シェリー永眠



今朝6時42分、シェリーが天寿を全うしました。

あと1ヶ月程で16歳の誕生日を迎えるシェリーでしたが、誕生日を祝うことなく旅立ってしまいました。

我が家の娘になった生後2ヶ月の頃から優等生のシェリーでしたが、犬生を終える瞬間まで親に面倒をかけることもなく、優等生を貫き通したシェリーでした。

犬の十戒の10番目「最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです」を守ってあげられて、本当に良かったと思います。

8歳5ヶ月で亡くなったカリーノの時とは異なり、シェリーの場合は、最後のお別れの時を覚悟する時間がいっぱいあったにも関わらず、愛する我が子を亡くした悲しみの大きさが変わることはありません。

2000年にロンドン勤務を終えて帰国後、お父さんは長かった海外勤務から国内勤務に変わり、それから定年退職するまでの12年間は、あまり楽しい会社勤務とは言えませんでした。

そんな時、お父さんは、優しいシェリーの存在に、いつも癒されていました。



昨日の午前5時頃から体調が急変し、その後は、お父さんが今朝まで横に付き添っていました。

上の写真は、お父さんの膝の上で眠るシェリーです。

この時点で身体の力は無くなり、食事をとる元気も無くなっていました。



お父さんに抱かれて眠るシェリーの異変を感じたのか、隣にシェリーの娘のアンジェとミシェルが寄り添ってきました。



シェリーの定位置だったソファーに横たえると、もう余り体力も気力も無いはずですが、目を開けて、お父さんに元気な姿を見せようと頑張ってくれました。



写真を撮ろうとすると、「お父さん、な~に?」というような可愛い顔も見せてくれました。

16歳というと、人間の100歳位に相当しますが、シェリーは、耳が遠くなって足が少し弱ってきただけで、白髪も殆ど無く、まだまだ若々しく見える子でした。



ほんの2~3日前には、ミシェルと頭をくっつけて、ソファーで眠っていたシェリーでした。

そんな元気だったシェリーが、今は眠ったまま起きてくれません。

シェリーのことを想い出すのは、何故か河口湖でも横浜でもなく、帰国直後の3年間を過ごした東京の町屋での出来事です。

2駅先に居られた有名なシェルティ―のブリーダーさんからシェリーを譲って頂き、シェリーを普通のバッグに入れて電車で連れ帰ったのですが、途中で、シェリーが「ク~ン、ク~ン」と泣いたのを今でも鮮明に覚えています。

でも、泣いたのは、その時だけで、直ぐに慣れて家族の一員になりました。

散歩や遊びは、近くの荒川や隅田川や工場跡地の広大な公園でした。

幼い頃のシェリーは、鬼ごっこが好きで、お父さんが捕まえようとすると逃げ、お父さんが遠ざかる振りをすると追い駆けて来ました。

でも、お父さんの姿が見えなくなるほど離れることは決してありませんでした。

お父さんが町屋駅前の本屋さんまで行く時は、いつも一緒に来て、本屋さんの入口前でお利口さんに待っていてくれました。

シェリーを家族に迎えることになった直接的な理由は、YUKIお姉さんの願いでした。

ロンドン勤務の最後の頃に、YUKIお姉さんが「犬を欲しい」と言ったのです。

お父さんが、YUKIお姉さんに「それじゃ、まず犬の勉強をしなさい」と言うと、それからYUKIお姉さんは犬について書かれている本を色々読み始めました。

お蔭で、ロンドン勤務が終わる頃には、YUKIお姉さんの犬の知識は大変豊富になりました。

そこで、日本に帰国した後、YUKIお姉さんとの約束を守るべく、シェリーを家族に迎えることになったのです。

今、YUKIお姉さんは東京で暮らしていますが、たまたま今日と明日、休暇が取れて河口湖の家に来ることになっています。

丁度、そのタイミングに合わせるかのように、シェリーは旅立ちました。

YUKIお姉さんは、残念ながら、シェリーの死に目に会うことはできませんでしたが、幸いにも、シェリーの火葬には参列することができます。

カリーノもYUKIお姉さんがオーストラリアに出かける直前に亡くなりましたが、そのお蔭でYUKIお姉さんはカリーノの火葬に参列できました。

このことから、愛する者同士の不思議な縁を感じます。

シェリー、心の底からありがとう。

お父さんは、シェリーが娘になってくれて、本当に幸せでした。

シェリーは殆ど外泊の経験は無く、家に居る時も外出する時も、常に家族と一緒に過ごしました。

特に、お父さんが定年退職して家に居るようになってからは、24時間、お父さんにくっついていました。

お父さんの話す言葉をよく理解し、躾らしい躾をしなくても、お利口さんのシェリーでした。

そのせいで、お父さんには、シェリーを叱った記憶がありません。

生来、気が優しく、「人間がシェリーを噛むことはあっても、シェリーが人間を噛むことは無い」と思えるシェリーでした。

シェリーは、100点満点の家庭犬でした。

大きな病気もせず、極めて穏やかな一生を送ったシェリーでした。

もしシェリーが「私、お父さんの娘になって幸せだった」と思ってくれていたとしたら、父親として、こんなに嬉しいことはありません。

シェリーは、今晩、お父さんと一緒に寝て、最後のお別れをし、明朝、お空に向かって旅立ちます。

明日からは、カリーノと一緒に、お空から家族を見守ってくれることと思います。



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テーマ : 犬との生活
ジャンル : ペット

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よく解ります。

山梨に住む爺です。いつも心優しい管理人さんのブログを読ませて頂いております。大型犬が好きで、5^6年前にゴールデンリトルバーの花ちゃんとお別れしました。最後は大きく息を吸って「ありがとう」と言って天国へ行きました。11歳でした。用事で外出していて帰るのを待ってくれていました。今は、縁あってやんちゃな一歳のチョコバーを飼っています。ブログを読んで花ちゃんを思い出して泣いてしまいました。

No title

今年も誕生日を祝う元気なシェリーさんを見たかったのに、本当に残念です。
これまでシェリーさんの優しさに触れて私の心まで温かくしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
シェリーさんの御冥福を心からお祈り申し上げます。

No title

天寿を全うされたでしょう シェリーちゃん
私も、14歳のコリーを送ったときは、親族を送った時以上に号泣しました。愛するものを失う悲しさでしょうか。

           合掌

シェリーちゃん、有り難う!

シェリーちゃん、パパさんのところに来てくれて、本当に有り難う!
今は涙が溢れて何も言えません。
パパさんに抱かれて、ゆっくり休んで下さいね。貴女に会えて、私も幸せを頂きました。本当に感謝です。
もう、カリーノちゃんと会えましたか?
パパさん、ブログの更新がなく、その予感がして、怖くてブログにお邪魔できませんでした。お悔やみが遅くなり、本当に申し訳ありません。パパさんの、ご家族のお気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。どうぞゆっくり、シェリーちゃんとお話なさって下さいね。
シェリーちゃん、また、ね!

シェリーちゃんのご冥福を心よりお祈り致します

No title

私もシェリーさんのように送られたい。
シェリーさんのように送ってあげたい。
安心しきってカリーノさんの処へ行かれたのですね。

そうわかっていても寂しくなりますね。
四つ足の家族を持った宿命ですね。

合掌

No title

ブログがしばらくアップされていないので何か?
と思っておりましたがシェリーちゃん永眠されたのですね。最期はパパさんの膝の上で安心して旅発ったのですね。カリーノと会えたかな?
いつもお会いすると「おじさん元気だった」と話しかけてくれる優しいシェリーちゃんでした。
パパ・ママの娘で幸せでしたね。
シェリーちゃんのご冥福をお祈りいたします。

ブログを見て、涙が止まりません。
でも、シェリーちゃん、最後まで大好きなパパのひざの上にいられて、幸せだったね。
いつかはこういう日がくることが分かっていても、残された者は辛い。

今ごろは、お空でカリーノさんに会っているかな?
シェリーちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。



シェリー母さん 安らかに・・・

シェリー母さんが・・・・・・・・あまりに突然で、言葉も出ません。

時々このブログにお邪魔していますが、少し前の記事にはアンジェちゃん達と元気にお散歩している写真があり、こんなことが起こるなんて、思ってもいませんでした。もちろん、もうお年になってきているとは分かっていましたが、まだまだ先のことと思っていましたので・・・・・。

優しいシェリー母さん、周りのみんなを優しく包んでくれる、そんな雰囲気を醸し出していました。

娘のリリーは、妹のアンジェちゃんのようにいつも一緒にいられないけれど、いつもこのブログを見て、身近に感じていました。また、近々、河口湖に会いに行きたいな、と思っていたのに・・・・・・。

リリーも寂しそうです。「母さん、また、会いたかったよ!」 って。

シェリー母さんのご冥福を 心よりお祈り申し上げます。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: よく解ります。

>山爺さん
ブログを読んでいただき、誠に有難うございます。
また、この度は温かいコメントを頂戴し、感謝申し上げます。
我が家のカリーノとシェリーは、花ちゃんと会って友達になっているかもしれませんね。
山爺さんも花ちゃんを見送ることができて良かったですね。
旅立つ子達は、最愛の人に側に居てもらうことで、安らかに旅立つことができるように思います。
私自身も、そんな最後を迎えられたらいいなと思います。
今後共よろしくお願い申し上げます。

Re: No title

>メルママさん
仰るとおり、今年も手作りのケーキで誕生日を祝ってあげたかったです。
シェリーは、本当に気持ちの優しい子でした。
そして、決して出しゃばらず、いつも控えめな子でした。
シェリーの優しさに、カリーノパパは、いつも癒されていました。

Re: No title

>ワンコが好きさん
亡くなったのは残念ですが、シェリーは立派に天寿を全うしたと思います。
コリーの14歳というと、ワンコが好きさんのコリーさんも、立派に天寿を全うされましたね。
我が家のカリーノは8歳5ヶ月でしたから、早過ぎる死でした。
ワンコも人間の子供も、愛する我が子に変わりありません。
カリーノの時も、シェリーの時も、悲しさのあまり、私も止めどなく泣き続けました。

Re: シェリーちゃん、有り難う!

>勘太―モモのママさん
シェリーと出会え、我が子として一緒に暮らせたことは、カリーノパパの人生にとって、かけがえのない宝物です。
シェリーには、いっぱい幸せをもらい、いっぱい癒してもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。
我が子となった時から亡くなるまで、シェリーは本当にお利口さんで、100点満点の家庭犬でした。
16歳近くにもなると、介護が必要なワンちゃんが多いと思いますが、シェリーは最後まで親に面倒をかけることなく、美しい姿のまま旅立ちました。
勘太―モモのママさんにおかれては、地震で大変な時期だと存じますが、そんな折に優しい心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
一刻も早く地震が収まり、再び平穏な日々が訪れることを祈っております。

Re: No title

>kuntaさん
シェリーは、1日24時間、カリーノパパにくっついている子でしたが、旅立つ時も、ずーっと付き添ってあげられたことは、本当に良かったと思います。
時々、目を開けてカリーノパパが居ることを確認し、その度に安心したような顔をしていました。
いつも側に居たシェリーが居ない今は、とても不思議な感じがしています。

Re: No title

>ホーリーおじさん
最近になって、食事の量が減り、一段と足が弱ってきて、歩く時は心もとない感じだったのですが、亡くなる直前まで自分で室内トイレまで行って用を足していました。
16歳近くにもなると、介護が必要なワンちゃんが多いと思いますが、シェリーは親に面倒をかけることなく、美しいまま旅立ちました。
幼い頃から今まで、100点満点の家庭犬でしたが、旅立つ時も100点満点のシェリーでした。
「お父さん命」の子でしたが、私がずーっと付き添っていたことで、安心して安らかに旅立つことができたのではないかと思っています。
シェリーには、いっぱい幸せと癒しも与えてもらいましたが、少しは恩返しができたのではとも思っています。

Re: タイトルなし

>
優しいお心遣いに感謝申し上げます。
シェリーの体調が急変してから亡くなるまでの26時間、ずーっと側で付き添ってあげられたのは、本当に良かったと思っています。
意識が徐々に遠のく時も、時々目を開けて、私の顔を見つめていました。
目が見えたのか、見えなかったのか判りませんが、私の目には、その都度、シェリーが安心したように見えました。
一人で旅立つのは寂しいでしょうが、カリーノがシェリーを迎えに来て、シェリーを守ってくれると確信しています。

Re: シェリー母さん 安らかに・・・

>リリーのママさん
最近は、かなり身体が弱ってきていたので、「一緒に暮らせる日々は、それほど長くはないだろう」と覚悟していましたが、思っていた以上に急に旅立ってしまいました。
3日前までは、普段どおり元気に過ごしていましたから、これほど体調が急変するとは予想できませんでした。
亡くなる26時間前まで、自分で歩いて室内トイレに行き、用を足していました。
幼い頃から今まで親に面倒をかける子ではありませんでしたが、最後までお利口さんのまま、100点満点の家庭犬を貫き通しました。
シェリーの娘であるリリーちゃんのこと、これからもよろしくお願いいたします。

Re: ご冥福をお祈りいたします

>鍵コメさん
温かいコメントを頂戴し、誠に有難うございます。
仰るとおり、最後まで100点満点のシェリーでした。
親として、感謝の気持ちでいっぱいです。
一人で旅立つのは寂しかったでしょうが、カリーノや友達犬が大勢居るので、きっと皆でシェリーを守ってくれていることと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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