世界で最も貧しい大統領



上の写真の人物は、ウルグアイのホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ前大統領です。

大統領の報酬月額25万ウルグアイペソ(約115万円)の9割近くを社会福祉基金に寄付し、月10万円程で生活し、その質素な暮らしぶりから「世界で最も貧しい大統領」として知られています。

本日は、ムヒカさんが大統領だった当時の暮らしぶりと、彼の名言を御紹介させていただきます。



ムヒカさんは、資産の80%以上を財団や政府のプログラムなどに寄付し、個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみと言われています。

公用車は利用せず、このフォルクスワーゲン・ビートルを自分で運転して出かけます。

ちなみに、日本の首相の公用車はトヨタ・センチュリーとレクサス・LS600HL で、共に改造前の価格が1600万円以上します。

防弾使用などの改造を加えると、少なくとも5000万円以上はするのではないでしょうか。(防弾仕様の国賓用の車は、約1億円と言われています)

ムヒカさんは、飛行機に乗る時も民間機を利用し、エコノミー席を使います。

日本は政府専用機を2機所有し、新しく購入する政府専用機は、2機で850億円と言われています。

そして、1回の飛行に要する経費が数億円、維持管理費が年数十億円と言われています。



ムヒカさんは、豪華な大統領公邸には住まず、郊外の農場にあるトタン屋根の自宅で暮らしています。

大統領に与えられる豪華な邸宅は拒否し、郊外の妻所有の農場で、公務の合間にトラクターに乗って畑仕事と養鶏をして暮らしているのです。

ムヒカさんは、クレジットカードや銀行口座も持たず、世界で最も「清貧なリーダー」とも言われています。



名言1 「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

日本の政治屋や企業の役員を見ると、確かに、そのとおりだと思います。

名言2 「発展は、幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は、人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子供を育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです」

名言3 「私達は、発展する為に生まれてきているわけではありません。幸せになる為に、この地球にやって来たのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません」

名言4 「もっと良い世の中の目指すということは中古車を集め、乗客率を倍にするということではありません」

名言5 「人間は、もっと良い暮らしを持つ為にものが必要なのですが、それを達成する為に消費と仕事をどんどん増やさなければ行けない計画的陳腐化や底を知らない消費主義社会にイエスと言ってはいけない」

日本の首相は「GDP600兆円を目標とする」と言い、あたかも、それで国民が幸せになれると勘違いしているのとは大きな違いです。



名言6 「若い人には、恋する時間が必要。子供が生まれれば、子供と過ごす時間が必要。働いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。職場と家の往復をするだけに時間を使っていると、いつの間にか老人になってしまうよ」

長い年月を会社務めに費やしてきたミシェルのお父さんは、上の言葉を「全くそのとおり」と思います。

名言7 「お金があまりに好きな人達には、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは、政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売の為に身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、全ての人の幸福を求める闘いなのです」

上の言葉は、是非とも日本の政治屋達に聞かせたいと思います。


ムヒカさんは、その質素な暮らしぶりから「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれていましたが、ミシェルのお父さんには「世界で最も豊かな大統領」だったように思われます。



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テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

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No title

先日、日本を訪問された際のムヒカさんの言動をテレビで見ましたが、彼の優しさと誠実さに感動しました。
ムヒカさんのような政治家が一人でもいたら、日本の政治はもう少しまともになるのではないかと思います。

No title

何かを所有していると、それを失うことが恐れとなり、奪われるとか守り抜くとか、他者を敵視しがちですね。
ムヒカさんの言葉は私自身の胸にも痛く響きます。

拝見している途中に九州で震災が起こってしまいました。
日本の官僚や政治家は、東日本大震災の時の復興税のように、又使途の不適切な税徴収をチャンスとばかり行わないか、しっかり監視する義務が国民にはありますね。

Re: No title

>デュークパパさん
デュークパパさんと同じように、ムヒカさんの優しさと誠実さに心を打たれた日本人は多いでしょうね。
仰るように、日本にもムヒカさんのような政治家が出現してもらいたいです。

Re: No title

>kuntaさん
kuntaさんの言われるとおりですね。
ムヒカさんの言われることは、「人間の幸せとは何か?」を強く考えさせられます。

熊本で大変強い地震が発生してしまいましたね。
このような地震が起こる度に、「地震の無い国に住みたい」と思ってしまいます。
明日、安倍首相が被災地を訪問するようですが、政治的なパフォーマンスに思えてしまうのはカリーノパパだけでしょうか?
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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