悲しいニュース



昨日は、ヒース君が盲導犬の最終試験に合格したという嬉しい知らせを御紹介しましたが、本日は、交通事故で目の不自由な人と盲導犬が亡くなったというニュースの御紹介です。

10月3日の午前8時頃、徳島市新浜町1丁目の市道で、歩いていた同市に住むマッサージ師の山橋衛二さん(50)と盲導犬のヴァルデス号が、トラックにはねられて亡くなったのです。

事故現場は建設資材置き場の入り口付近で、トラックが資材置き場にバックで入ろうとした時に事故が起きました。

山橋さんとヴァルデス号は、勤務先の医院に出勤する途中だったといいます。

上の写真は、秋の全国交通安全運動を前にして、9月17日に県庁でオープニングセレモニーが開催された時の様子です。

この時、「徳島の盲導犬を育てる会」会員の山橋さんは、ヴァルデス君と街の歩き方を実演したのです。



ヴァルデス君は、県から山橋さんに貸与された10歳の雄のラブラドール・レトリバーです。

山橋さんとは、約9年間、最愛のパートナーとして行動を共にしてきました。

ヴァルデス君は10月11日に引退し、その後は平穏な余生を過ごす予定になっていた矢先の事故でした。

引退というと、歳をとって盲導犬の役目を果たせないと誤解されるかもしれませんが、実際には元気な内に引退し、早めに平穏な生活に入るというのが実情です。

事故現場に駆けつけ盲導犬協会の方は、「盲導犬の判断ミスは考えにくい。どうしてこんなことになったのか」とショックを受けておられました。

盲導犬は、訓練の過程で「交通訓練」も行います。

動いている自動車・バイク・自転車などに対して危険を察知し、盲導犬自身が進むか進まないかを判断できるよう訓練します。



建設工事現場では、通常、ガードマンや専任の交通安全担当者がトラックなどの往来を監視し、事故が発生しないように注意を払っています。

しかし、今回の事故が起きた建設資材置き場に、そのような役目の人が居たのかは不明です。

一方、建設資材を運ぶトラックは、通常、バックする際に警報音を出すブザーが付いている車が多いのですが、今回の事故を起こした車に付いていたかは不明です。

また、ブザーは付けていても、バックする時に後方の安全を確認できるバックカメラを付けている車は少ないように思います。

今回の事故を起こしたトラックがブザーを付けていたら、山橋さんとヴァルデス君には警報音が聞こえたはずですし、トラックがゆっくりバックしてくれば、ヴァルデス君が安全を確保できたはずです。

このようなことを考えると、事故を起こしたトラックにはブザーもバックカメラも付いておらず、後方確認が不十分なまま、急速にバックしてきた可能性が高いように推測されます。

恐らく、交通整理を行うガードマンも居なかったのではないでしょうか。

自動車王国のアメリカでは、自動車のバックの際に発生する事故の為に、1年間で平均210名もの人が命を落とし、15,000名もの人が負傷しています。

そんなアメリカでは、2018年5月から全ての自動車にバックカメラの装着が義務付けられるようです。

今回のような悲劇を繰り返さない為にも、警察には、事故の原因を徹底的に明らかにして頂きたいと思います。

そして、今回の事故で亡くなられた山橋さんとヴァルデス君の御冥福を心からお祈り申し上げます。



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テーマ : 事故
ジャンル : ニュース

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No title

私もニュースで知りましたが、山橋さんとヴァルデス君の死は本当にショックです。
トラックにはねられるなんて、酷すぎます。
しかも、ヴァルデス君は引退直前だったといいますから、言葉もありません。
事故の原因が究明されることと、山橋さんとヴァルデス君のご冥福をお祈りいたします。

私も本当に悲しくて、ショックです。ヴァルデス君の穏やかなお顔のお写真に、涙が溢れて止まりません。もうすぐ引退して、のんびり暮らせるはずでした…。パパさんが書いて下さった様に、事故の原因を追究して頂いて、二度とこのような悲しい事故が起きない様にして欲しいです。山橋さんとヴァルデス君のご冥福をお祈り致します。お空でも一緒にいられて良かったね、と思って手を合わせています。

Re: No title

>COCOさん
このニュースにショックを受けた人は多かったようですね。
引退直前のヴァルデス君の死は、本当に痛ましく思います。
このような事故は、二度と起こしてもらいたくないですね。

Re: タイトルなし

>勘太‐モモのママさん
ヴァルデス君、本当に穏やかな顔をしていますよね。
人間を愛し、人間を信じ、人間の為に尽くしてきたヴァルデス君が、人間に殺されるなんて残酷すぎます。
事故の原因を究明して、二度とこのような悲しい事故が起きないことを切に願います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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