原発が標的になる怖さ



先日、北朝鮮が日本海に向けて4発のミサイルを同時に発射しました。

その後、北朝鮮は「在日アメリカ軍基地を攻撃する 部隊による発射訓練だった」と声明を出しました。

もしアメリカと北朝鮮が戦争状態に陥った場合、北朝鮮のミサイルの標的が在日米軍基地となることは、今回の北朝鮮の声明でも裏付けられました。

複数のミサイルを全て撃墜するのは困難と言われていることを考えると、在日米軍基地周辺に住む人々は大きな危険性に晒されているのかもしれません。



もし日本が、この戦争に巻き込まれた場合、北朝鮮のミサイルの標的が日本の原発に変わる可能性も少なからずあるように思えます。

チェルノブイリや福島第一原発事故の例を見ても、原発が破壊される時の被害の甚大さは容易に想像されます。

実際、北朝鮮は過去に日本の原発を標的としたミサイル攻撃についても言及しています。

そのような観点から、日本の原発は、地震や津波だけではなく、ミサイルやテロ攻撃のリスクもあると言えそうです。

日本国土を人間に例えると、身体にダイナマイトを括り付けて、敵の銃口の前に立っている状態と言えるのかもしれません。



今回の北朝鮮のミサイル発射訓練を受けて、政府は軍備にかける費用を更に増大し、アメリカからミサイル防衛システム「THAAD」の購入を早めるものと推測されます。

しかし、かつて自民党の国会議員が「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるのか?」と疑問を呈したように、この種の対応は巨額の費用がかかるだけで、撃ち落とせるという確証は無いのが実情です。



1984年、外務省は原発が標的になった場合の被害をシミュレーションしましたが、原発反対運動が広がることを恐れ、「最大1.8万人が急死」という結果を公表しませんでした。



ドイツでは、 「航空機衝突に原発内の設備が持ちこたえられるように 設計基準で定めたり、作業員の身元調査などさまざまな対策が講じられているが、 対策には限界がある」と警鐘が鳴らされました。

ドイツでは実際に航空機の原子炉への衝突に関する影響評価が実施され、古い時代に建設された原発は「小型ジェット戦闘機の突入に耐えられない」という理由で閉鎖され、現存の原発も「中型及び大型の民間旅客機の衝突に耐えられるかという点では、未解決の問題が残っている」と発表されています。

一方、日本では、東芝で原子炉格納容器の設計に携わった後藤政志氏が、 「日本では航空機衝突などの事故リスクが10のマイナス7乗回/炉・年以下であれば、評価する必要がないとされていて、全ての原発がそれ以下で設定されている」と語っています。

また、軍事専門家達は、「厚さ6メートルのコンクリートを貫通させる爆弾もあることから、最悪の状況に対する備えも必要」と語っています。

そして、延世大学(韓国)のキム・ジャンホ教授(土木環境工学科)は、「ミサイルのような強烈な爆発が起こった場合、強度を高めたコンクリートはむしろ弱く、容易に真っ二つになりかねない」とも語っています。



政府は「集団的自衛権の為に憲法を改正する」などと言っていますが、果たしてそんなことでリスクを減らすことができるのでしょうか?

原発を無くし、在日米軍基地を無くすことの方が、遥かに有効なリスク低減策のように思えます。

そして、日本政府がすべきことは、トランプ大統領に対して「早急に米朝協議を行なうべき」と提言することではないでしょうか。 



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No title

原発がミサイルの標的になる可能性は充分にあり得ることで、もし1発でも命中したら甚大な被害がもたらされることは明白です。
アメリカのテロ事件の時も、ハイジャックされた飛行機のうちの1機が原発を標的にしていたことはよく知られています。
福島第一原発事故のあとも原発を推進する政府は、そのようなリスクをどのように考えているのでしょうか?

Re: No title

>MACさん
ミサイルだけではなく、テロの恐れも充分あると思います。
ミサイルやハイジャックされた飛行機が原爆に向かってきた時は、恐らく防ぎようがないと思います。
MACさんが仰るように、政府の危機管理能力が問われる問題だと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
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