FC2ブログ

2019年全米プロゴルフ選手権



今年の全米プロゴルフ選手権は、ブルックス・ケプカ選手が史上5人目の完全優勝(4日間トップを維持)を達成しました。

加えて、2007年のタイガー・ウッズ選手以来となる12年ぶりの大会連覇も成し遂げました。

3日目を終えて12アンダーと、2位に7打差もつけて楽勝かと思われましたが、風が強くなった最終日にドラマがありました。



上の写真は、今年の試合会場となったベスページステートパークゴルフコースのブラックコースの18番ホールです。

ベスページステートパークは、ニューヨークのマンハッタンからクイーンズ方面に車で1時間ほど行った所にある州立公園です。

この公園内にはゴルフコースが5つありますが、全てパブリックコースなので、誰でもプレイできます。



5つのゴルフコースの中で最も難しいと言われるブラックコースは、1936年に開場しました。

スタートホールには、英語で「ブラックコースは極めて難しいコースなので、技術の高いゴルファーだけにお薦めします」という趣旨の警告看板が掲示されています。



テレビなどで見ていると、それほど難しいコースには見えませんが、実際には次のような難しさが潜んでいます。

1.全長7,459ヤードと距離が長い

2.フェアウェイの幅が、通常の1/3位で狭い

3.ラフが長く、かつ芝が極めて粘っこくて、クラブが振り抜けない

4.バンカーが多い

5.グリーンが難しく、短い距離でもボールが微妙に曲がる



前半で2組前のダスティン・ジョンソン選手が追い上げましたが、ケプカ選手は10番ホールでバーディを奪い、ジョンソン選手とは6打差ありました。

しかし、強風が吹き出した11番ホールから、完璧なプレイを続けていたケプカ選手が突然乱れ始めました。

ティショットでフェアウェイを外し続けて4連続ボギーを喫し、一気に1打差まで詰まってしまったのです。

ケプカ選手が「まるでボギー列車に乗っている感じだった」と語った11番から14番でしたが、ジョンソン選手を応援するニューヨークの観客達は、ケプカ選手のショットやパットが乱れる度に、ジョンソン選手のイニシャルの「DJ」コールを繰り返しました。

普通の選手なら、ここからどんどん崩れてしまうところですが、ケプカ選手は逆に「あのDJコールが僕の集中力を戻してくれた。僕の助けになった。それが15番のナイスショットにつながったんだ」 と言います。

ニューヨーク近郊で開催された過去のメジャー大会などにおいて、口の悪いニューヨーカー達の野次やブーイングの「被害」に遭った選手の例は少なくありません。

ヨーロッパで31勝、1996年の世界ランク2位を誇るスコットランド出身のコリン・モンゴメリー選手は、何故かニューヨーカー達の野次のターゲットにされ続け、悲願のメジャー初制覇を実現できぬままシニアになってしまいました。



最終組でケプカ選手と一緒にプレイしたハロルド・バーナーIII選手も不快感を示すほど、観客はジョンソン選手びいきだったといいます。

そんな逆境の中でしたが、バーナーⅢ選手は「僕のボールがラフに入り、僕があきらめていたのに、ケプカ選手はラフをかき分けて僕のボールを必死に捜すんだ」と語り、ケプカ選手のスポーツマンシップに感銘を受けたといいます。

実力に比べて注目度が劣るのは、ケプカ選手が欧州下部ツアーでプロキャリアを始めたせいかもしれません。

しかし、予選で同組だったタイガー・ウッズ選手は「彼には欧州ツアーでつちかった精神力がある。苦労した分、強さがある」と語っています。

今回の優勝は、ケプカ選手にとってツアー通算6勝目になりますが、そのうち4勝がメジャー大会という凄さです。

メジャー大会を一度も制覇できずに終わる名ゴルファーも数多いというのに、このケプカ選手の成績は本当に夢のようです。

余談ではありますが、愛娘のカリーノも、ドッグショーのメジャー大会ばかりで入賞し、「JKCチャンピョン」と「FCIインターナショナルチャンピョン」の資格を獲得しました。

ケプカ選手が優勝する姿を見て、ミシェルのお父さんには、カリーノの姿がダブって見えました



★ランキングに参加中です。
↓ポチッと押して下さると嬉しいです♪

人気ブログランキング

スポンサーサイト

テーマ : ゴルフ
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

感動

テレビを見ているだけではわかりませんでしたが、勝負の背後には色々なドラマがあったのですね。
ケプカ選手のスポーツマンシップと雑草的な強さに感動しました。

Re: 感動

>デュークパパさん
当然のことではありますが、テレビでは知りえないドラマが数々あったようです。
優勝争いをし、ピンチの最中に自分に負けず、かつスポーツマンシップを発揮できるケプカ選手は、本当に凄いと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

カレンダー
05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
人気ブログランキング
ランキングに参加中。 ポチッと押して下さると嬉しいです♪