隠された真実とは


今回の安倍首相の訪米を、政府と多くのマスコミは「満点外交」と評価していますが、ミシェルのお父さんは大変奇異に感じました。

訪米前には日本の貿易不均衡や在日米軍駐留経費負担などを強く批判していたトランプ大統領でしたが、訪米中は借りてきた猫のように大人しく、ただひたすら笑顔を振りまいていたからです。

常識のある政治家や記者であれば、当然「これは裏に何かあるな」と思うはずですが、日本政府もマスコミも手放して「満点外交」と騒いでいるのですから、むしろ「こんなことで日本の将来は大丈夫かな?」と心配になる程です



ミシェルのお父さんが「奇異」と感じたことの理由が、週刊朝日(2月24日号)に掲載されていました。

政府高官らが、昨年末、都内でポール・マナフォートというアメリカ人と会談したと言うのです。

彼は大統領選挙中にトランプ氏の選挙対策本部長を務めた側近ですが、ウクライナのロシア派から巨額資金を受けとった疑いで、昨年8月に辞任に追い込まれた人物です。

レーガン大統領とブッシュ大統領の政策にも携わってきた人物であり、辞任後もトランプ大統領の信頼が厚いと言われています。

その人物がトランプ大統領の密使として来日し、政府高官らに大統領への貢物のレクチャーをしたと言うのです。



外交と言うものは、事前に両国の官僚が協議し、首脳は官僚が作ったシナリオ通り振る舞うだけというのが常ですが、やはり今回の訪米においても同じことが行われていたようです。

他の国の首脳や国民からも四面楚歌状態にあるトランプ大統領ですが、今回の安倍首相訪米の最大の目的は、どうやらアメリカの大統領と日本の首相の親密さを世界に宣伝することにあったようです。

そして、貿易などの実務的な交渉については、トランプ政権の半分以上もの閣僚が未定なこともあり、後日行うというシナリオだったようです。

そのシナリオを知れば、安倍トランプ会談が、わずか40分(通訳の時間を除くと、実質15分程度)で終わり、2日間も別荘で会食とゴルフに費やした茶番劇の理由が解ります。

加えて、共同記者会見で、トランプ大統領が原稿を棒読みしたことや、イヤホンを付けていなかった理由も解ります。



日本のマスコミは、トランプ大統領が、「尖閣諸島にも日米安保条約5条が適用される」と明言したことや、貿易に関する厳しい要求に言及しなかったことで、「満点外交」と評価していますが、果たしてそうでしょうか?

尖閣諸島が日米安保条約5条の適用範囲であることはオバマ政権当時から確認されていたことですが、実際に無人の尖閣諸島が中国に侵略されたとしても、アメリカ軍が日本の為に血を流してくれるとは到底思えません。

アメリカ軍が参戦する為には、アメリカ議会の承認が必要ですが、自国が攻められている訳でもないのに、核兵器を有する中国との戦争を議会が承認するとは思えません。

更には、トランプ大統領は、今回の安倍首相の訪米に先立ち、中国の習近平主席と電話会談を行い、アメリカは「中華人民共和国と台湾は、一つの中国に属する」という政策を受け入れると伝え、中国との友好関係維持を示しています。

一方、貿易に関する日本への厳しい要求は、今後、果てしなく出て来るものと推測されます。



今回の安倍首相の訪米は、世界にどのように映ったのでしょうか。

まず、安倍首相は、改めて「アメリカ大統領のご機嫌を伺う忠実な弟分」と認知されたのではないでしょうか。

次に、「アメリカ大統領のご機嫌を伺う為には、戦争下にある移民や難民のことは二の次の日本の首相」と評価されたのではないでしょうか。

実際、アメリカのタイム誌(電子版)は、「日本の首相は、トランプの心をつかむ方法を教えてくれた。へつらうことだ」と報じています

今回の訪米は「満点外交」どころか、世界から見ると、哀しいまでの「大失敗外交」というのが真実のように思えます。

そして、今回の訪米で、日本は完全に「アメリカの属国」としての地位を完成させてしまい、今後、「アメリカ・ファースト」のトランプ政策と運命共同体になってしまったように思えます



脳科学者の中野信子さんが「サイコパス」という本を書かれています。

その本の中で、中野さん「トランプ大統領が誕生したのは、サイコパスが働いたからだ」と言っておられます。

サイコパスとは、特定の脳神経機能、もしくはそれを有する人のことだそうで、その特定の機能とは、「人間らしい感情の部分が、普通の人とは違う人」であり、「他人の気持ちをおもんばかれない人」だと言います。

更には、「自分の利益の為に、人を利用しても心が痛まない人」であり、「その場限りで、凄くいい顔をすることが平気でできる人」であり、「過去の言動が間違っていた事がわかっても、臆面もなく、それを忘れて正反対の言動を取れる人」だと言います。

そして、「サイコパスは環境によって差異が生まれ、豊かな環境で育った者程その傾向が見られる」と言います。

確かに、トランプ大統領に当てはまるように思います。

中野さんは、サイコパスを紹介してトランプ現象を論じておられますが、ミシェルのお父さんには、安倍首相にも当てはまるように思えます。

そう考えると、トランプ大統領が、安倍首相のことを「非常に気が合う」と語った理由も理解できるような気がします



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No title

殆どの国民は、テレビや新聞の報道をそのまま信じてしまうのでしょうが、政府の御用報道機関になってしまったマスコミの報道をそのまま信じることの怖さを今回の記事で感じます。
太平洋戦争当時の大本営発表を信じるのと同様の危うさと言っても過言ではないのでしょう。
そして、常に真実とは何かを知ろうとする努力の大切さを痛感します。

No title

トランプ政権ができてからたった3週間で、側近中の側近であるフリン大統領補佐官が辞任してしまいました。
トランプ大統領自身もロシアに弱みを握られている可能性があるそうですが、大丈夫でしょうか?
トランプ大統領は「大統領を8年(2期)やる」と言ってますが、4年やれるかも危ない感じです。
こんなトランプ大統領にすり寄って行った安倍首相ですが、もしトランプ大統領が任期途中で辞任することになったら、自分も責任を取って行動を共にするのでしょうか。

Re: No title

>ジョンパパさん
ジョンパパさんが仰るとおりです。
実際の戦闘を法的な戦闘ではないと強弁する防衛大臣のように、国民に真実を知らせない政府の発表は、まさに太平洋戦争当時の大本営発表と同じです。
国民は、政府の発表を鵜呑みにすることなく、自ら真実を究明しようとする姿勢が大切だと思います。

Re: No title

>MACさん
本当に危なっかしいトランプ政権です。
そんなトランプ政権に尻尾を振って近づく安倍首相は、世界から奇異に見られていることでしょう。
もしトランプ大統領が任期途中で辞任するような事態になったら、安倍首相も責任をとる必要があると思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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