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検察庁法改正案に抗議の波



新型コロナウィルスで国民の命が危険に晒されているというのに、安倍首相は不要不急の「検察庁法改正案」を成立させ、「安倍政権の守護神」とか「官邸の用心棒」と言われる黒川弘務東京高検検事長を検察のトップである検事総長にしようと目論んでいるといいます。



上の相関図は、グラフィックデザイナーの金魚さんが作成されたものですが、安倍首相の目論見を解り易く示しているように思えます。



この三権分立を根底から覆すような「検察庁法改正案」に対して、多くの国民が危機感を抱いており、5月14日時点で1000万を超える抗議ツイートが上がっているといいます

5月8日夜に最初のツイートを始めたとされるのは、東京都内の30代の女性会社員です。

彼女は「政府が気に入らない人は、罪がなくても裁かれるということが起きる予感」がして、反射的にツイートをしたといいます。

「極親しい仲間に伝われば」と思っただけのツイートでしたが、瞬く間に広がり、著名人の投稿も相次ぎました。

「明日の自由を守る若手弁護士の会」の早田由布子事務局長は「安保法制や共謀罪など、安倍政権が進めてきた政策への不満が少しずつ溜まっていたことの表れ。SNSに留まらず、国会内の動きに繋げられれば」と語っておられます。



黒川検事長は菅官房長官から絶大な信頼を寄せられ、いまも定期的に会食をする仲だといいます。

また、杉田和博官房副長官とは菅官房長官以上に近い関係で、頻繁に電話で連絡を取り合い、時には捜査の進捗状況などの報告も行なっていると言われているようです。

杉田官房副長官は中央省庁の幹部官僚人事を握る内閣人事局長を兼務しており、黒川検事長の人事発表後にも「国家公務員の定年延長はよくあること」とうそぶいていたようです。



法務省は、政官界の不正に捜査のメスを入れる検察庁という特別機関を抱えており、検察首脳人事は、これまで政治介入を許さない「聖域」とされてきました。

政権側も検察組織の中立性を尊重し、法務検察側の人事案を追認してきましたが、今回の「検察庁法改正案」は、その不文律を踏みにじる前代未聞の事態です。

ある検事総長経験者も 「この人事で、官邸は『法務検察も聖域ではない。いつでも人事権を行使できる』と言いたいのかもしれません。ルールを曲げてまで黒川氏を残せば、『官邸に嫌われると総長にはなれない』という官邸ご都合主義が罷り通ってしまう」と危惧しています。

そして、ロッキード事件の捜査に当たった松尾邦弘元検事総長ら検察OBが、法務省に対して「検察庁法改正案に反対する意見書」を提出するという極めて異例の事態に発展しました。



黒川氏が「安倍政権の守護神」とか「官邸の用心棒」と言われるようになってからは、内閣が吹っ飛んでも不思議でないレベルの政治事件がことごとく不起訴になりました。

2016年1月、「週刊文春」は安倍政権の屋台骨を支えていた甘利明経済再生相の口利き疑惑を当事者の生々しい証言で詳細に報道。

あっせん利得処罰法違反の疑いは明白でしたが、特捜部は甘利事務所への家宅捜索さえ行なわず、不起訴処分としました。

2014年の小渕優子元経産相への捜査では、ハードディスクを電動ドリルで破壊する悪質な隠蔽工作までありましたが、議員本人までは立件せず。

何れも黒川氏による「調整」と囁かれ、その論功行賞か、官邸は黒川氏の事務次官昇格人事を決めました。

1954年、安倍首相の大叔父である佐藤栄作自由党幹事長(後の首相)が、「造船疑獄事件」という大事件が起きた際、第三者収賄罪容疑で東京地検特捜部から逮捕状が出されましたが、逮捕寸前に、犬養健法相を使って「指揮権」を発動させ、検事総長に逮捕状を取り下げさせて罪を免れたことがありました

安倍首相は、大叔父である佐藤元首相が行った「悪しき前例」を繰り返そうというのでしょうか・・・。



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安倍政権の為の法改正

安倍首相が検察庁法改正案について「恣意的な人事が行われることはない」と言いましたが、国民の大多数は信じないでしょう。
弁護士の菊間千乃氏もその一人で、理由について「モリカケ問題で、加計学園の元幹部が最高裁判事に任命されたり、官僚の幹部人事も内閣人事局に集められて官僚が政権に忖度するかのような不祥事が数々起こった。それを考えると恣意的な運用はないと言われても信じられない」と語っています。
全くそのとおりで、安倍政権を守る為の法改正だと思います。

殆どの国民が反対

私も反対ですが、アンケートでも90%以上の方々が反対されています。

人事権で言いなりに

森加計はじめ、桜を見る会前夜祭疑惑や河井案里選挙買収事件において、安倍首相の刑事責任に及ぶ可能性があるから、今の内に検察庁を支配下に置いておきたいのでしょう。
だから何がなんでも今国会で検察庁法を改正したいのはミエミエです。

Re: 安倍政権の為の法改正

>ジョンパパさん
今、日本で最も信用できないのは安倍首相の言葉かもしれません。
カリーノパパも、弁護士の菊間千乃氏の言うとおりだと思います。

Re: 殆どの国民が反対

>モカママさん
一千万以上もの国民が反対していることが判り、安倍政権も今国会での改正を諦めたようです。
安倍政権の暴政を止める為に、これからも国民はどんどん声を上げていく必要があるように思います。

Re: 人事権で言いなりに

>masaruさん
多くの国民が、masaruさんと同じことを懸念しているので、改正に反対しているのだと思います。
安倍政権は、既に幹部官僚や警察庁の人事権を握って思いどおりにしていますが、検察庁まで思いどおりにされたら、日本は完全に暗黒時代になってしまいます。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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