あなた、その川を渡らないで



上のイラストは、人気イラストレーターの奥原しんこさんが描かれた韓国映画「あなた、その川を渡らないで」のポスターです。

ミシェルのお父さんは、「韓国のテレビドラマや映画は、骨太な作品が多いな」と感じています。

その一例が、7月30日から日本でも上映される「あなた、その川を渡らないで」です。



2014年秋、韓国で小規模公開された映画が、瞬く間に感動が口コミで広がり、最終的には上映劇場が800まで拡大し、ハリウッドの大作映画などを超える大ヒットとなりました。

クリスマスシーズンには観客動員数1位を記録し、2015年1月には韓国で「10人に1人が観た」ことになる480万人の観客数を達成しました。

極めて地味な老夫婦の物語にも関わらず、観客の約半数を20代の若者が占め、若者からお年寄りまでが深い共感と静かな感動に包まれたといいます。

その勢いは韓国だけに留まらず、世界中の映画祭で上映されて高い評価を受け、ロサンゼルス映画祭では最優秀ドキュメンタリー作品賞を受賞しました。



自宅庭の枯葉を掃き集めるチョ・ビョンマンおじいさん(98歳)とカン・ゲヨルおばあさん(89歳)夫妻は結婚76年目を迎えました。

二人が出会って結婚したのは、おばあさんが14歳の時で、まだ恥ずかしがり屋の少女の頃でした。

二人は、よくペアルックの服を着て手をつなぎながら川べりを散歩したり、老人会の遠足に出掛けたりと、近所でも評判の仲良し夫婦です。



春は、山菜を採ってナムルを作ったり、花を摘んで互いの髪を飾ります。

夏は、玄関近くでお昼寝をし、涼風が吹く縁側に腰かけて談笑します。

秋は、庭の落ち葉を掃除し、時々、枯れ葉を投げ合って戯れます。

冬は、真っ白になった庭で雪合戦をし、凍りついた手に息を吹きかけて温め合います。

歳をとっても、いつも笑い声が絶えない恋人のような夫婦です。



おじいちゃんの咳がひどくなってきて、おばあちゃんは別れの時が近づいているのを感じます。

おじいちゃんが天国で着るものに困らないようにと、かまどの薪に着る服をくべて燃やします。

しかし、おじいちゃんが夏物と冬物の違いが判らないことが気になり、おばあちゃんは「天国でも教えてあげなきゃ。すぐに私が逝かなかったら、迎えに来てね」とつぶやきます。

愛犬のゴンスンが子犬を産み、おじいちゃんは喜びます。

それを見て、おばあちゃんも久し振りに笑顔になれます。

数日後、おじいちゃんは病院に担ぎ込まれ、最後の時の迎えます。

おばあちゃんはベッドに添い寝し、「一緒に逝ってもいい?」と尋ねます。

おじいちゃんは、優しく「いいよ」と答えます・・・。



この映画を観た人達は、「本当の幸せとは何か?」とか「本当に大切なものとは何か?」を教えられ、共感や感動を覚えるのではないでしょうか。

歳をとると、夫婦が互いに支え合う機会が増え、若い頃よりも絆が深まっていくように思えます。

そして、それは人間と愛犬の間にも共通したことのように思います。

年老いたもの同士、これからも一層仲良く過ごしていきたいと思います。



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テーマ : 韓国映画
ジャンル : 映画

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No title

他人から見れば、玉の輿と言われるような裕福な男性と結婚するのが幸せのように思われますが、必ずしも幸せとは限らないのが現実かもしれません。
一方で、貧しくとも笑いが絶えず、一生添い遂げられる女性の方が幸せであることを、この映画は教えてくれているように思います。
この映画が、多くの人を感動させた理由が私にも解るような気がします。

Re: No title

>モカママさん
仰るように、裕福だから幸せとは限りませんよね。
それよりも、貧しくても、いつも笑顔が絶えない家庭の方が幸せだと思います。
そして、人生の最後まで添い遂げられる夫婦は、とても素晴らしいと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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