーディングパークです。

メジャートーナメントの会場としては珍しく、ここは市営ゴルフ場です。

しかし、数々の有名な大会が開催されており、メジャートーナメント用にコースも改造され、コース全長も7251ydと長くなっています。

しかも、470ヤードを超えるパー4が多く、250ヤードを超えるパー3もありながら、パースコアは70に設定されています。



更に、フェアウェイの幅が狭く、ラフが長く、グリーンのアンジュレーションがきついといった難しいセッティングになっています。

イギリスで行われる全英オープンの試合会場になると、更にラフは深くなり、深い所では膝丈くらいになることも珍しくありません。

コースが短く、フェアウェイが広く、ラフが短く、グリーン周りが広いといった日本の試合会場とは、かなり様相を異にします。

日本のプロゴルファーが世界で通用する為には、世界に出ていくメンタリティーの強さだけではなく、コースのセッティングの厳しさに慣れる必要もあるように思えます。



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テーマ : ゴルフ
ジャンル : スポーツ

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日米の差を痛感

今回の全米プロを見て、改めて日米の差を痛感しました。
アメリカツアーの選手達は、300ヤードを打てるだけではなく、ショットの精度も極めて高いと思います。
飛ばないと言われるモリカワ選手でも300ヤード前後飛びますし、ショットの精度も高く、パットも安定していたので、彼が言うように、勝つべくして勝ったように思います。
レベルの高いアメリカの試合を見ると、日本の試合を見る気が無くなる程です。

Re: 日米の差を痛感

>グレースパパさん
仰るように、日米の差は非常に大きいように思います。
アメリカツアーの選手達の飛距離に驚嘆しますが、その精度も極めて高いように思います。
モリカワ選手は常に安定していますが、今回は特に秀でていて、勝つべくして勝ったように感じます。
アメリカの試合を見たあとは、日本の試合を見る気が無くなります。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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