全英オープン2016



今日からゴルフの全英オープンが始まります。

英国では、通常「The Open」と呼ばれており、「The Open」と言えば、ゴルフの全英オープンを意味します。

全英オープンは、英国内の名門リンクス・コース(海沿いのゴルフ場)で開催されますが、会場は持ち回りで、今年はスコットランドのグラスゴーから南へ約50Km離れたキンタイア湾沿いにある「ロイヤル・トゥルーン・ゴルフ・クラブ」のオールド・コースが会場です。

上の写真は、ロイヤル・トゥルーン・ゴルフ・クラブのクラブハウスです。

ロイヤル・トゥルーン・ゴルフ・クラブは1878年に開場し、過去に、1950年を皮切りに全英オープンは8度開催されています。

ロイヤル・トゥルーン・ゴルフ・クラブがある辺りは、スコットランド南西部の名リンクス・コースのトライアングルの1つで、この一帯には、全英オープンの発祥の地で第1回から12回まで連続で会場となった「プレストウィック・ゴルフ・クラブ」や過去4度の全英オープンの会場となった「ターンベリー・ホテル&ゴルフ・リゾート」があります。



上の写真は、7番ホールのティ・グラウンドから見た景色です。

リンクス・コースらしく木は見当たらず、フェアウェイ以外は深い草で覆われています。

フェアウェイはうねっており、乾燥した日だと、ボールが思わぬ方向に跳ねてしまうことも多々あります。

また、海沿いのコースなので、風が強い日は、クラブの選択が5番手くらい違ってくることもあります。

英国は「1日の中に四季がある」と言われるくらい天候が変わり易いこともあり、ゴルフは、まさに自然との闘いでもあります。



ロイヤル・トゥルーン・ゴルフ・クラブで最も有名なホールは、「ポステージ・スタンプ(Postage Stamp)」と名付けられた8番ホールです。

わずか130ヤード程のパー3ですが、多くのゴルファーから「ティ・グラウンドに立っただけで恐怖を感じる」と恐れられるポステージ・スタンプ(郵便切手)のような小さくて細長いグリーンは、5つの深いバンカーと複雑な起伏の丘で囲まれています。

世界の500の名物ホールの一つに数えられており、世界中から、この8番ホールに挑戦しにやって来るゴルファーが絶えません。

1950年の全英オープンの際には、ドイツ人のヘルマン・ティッシーズ選手(アマチュア)が第1打をバンカーに打ち込み、第2打以降、グリーンを挟んでバンカーを行ったり来たりし、12打でようやくグリーン・オンし、スリー・パットでスコアは15打でした。

現在も残る全英オープン史上の最多打数記録です。



上の写真は、グリーン近くの景色です。

2グリーンでグリーンの周辺が広く、平坦でラフも浅い日本のコースとは、かなり様相を異にします。

この難しい地形的状況の上に、雨風と寒さが加わりますから、世界のトップ・プレイヤーといえども手を焼くのが解ります。



上の写真は、18番ホールのチャンピョンシップ用のティ・グラウンドから見た景色です。

全英オープンは、多くの日本人選手が出場することもあって、世界4大メジャー・トーナメントの中で最も日本に身近な大会と言えるかもしれません。

しかし、昨年までの全英オープンでは、日本人選手の予選通過率は約39パーセントで、近年は特に苦戦を強いられています。

昨年は8名が出場し、予選通過は松山選手ただ1人でした。

今年は、8名の日本人選手が出場しますが、果たしてどのような戦いを見せてくれるでしょうか。

ミシェルのお父さんは、正直言って、あまり期待できないように思えます。

ヨーロッパやアメリカの強豪選手の多くは、全英オープンの1週間前に開催されるスコティッシュ・オープンに出場し、リンクス・コースでプレイして全英オープンに備えます。

ところが、今年出場する日本人選手達は、全英オープンの2日前になってようやく英国に到着し、リンクス・コースに慣れるどころか、時差ボケに苦しんでいるような有様です。

これは、選手の心構えの問題だけではなく、全英オープンの前週に日本プロゴルフ選手権を開催する日本のゴルフ協会にも、大きな問題があるように思います。

日本人選手が世界で活躍できるようにするのもゴルフ協会の役目の一つだと思うのですが、今のゴルフ協会は逆に足を引っ張っているようにしか思えません。

世界で活躍してきた青木功会長には、是非とも改革をお願いしたいと思います。



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テーマ : ゴルフ
ジャンル : スポーツ

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No title

初日の中継を見ていましたが、深いバンカーに入ると簡単にオーバーパーになってしまうのには驚きました。
日本人選手も「いかにバンカーに入れないかが大事」と言っていましたが、中継を見ていて納得です。
日本人選手の準備不足については、確かにカリーノパパさんが言われるとおりだと私も思います。

No title

テレビでも言ってましたが、スコットランドとは思えないくらい良い天気で、好スコアが続出したように思います。
果たして、このようなコンディションがあと3日間続くのでしょうか?

Re: No title

>デュークパパさん
深くて狭いバンカーに入ると、脱出するだけでも大変そうですね。
バンカーの壁際にボールがある場合は、特に大変です。
初日は好天に恵まれてスコアが良かったようですが、果たして何人の日本人選手が予選を突破できるでしょうか。

Re: No title

>KENTさん
青空が見え、風も殆どなく、スコットランドとは思えませんでしたv-410
このような天候だと、リンクスでも良いスコアが出やすいように思います。
果たして2日目以降の天気はどうでしょうか?

No title

2日目はスコットランドらしい天気になり、強豪選手でも大苦戦でした。
厳しい環境に慣れていない日本選手は更に大苦戦で、結局予選を突破できたのは、8人中2人だけでした。
テレビを見ていて、本来のゴルフは自然との闘いであることを改めて知らされました。

Re: No title

>ジョンパパさん
ジョンパパさんが仰るとおりですね。
実力で劣る日本人選手達が、大会開始直前に英国に到着するようでは、戦う前に勝負ありといった感じがします。
更に、日本人選手達はリンクスコースに慣れていませんし、スコットランドのような厳しい天候下でゴルフもしていません。
加えて、日本のコースは海外のトーナメントコースよりも優しいということもあり、国内だけでプレイしている日本人選手が海外で活躍するのは無理だと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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