One Love



上の写真の女性は、ルダシングワ(吉田)真美さんです。

世界には、驚くような人物が存在しますが、彼女もそんな一人です。

彼女はルワンダに住み、身体の不自由なルワンダの人達の為に、無償で義手や義足を作っておられます。

何故、か弱き日本人女性が、日本から遥か彼方にあるルワンダに



ルワンダは、アフリカ中央部にある小さな国です。(赤い印)

ルワンダの国民は、元々、農業や牧畜や陶芸などを営みながら、平和に暮らしていました。

ところが1889年頃から、ドイツやベルギーが植民地化し、ルワンダの人達を支配し易いように、国民を3つの民族に分けてしまいました。

そして、身分証明書を作り、そこに民族名を書くようにしたのです。

このような間違った政策が、その後の大悲劇を生むことになりました。

1994年、国民の大多数を占めるフツ族により、ツチ族穏健派と少数民族であったツチ族の大虐殺が勃発したのです。

なんと、約100日間ほどの間に、当時のルワンダの総人口約730万人の内、80万から100万もの人が殺害されてしまったのです。

更に、この紛争や地雷の為に、多くの人達が身体に障害を負いました。



真美さんは、中学の頃に母親を亡くし、父親の手で育てられました。

高校を卒業してOLとして働いていたのですが、ある日、「ケニアでスワヒリ語を学ぼう」という案内を見て、OLを辞めてアフリカに旅立ったのです。

真美さんがケニアでスワヒリ語の勉強をしている頃、迫害から逃れる為にルワンダからケニアに来ていたツチ族のガテラさんと知り合いました。

ガテラさんは、幼い頃に受けた治療ミスによって足が不自由になり、義足を付けていました。

真美さんは、日本へ帰国したあと、ルワンダの紛争が悪化したことを知り、ガテラさんを日本に呼び寄せます。

日本に着いてしばらくした時、ガテラさんの義足が壊れてしまい、一軒の義肢製作所を訪ねました。

真美さんは、 義肢の製作がルワンダの人達を救えることを感じ、ここで修業する決心をします。

5年かけて義肢製作の資格を取得した真美さんは、ガテラさんとルワンダに旅立ちます。



ルワンダに渡った真美さんとガテラさんは、義手や義足を必要としている人達の為に「ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」を発足させました。

ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトは、傷つきながらも大虐殺の時代を生き延びることができた人達を支援する為に始まったのです。

大虐殺後のルワンダは全てが破壊され、ゼロからのスタートでした。

30年以上続いた紛争は1994年に終結し、真美さんは、首都キガリ市に小さな工房を構え、義足作りを始めました。

当初は、年老いた真美さんの父親が、義肢製作費用を支援する為に、日本で募金活動に精を出されていたようです。

その後、ルワンダ政府から提供された土地にレストランや宿泊施設などを開設し、その売上金も義肢製作費用に充当されておられるようです。

身体の不自由な人達が、真美さんが作った義手や義足を装着した時に見せる笑顔が、とても印象的です。

真美さんにとっても、この笑顔が、大変なご苦労を続けられる活力になっているようです。

ミシェルのお父さんは、心から「真美さんのような女性にこそ国民栄誉賞が相応しいのでは」と思いました。



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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

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No title

世の中には本当に凄い女性が居て、私も驚きました。
日本人女性がルワンダという国に行くだけでも大変なことだと思いますが、そこで義肢制作を行い、無償で身障者の方々に提供するなんて、言葉では言い尽せないほどの苦労があると思います。
このような日本人女性がいることを誇りに思いますし、私も真美さんは国民栄誉賞に相応しい人だと思います。

Re: No title

>COCOさん
仰るとおりです。
本当に凄い女性ですね、しかも日本人女性です。
もの凄くご苦労されているはずなのに、その苦労を表に出さないことも凄いと思います。
スポーツで国民栄誉賞を与えられる人もいますが、スポーツは基本的に自分が好きだから自分の為にやっていることです。
自分の為ではなく、他人の為に支援することは本当に偉大なことですから、このような人こそ国民栄誉賞が相応しいと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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