景観への配慮

ミシェルのお父さんは建築の専門家ですが、日本では、景観に対する配慮が充分とは言えないことを残念に思っています。

本日は、日本と欧米の景観に対する配慮の違いについて、幾つかの事例を御紹介させていただきます。



上の写真は新宿の高層ビル街ですが、このような景色は、ニューヨークのマンハッタンだけで良いように思います。



上の写真はフィレンツェですが、ヨーロッパの都市には、このように古い建物を大切にし、高さを抑えた街並が多いように思います。

どちらが人に安らぎを与えてくれるかは、言わずもがなです。



上の写真は新宿ですが、恐ろしい程の看板とネオンサインが街に溢れています。

まさに「無法地帯」と言ってもいいくらいの酷さです。



上の写真はロンドン一の繁華街であるピカデリーサーカスですが、看板やネオンは極一部に抑えられ、街の景観が大切にされていることが解ります。



上の写真は渋谷ですが、ここも看板が溢れ、「信号機が判りずらい」と言う人もいる程です。



上の写真はロンドン市内ですが、看板は殆ど無く、とても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。



上の写真は日本の典型的な街並で、電柱、電線、看板、そして交通標識が溢れています。

電線の地中埋設率は、世界の主要都市と比べると極めて低く、この点で、日本は発展途上国と言っても過言ではないように思います。



上の写真はロンドン市内ですが、世界の主要都市は、このように電線は地中埋設されており、機能性や景観が大切にされています。



上の写真は隅田川ですが、武骨なビルとホームレスのテントが溢れています。



テームズ川やセーヌ川を始め、ヨーロッパの河畔の景色は、とても美しいように思います。

このような美しい河畔であれば、恋人同士のデートや散策も、さぞかし楽しいと思います。



上の写真は東京タワーですが、構造計算にのっとって、鉄骨を組み立てただけというデザインです。



上の写真はエッフェル塔ですが、デザイン的な配慮がなされていることが解ります。

それでも完成当時には「見苦しい」という批判があったそうで、フランス人の美に対する関心の高さを知らされます。



上は、富士山を望める美しい湖畔の写真ですが、湖の周囲には、都心にあるような無粋なデザインの高層ホテルが乱立しています。



上の写真は「世界で最も美しい湖」とも言われるハルシュタットですが、日本では、このような美しい景観を見ることは大変難しいように思います。



上は、富士山や箱根に近いエリアの写真ですが、そんな美しい自然の中に、観覧車が設置されています。



ヨーロッパの自然が豊かなエリアは規制が厳しく、建物のデザイン、材料、色なども自然に調和するものとなっています。

この美しい自然の中に観覧車を設置しようなどという発想は、ヨーロッパでは、決して生まれないと思います。



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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

景観!そういえば、ミュンヘンのウーベ元叔父さんは街の看板等をチェックする課で仕事をしていると言っていました。そういった配慮があるからヨーロッパの街は素敵なのですね!

Re: No title

>リンジー母さん
リンジー母さんが言われるとおりです。
看板に対する規制も大変厳しく、そのお蔭で、ヨーロッパの街並では、あまり下品な看板を見かけないのです。
日本にも、一応、看板に関する規制はありますが、新宿や渋谷の看板やネオンサインの氾濫は、酷過ぎますよね。

景観

新宿や渋谷の写真を見ると、確かに看板が氾濫していることに驚きます。
ハワイに行くと、日本語の看板がいっぱい目について、あれも興ざめしちゃいます。
看板に関する規制は、景観を守る意味でも、もっと厳しくてもいいように思います。

Re: 景観

>タンタンさん
新宿と渋谷の看板を見ると、まさにやりたい放題という感じで、とても規制があるようには見えませんね。
確かに、ハワイに行くと、日本語の看板が溢れていますね。
せっかく外国に行ったのに、あれは興ざめしちゃいます。
私も日本の看板に対する規制は、もっと強化した方が良いと思います。

景観の違い

景観に関する日本とヨーロッパの配慮の仕方では、確かに大きな違いがありますね。
看板、電柱、隅田川、観覧車などの写真を見ると、その違いが顕著にわかります。
東北の地震以来、電柱の側は歩かない方がいいとか聞きましたが、景観だけでなく、安全面でも問題がありそうですね。

デザイン

比較できるように並んだ写真を見ていくと、素人でもデザインの良し悪しに気づきますね。
ホテルや教会でも、自然の景色にマッチするデザインがあることが解ります。
今まで東京タワーのデザインを意識したことはなかったのですが、エッフェル塔と比べると、陳腐に見えてしまいますね。

Re: 景観の違い

>ルイーズさん
今回の写真の比較で、日本とヨーロッパのデザインや景観に対する配慮の違いの一端が、お解りになれたでしょうか。
電柱というのは、景観も壊しますし、地震や台風などで倒れる可能性もあり、今後は、地中埋設を積極的に採用してもらいたいと思います。

Re: デザイン

>COCOさん
東京タワーとエッフェル塔を比較すると、日本とフランスのデザインに対する考え方の違いが、容易に解りますよね。
今、話題になっているスカイツリーのデザインも、個人的には、決して美しいとは思えません。
あのタイプのデザインであれば、カナダのCNタワーの方が、遥かに美しいと思います。

開発で躍起に

私も、普段から、それがとっても残念だと
思っています。

ネオンや看板に見られる情報の錯乱は、
正直、甚だしいとさえ思います。

3000メートルを超える穂高岳連邦を
歩いていても、あちらこちらに、岩に付けられた
ペンキの矢印やバッテン印があります。
もちろん、それは遭難者をなくそうとする
努力なのですが、そんな厳しい大自然に
踏む込むつもりであれば、自らの最低限の
知識は持って、登るべきであって、
誰でもが安全に平気で歩ける場所にと、
そんな大自然側を、変える必要はないんだ
と、思ってしまいます。

都合よく、お金の為に、便利だから …

そうやって、どれだけ、日本は 大切なもの
を失ってきたことか …

残念でなりません。

Re: 開発で躍起に

>やっこさん
貴重なコメント、誠にありがとうございます。

ヨーロッパなどと比較すると、日本は、本当に看板やネオンが氾濫しています。
それが当たり前の景色になっていて、日本人自身も、それが如何に景観を破壊しているのか解らなくなっているように思います。

穂高岳連邦の岩に矢印やバッテンが書かれていることは、初めて知りました。
風光明媚な観光地にも、必要以上の注意書き看板が立っているのと似ていますね。

日本は、ある意味、お仕着せ的な教育が徹底していて、大人に対しても、まるで幼い子供に諭すようなことを「これでもか、これでもか」というくらいやる慣習があるように思います。
卑近な例を出せば、観光地の同じ場所に、同じような注意書きが何本も掲げられているのを、よく見かけます。
それが、景観を台なしにしているとしたら、本末転倒という気がします。

美しい自然を守る為には、看板やサイン一つとっても、もっと気を配る必要があるように思います。
同時に、そういう看板やサインが不要になるべく、自然を訪れる人達も気を付ける必要があるのでしょうね。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

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