忖度(そんたく)



忖度(そんたく)とは、国語辞典によると「他人の気持をおしはかること」という意味だそうです。
 
官僚やサラリーマンの間で打算的に使われる場合は、相手の顔色を伺いながら行動するという意味になるのでしょうか。

森友学園の小学校建設用地取得においては、財務省が安倍総理夫人の意向を忖度し、約8億円も値引きして国有地をタダ同然で払い下げた可能性が大のようです。

森友学園の籠池前理事長は、上の写真を財務省の担当者に見せた途端に神風が吹いたようだと語っておられます。



上の写真に写っている財務省の現幹部や元幹部達は、恐らく忖度する能力は人一倍優れた方々だと推察されます。

官僚の世界では、忖度できずに出世する人などいないことは、多くの元官僚だった人達が語っています。

官僚の世界だけではなく、サラリーマンの間でも同じことが言えます。

役員や上司の意向を忖度できないサラリーマンは、遅かれ早かれ出世レースから脱落していきます。



森友学園問題に引き続いて、今度は加計学園の疑惑が問題になっています。

加計学園の理事長は、安倍総理の古くからの友人であり、安倍総理夫人は、加計学園系列の幼稚園の名誉園長を務めておられます。

加計学園は、学校誘致で町おこしをしたい今治市と組んで大学の獣医学部新設を15回も申請しましたが、何れも却下されていました。

しかし、今治市が安倍総理が進める国家戦略特区に認定されるや、急転直下に獣医学部新設が認められました。

全国的に獣医師は足りているということで、獣医学部の新設は長年見送られてきましたが、今回の認定は52年ぶりの異例とも言える出来事だそうです。

急転直下の認定を巡っては、文部科学省の担当者が記したと思われる議事録が残っています。

内容を読むと、ここでも官僚が安倍総理の意向を忖度したことが判ります。



加計学園をめぐる安倍総理人脈を見ると、安倍総理の側近や文部科学省の元幹部が加計学園に深く関わっていることが判ります。

このような人脈を知れば、例え安倍総理が何も言わなくても、官僚は忖度せずにはいられません。



何故、官僚は総理や内閣の意向を忖度するのでしょうか?

その一つの答えが、上の写真にある「内閣人事局」の存在です。



内閣人事局は、安倍総理の意向によって設立されたものですが、ここで各省庁の幹部の人事が決定されるのです。

以前は、各省庁の中で幹部が決められていましたが、内閣人事局ができて、幹部の人事権が内閣に取り上げられてしまったという訳です。

ということで、幹部になりたいと思っている官僚は、総理や内閣の顔色を伺いながら行動せざるを得ないというのは、自明の理です。

こんな仕組みがある限り、国民の共有財産が、一部の政治屋と官僚によって私利私欲の為に扱われるという問題は、今後も無くなりそうにありません。



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No title

文部科学省の担当者が書いたと思われる議事録は大変信ぴょう性がありますし、安倍総理の意向を忖度した可能性は非常に高いと思われます。
内閣人事局のことは知りませんでしたが、ここが各省庁の幹部の人事権を握っているとは驚きました。
これでは、「内閣の顔を見て仕事をしろ」と言っているようなもので、官僚は総理の意向のままに動かざるを得ないと思います。

Re: No title

>ジョンパパさん
森友学園に続いて加計学園も安倍総理がらみの疑惑で、国民の一人として本当に怒りを覚えます。
本来であれば、全国民に対して公平であるべきだと思いますが、個人的な繋がりの為に権力を背景とした不公平な扱いが行われることは許されるはずもありません。
国会議員にしろ官僚にしろ、法律に守られた人達だけに、ヤクザよりもタチが悪いと思えます。

No title

加計学園も森友学園同様に真実を嘘で塗り固めてしまうのでしょうが、常識的に考えて真っ黒だと思います。
今治市は、土地代約37億円と大学建設補助金96億円も加計学園に無償提供してしまうそうですが、その見返りとして年3千万円の税収が見込まれるとか。
しかし、こんな採算の合わない支出を、今治市民は抗議しないのかと不思議でなりません。

Re: No title

>MACさん
真実が嘘で塗り固められてしまうのは、本当に残念です。
今の政府の横暴さを見ていると、正直者が馬鹿を見るという感じがして悔しいです。
MACさんが仰るように、今治市の方々にもお粗末な行政に異を唱えていただきたいと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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