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強欲の極み?



テレビでは、連日、レバノンに逃亡したカルロス・ゴーン被告について報じられています。

正直言って、写真で見ても典型的な悪人顔で、時代劇なら、まさに「悪代官」が適役のように思えます。

ルノーの上席副社長だったゴーン被告は、1998年6月に日産自動車のCOO(最高執行責任者)に就任しましたが、彼がやったことは、日産グループの従業員2万1000人(全体の14%)の削減と、下請け部品メーカーの切り捨てによる部品購入先(当時1200社)の半減でした。

「日産再建」の名のもと、多くの社員や下請け企業がリストラされ、その後、悲惨な運命をたどったであろうことは容易に察せられます。

一方で、ゴーン被告は、日産から巨額の報酬を得ています。

2010~14年度の5年間の報酬合計が約98億5500万円で、年額約20億円もの報酬を得ていました。(有価証券報告書には49億8700万円と記載)

そして、2015~17年度の3年間の報酬合計は71億7400万円で、年額約24億円もの報酬を得ていました。(有価証券報告書には計29億400万円と記載)

しかも、当時、ゴーン被告はフランスのルノーの会長兼CEO(最高経営責任者)も兼務していたことから、ルノーからも2015~17年に年額約9億円もの報酬を得ていました。

しかし、ルノーの株主総会では、過半数の株主が約9億円もの高額報酬に対して反対したといいいます。(欧州の一般的なCEO報酬は3~6億円)

ちなみに、日本の東証一部上場企業431社における報酬総額の水準は、社長の報酬総額の平均値で5,552万円であり、取締役は2,160万円です。

ゴーン被告が日産から得ていた報酬が、日本企業としては如何に巨額であるかが判ります。



日産とルノーから巨額の報酬を得ながら、ゴーン被告には会社資金の私的流用の疑いもあるようです。

上の超高級マンションは、東京でゴーン被告が住んでいた「元麻布ヒルズ」です。

ゴーン被告は最上階に住んでいましたが、その家賃は月136万円にもなり、全額を日産が支払っていました。

ゴーン被告はオランダにも住居を持っていましたが、そこの家賃は月86万円で、その家賃も日産が支払っていました。



ゴーン被告が外国で所有する住居には、日産の社費が使われていた疑いがあると言われています。

上の建物は、ゴーン被告がパリに所有する住居です。

パリの1等地にある超高級住宅ですが、ゴーン被告は、ここの4階に住んでいたようです。

そして、2005年と2008年に、日産からパリへ910万ドル(約9億8千万円)が送金されているようです。



上の建物は、レバノンにあるゴーン被告の住居です。

2012年に、日産からレバノンへ1670ドル(約18億円)が送金されているようです。

ゴーン被告は、ブラジルのリオデジャネイロにも住居を所有しているそうですが、2012年に、日産からリオデジャネイロへ580万ドル(約6億2千万円)が送金されているようです。



私的流用の疑いのあるのは、住居だけではありません。

ブラジルのヨットクラブの会員権の取得に必要な諸費用6万3千ドル(約680万円)やレバノンの大学に寄付した100万ドル(約1億800万円)についても私的流用の疑いがあるようです。

また、ベルサイユ宮殿で開いた誕生会や結婚披露宴(約80億円)についても、日産やルノーの社費が使われている疑いがあるといいます。

上の写真の「シャチョウ(社長)号」と名付けられた豪華クルーザーは、ゴーン被告の家族らが使っているものです。

その購入費用は約17億円と言われていますが、これについても日産の社費が流用された疑いがあるようです。

日本の国会議員の中にも、税金を私的流用している不届き者がいますが、もしゴーン被告の疑いが事実なら、まさに「強欲の極み」と言っても過言ではない不届き者と言えそうです。



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日産を食い物

苦楽を共にした経営者なら、従業員や下請けを簡単には切れません。
しがらみが全くないゴーンだから、残酷なことも平気でできたのだと思います。
リストラで当面の業績は回復しますが、それが長く続かないのは、今の日産を見れば明白です。
弱い者を切り捨て、自分だけが巨額の富を得たゴーンは、本当に許しがたい人間のように思えます。

経済の仕組みが・・・

会社のトップが、詭弁、奇策、法の隙間を駆使して、巨額の報酬を手中にする事に専念する姿が、鮮明に見えます。
その良い例が・・・
三菱自動車の再建に力を貸したVWの幹部たちが、再生資金を一部自分たちのご褒美にして、多額のお金を懐にいれて帰国後、優雅なバカンスに明け暮れていたことは有名な話です。

再建すると言ってやってくる外国籍の人に感謝はしても、100%信じてはいけないのです。

検察はホッとしてる?

保釈中の海外逃亡は許せませんが、それができてしまう日本の司法制度にも問題があるように思います。
また、政権に忖度して、相手によって対応を変えてしまう検察にも問題を感じます。
裁判が行われたとしても、無罪や刑が軽い可能性があるように思いますが、同時に最終判決が下されるまでに数年もかかることが予想されます。
その間、日本の司法制度について、外国から非難を浴びることも予想されます。
難しくなるであろう裁判を考えると、ゴーン被告が海外に逃げてくれたことで、検察はホッとしているかもしれません。

Re: 日産を食い物

>ジョンパパさん
ジョンパパさんが仰るとおりだと思います。
ゴーン被告はヘッドハントされて企業の役員に就任するタイプの人間であり、企業内の機微については殆ど知らないと思います。
そのタイプの人間は、当面の業績を上げることだけに専念し、会社の長期的な業績については、それほど関心が無いと思います。
万一、日産の再建に成功できない場合でも、彼にはルノーに戻るルートがあったのですから、精神的なプレッシャーは、それほど無かったと思います。

Re: 経済の仕組みが・・・

>ワンコが好きさん
仰るとおりですね。
リストラされた社員や下請けのことを思うと、ゴーン被告やVWの幹部達の私利私欲には、本当に許し難く思います。
外国においても日本においても、ヘッドハントされて、役員として会社を渡り歩く連中には、人間性に問題がある人が多々いるように思えます。

Re: 検察はホッとしてる?

>KENTさん
KENTさんと同じように考えている専門家もいますし、カリーノパパも同意見です。
ゴーン被告の前にも、被告が逃亡する事件は何件かありましたが(国内)、何故ホーン被告の海外逃亡の可能性を想定していなかったのか誠に不思議です。
検察が、意図的にゴーン被告の海外逃亡の扉を開けておいたということでしょうか?
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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