妻の反乱



多くの魚やジュゴンやサンゴが住む上の美しい海は、沖縄の辺野古です。

政府は、沖縄県民の反対を強引に押し切り、ここを埋立てて米軍基地を造ろうとしています。

福島第一原発の収束の目途も立っていないにも拘らず、尚も原発を推進し、原発を輸出しようとする安倍首相に対して、妻の昭恵さんが原発反対の意思表示をされているのは広く知られるところです。

その昭恵さんは、辺野古の米軍基地建設に伴う海の埋め立てにも反対の意見を持っておられます。

6月13日号の週刊現代のインタビューで「本心を言うと、辺野古の飛行場も海の上には造らないで欲しい」と答えておられます。

インタビューでは、結婚前に石垣島の新空港建設に関して「飛行場を造るとサンゴ礁が破壊されてしまう」と首相と喧嘩したことも告白されています。



そんな昭恵さんが、政府が強引に米軍のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)を造ろうとしている沖縄の高江を訪問されました。

ベトナム戦争当時、高江にはベトナム戦争用の住居が設営され、沖縄の人達が北ベトナムの兵士の役をさせられ、殺戮の模擬訓練が行われたことを知っている日本人は少ないと思います。

辺野古の問題の陰で一般の知名度は低いのですが、ここでもヘリパッド建設反対を訴える沖縄県民が、政府によって強制排除されています。

もし、ヘリパッドが建設されると、夜の10時でも100デシベル級の騒音が住民を苦しめる可能性もあると言われています。



昭恵さんは、ヘリパッド建設に反対する住民が座り込むテントを突然訪れたことを「批判は覚悟の上」とした上で、「対立、分離した世の中を愛と調和の世界にしていく為の私なりの第一歩」と心境を語っておられます。

高江の問題を映画にした「標的の村」を見たという昭恵さんは、「何が起きているのか、自分の目で確かめたい」との思いがあった一方で、「(自身がテントに行けば混乱を招くかもと)悩みながら、周りの誰にも言わずに行った。夫にも言わずに」と、その経緯を明かされています。



上の写真は、太平洋戦争開戦のきっかけとなったハワイのパールハーバーです。

1941年12月7日午前7時55分、日本海軍の連合艦隊機動部隊がパールハーバーを急襲しました。

2時間にわたる攻撃により、戦艦を含む12隻の船が沈没し、164の飛行機が破壊され、民間人49名を含む約2400名の人が亡くなりました。

アメリカでは、宣戦布告がなされぬまま攻撃が実行されたことへの憎しみと、多くの人命を一瞬で失った悲しみを込めて、12月7日はDay of Infamy(汚辱の日)」と呼ばれています。

「Remember the Pearl Harbor(パールハーバーを忘れるな)」の言葉と共に、今でも第二次世界大戦の忌々しい記憶として語り継がれています。

過去に、アメリカは日本政府に対して「日米の和解を更に進める為にも、日本国首相のパールハーバー訪問を歓迎する」と何度も呼びかけてきましたが、日本政府が応えることはありませんでした。



そんなパールハーバーを、首相夫人である昭恵さんが訪れたのです。

昭恵さんは「ハワイには何度も来たことがありますが、パールハーバーを訪れたことはありませんでした。この一年、戦後70年ということで、先の戦争について考える機会が増えるなか、どうしても一度は訪問したいという気持ちが強くなりました。実際に、この目で彼の地を見て、亡くなった方への祈りを捧げたいと思ったのです」と、訪問の理由を語られました。

昭恵さんは更に 「ここで2400名もの人命が失われたんですね・・・。記念館に展示された様々な資料を見て、改めて『パールハーバー』がアメリカの人々にとってどのような意味を持つのかを知り、胸を痛めました」と語っておられます。

そして、昭恵さんは 「オバマ大統領が広島を訪問したことで、被爆地広島のこと、そしてあの戦争のことを改めて考える機会を持った方も多いはずです。パールハーバーについて、様々な議論や見方があるのは知っていますが、憎しみや怒りを超えて、次の世代にこの記憶を語り継いでいかなければならないと思っています。犠牲者を悼むとともに、これまでの平和に感謝し、これからの平和を築いていく為に祈りを捧げました」と、その思いを語られました



妻の昭恵さんがパールハーバーを訪れた日、ブラジルでは夫の安倍首相が任天堂ゲームのマリオに扮していました。

それを見て、ミシェルのお父さんは「小池知事が閉会式に参列したのに、何故、日本の首相まで行く必要があったのだろうか?」と、素朴な疑問が沸きました。

福島第一原発の収束問題や国家財政の危機的状況を始め、日本は問題山積です。

しかも、首相や都知事がリオに向かう前から、日本近海では3つの台風が発生し、その内の一つは関東を直撃することが予想されていました。

結果的に、幸いにも関東は大きな被害を免れましたが、北海道は農作物に甚大な被害が出ています。

舛添前都知事が危機管理の希薄さもあって辞任に追い込まれたばかりですが、そんな直後に、首相と都知事が揃って地球の反対側に行き、浮かれているというのも不思議な気がします。

また、経費削減が叫ばれているにも拘らず、都知事と首相が別々にブラジルに行くというのも、非常に「もったいない」ように感じます。

ちなみに、2機の政府専用機が海外まで1往復した場合、燃料代だけでも5000~6000万円かかり、人件費や飛行機の減価償却費まで含めると、5~6億円もかかると言われています。

華やかな舞台に顔を出したい安倍首相の気持ちも解らないではありませんが、奥様の昭恵さんのように、日本の首相には国民の目線で、「過去の日本」と「現在の日本」と「将来の日本」における「真に大切なもの」を見つめ直してもらいたいと思います。



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テーマ : これでいいのか日本
ジャンル : 政治・経済

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No title

安倍首相はお坊ちゃま育ちのせいか、国民の気持ちを理解できていないように思いますが、同じようにお嬢様育ちの昭恵夫人が国民の目で物事を見ようとしているのには感心します。
オリンピックは、本来、政治とは無縁であるべきものですが、その閉会式に日本の首相が出て来たのには驚きました。
過去のオリンピックを見ても、このような例は、国威発揚の為に開会宣言を行ったヒトラーくらいだと思います。
高額な税金を使って、わざわざブラジルまで行き、土管からマリオの格好をして出てきた日本の首相を見て情けなく感じたのは私だけでしょうか。
あの時降っていた雨は、私には多くの日本国民の涙のように思えました。

No title

私もKENTさんと似たことを感じました。
マリオに扮した安倍さんが出て来たのを見て「何故、政治とは無関係なはずのオリンピックに日本の首相が出て来るのだろう?」と非常に違和感を覚えました。
しかも、あれだけの為に、税金まき散らしのような政府専用機を使ってまでブラジルに行く意義が解りません。
これを考えた人には、何か政治的な意図があったのでしょうが、それに踊らされた安倍さんは、まさにピエロのように思えます。

Re: No title

>KENTさん
KENTさんが仰るとおりですね。
オリンピック自体が本来の姿からかけ離れてしまい、巨額がらみのイベントに成り下がってしまいました。
更には、政治もからみ、一国の首相まで出て来るようになってしまいました。
ドーピングの問題やIOC委員への賄賂など、見るに堪えません。
巨額な税金を必要とするオリンピックは、もはや曲がり角に来ており、根本的な見直しが必要だと思います。

Re: No title

>ジョンパパさん
オリンピックを自分の売名行為の場にしてしまった安倍首相には、本当に呆れてしまいます。
楽で売名ができるイベントには積極的に参加しますが、難しくて誰もやりたがらない問題は避けて通る首相には、一刻も早く退陣してもらいたいと思います。
本来の姿を見失ってしまったオリンピックに巨額の税金を投入するよりも、日本に現存する問題の解決に税金を活用してくれることを願わずにはいられません。

No title

私は安倍首相のマリオを見て、まるでピエロだなと思いました。
わずか10分ほどの出番の為に、専用機を使ってブラジルまで行く首相の気持ちは理解不能です。
こんな馬鹿げた茶番の為に巨額の税金を無駄遣いされては、長引く不況に苦しむ国民はたまったものではありません。

Re: No title

>MACさん
仰るように、まさにピエロでしたね。
マリオということで、本来なら笑顔で登場するところでしょうが、安倍首相の顔には笑いは無く、むしろ引きつっているように見えました。
さすがに自分でも「こんなことしていていいのかな?世界中の笑い者にならないかな?」と心配になったのではないでしょうか。
こんな馬鹿げた茶番を首相にさせる為に、高い税金を払わされているのかと思うと、本当に怒りを覚えます。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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