任命責任



日本相撲協会は、今日、東京・両国国技館で諮問機関である横綱審議委員会の臨時会合を開きました。

10月に起きた元横綱日馬富士の貴ノ岩への暴行について、北村正任委員長(元毎日新聞社長)は「日馬富士はすでに自ら引退を表明しておりますけど、当委員会としても、この暴力事件・傷害事件は『引退を勧告するに相当する事案』だったと判断いたしました」と発表しました。

また、現場に居合わせながら、事件に発展することを防げなかったとして、白鵬と鶴竜の両横綱に「責任を軽く見るべきではない。協会全体として取り組んでいる暴力絶滅への心構えに徹するように、両横綱に厳重に注意すべき」とする進言を相撲協会に行うと明かしました。

このニュースをテレビで見て、ミシェルのお父さんには、疑問に感じることがありました。



今日の横綱審議委員会の北村委員長の発言を聞いて、「まるで安倍首相と一緒だな」と思ったのです。

安倍政権になって、不祥事の為に数多くの大臣が任期途中で辞任しています。

その度に、安倍首相は「任命したのは私であり、任命責任は総理大臣である私にあります」と語っています。

しかし、これまでに安倍首相が責任を取った姿を一度も見ていません。

組織のトップというものは、部下だけに責任を押し付けるのではなく、自らが部下が犯した責任を取り、潔く身を引くのが本来あるべき姿ではないでしょうか。



今の日本の政財界やスポーツ界の組織を見ると、問題が発生した時には「トカゲの尻尾切り」が行われ、トップは権力の座にしがみ続けるというケースがあまりにも多いように感じます。

2007年の時津風部屋の力士暴行死事件で再発防止検討委員会の外部委員を務めた漫画家のやくみつるさんは、次のように語っています。

相撲の世界には「国もん」という言葉があって、生まれた土地での結びつきが強い競技であることは間違いない。

でも、土俵をずっと見ている方には判る。

モンゴル勢同士の中で優勝争いは起こりません。

「これはどうしてでしょう?」ということですよ。

かつて、八百長問題が浮上した際に、相撲協会自身が「八百長はあった」と認めましたね。

あの処分の際に解雇されたのは、主に十両以下と幕下の力士でした。

しかし、当時から私が言っているのは「巧妙に影響のないところ(立場が下の力士)を切ったのでは」ということです。

興行に影響のありそうな(高い)地位の力士達の中で、それを推認させるような傾向もあった。

しかし、協会は「知らぬ、存ぜぬ」で通した。

「その時の(八百長の)温床を残したりはしていないんですか?」と思います。

やくさんが指摘するように、週刊誌でもモンゴル出身力士同士の「星のやり取り疑惑」が報じられています。

そんなこともあってか、貴乃花親方は、弟子の貴ノ岩にモンゴル会などへの出席を禁じていたといいます。

ミシェルのお父さんがテレビのニュースを見ていて疑問に感じたのは、「引退勧告に相当するような力士を横綱に推挙した横綱審議委員会のメンバーには、全く責任は無いのですか?」という点です。

もし、ミシェルのお父さんが横綱審議委員会の委員長なら、真っ先に「横綱審議委員会が推挙した横綱が、あってはならぬ暴力事件を起こした責任を取り、私自身も辞任させて頂きます」と謝罪し、自らの責任を明確にすると思います。



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No title

私もカリーノパパさんと同じことを感じましたが、テレビやネットを見ても、同じように感じている人は多いようです。
自分の責任は棚に上げて、他人の責任だけ追及する人は許しがたく思います。

Re: No title

>KENTさん
横綱審議委員会の北村委員長の会見をテレビで見ていて、思わず「あなたには、何の責任もないのですか?」と思ってしまいました。
権力の座にしがみついている人に多いのですが、自分の責任は棚に上げ、他人の責任だけ追及する人は、本当に許しがたいと思います。

No title

横綱審議会は横綱について審議するものと思いますが、横綱でもない貴乃花親方まで非難したのには驚きました。
自分の役割を正確に理解できているのか、疑問に思います。

Re: No title

>ジョンパパさん
その会見を見て、カリーノパパも大変驚きました。
自分の役割を理解しているのか、自分の責任は認識しているのか、大いに疑問に思いました。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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