お粗末すぎる国会議員



被爆70年の節目となる広島市の平和記念式典には、海外から過去最多の100カ国と欧州連合(EU)の代表が参列されました。

そして、核保有5大国からは、米英仏露が出席しました。

英国のティム・ヒッチンズ駐日大使は「核拡散防止条約実現の為には、他国との交渉と共に、我々核保有国が削減の努力をしないといけない」と語っています。



世界で唯一の原爆被災国であり、第二次世界大戦で敗戦し、戦争を永遠に放棄したはずの日本ですが、再び戦前の日本に戻るような動きが国会で起きています。

上の写真の人物は、礒崎陽輔首相補佐官(参議院議員)です。

憲法や法律は「人によって解釈が異なることがない」というのが基本で、そのことが「法的安定性」と言われています。

しかし、国会で審議中の「安保法案(戦争法案)」は、憲法の解釈を変えることによって成立させられようとしています。

そして、礒崎陽輔首相補佐官は「法的安定性は関係ない」と発言して、国民から大ひんしゅくを買っています。

国会で参考人招致された礒崎首相補佐官は「私の軽率な発言により、審議に多大な迷惑をかけた。発言を取り消すと共に、心よりおわび申し上げる」と陳謝しましたが、このような人は謝罪よりも辞任が相応しいように思います。



「マスコミを懲らしめろ」発言の自民党3国会議員といい、安倍首相周辺には極めてお粗末な人が多いように感じます。

上の写真の武藤貴也衆議院議員も、その一人です。

戦争法案に反対するデモ活動を行っている学生達を「(戦争に行きたくないという)極端な利己的考え」とツイッターで批判し、大ひんしゅくを買っています。

これを知った維新の会の橋下徹さんは「そんなに威勢の良いことを言うなら、お前がまず(戦争に)行け。国会議員を人身御供で前線に送り出すことを本気で考える必要あり」と憤慨しています。

更には、自身のブログで「日本国憲法によって破壊された日本人的価値観と題し、戦後の日本は、憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)を疑うことなく至高のものとして崇めてきた。(中略)私は、この三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題を孕んだ思想だと考えている」と書いています。

お粗末の極めつけは、月刊誌のインタビューに対して「日本は自力で国を守れるように自主核武装を急ぐべきなのです。日本の核武装反対論は、論理ではなく感情的なものです。かつて広島、長崎に原爆を落とされた国として、核兵器を許さないという心情的レベルで反核運動が展開されてきたのです。しかし、中国の台頭、アメリカの衰退という国際情勢の変化に対応して、今こそ日本の核武装について、政治家が冷静な議論を開始する必要があると思っています。核武装のコストについては様々な試算がありますが、私は安上がりな兵器だと考えています。何より、核の抑止力によって戦争を抑止することができます。核武装国家同士は戦争できないからです」と答えています。

ここまでお粗末だと、怒りを通り越えて、開いた口が塞がりません。



参院特別委員会における民主党議員の「後方支援活動として、自衛隊は核弾頭も運べるのか?」という質問に対して、中谷防衛大臣は「自衛隊による核兵器の輸送も法文上は排除していない」と明言しました。

更に、後方支援活動として、核兵器を搭載した戦闘機や原子力潜水艦への給油活動ができることも認めました。

その結果、「どのような事態が起きようと、後方支援の日本は知ったことじゃない」とでも言うのでしょうか。



日本政府は、日本を戦争のできる国に変えようとしていますが、どこまで戦争が起こった場合のシミュレーションを行っているのかはなはだ疑問に感じます。

上の写真は、再稼働間近の川内原発です。

再稼働の審査として、地震や火災などに対する安全性はチェックしているようですが、ミサイルやテロ攻撃は全く想定していないようです。

しかし、戦争が始まれば、原発は真っ先に攻撃対象になり得ることは自明の理です。

日本政府の中には「炉心は分厚いコンクリートで覆われているから大丈夫」と考えている人もいるかもしれませんが、イラクやイランの空爆で炉心が破壊されたことは既に実証済みです。

仮に炉心が致命的損傷を受けない場合でも、冷却装置は簡単に破壊されてしまいます。

その結果、どのようなことが起きるかは、福島第一原発が既に実証してくれています。



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テーマ : これでいいのか日本
ジャンル : 政治・経済

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No title

記事に書かれているとおり、国会議員の質の低下が目立ちますね。
選挙ではペコペコ頭を下げているのに、国会議員になった途端に自分が偉くなったと勘違いしているように思います。
安保法案を審議する前に、国会議員全員をイラクに行かせ、実際に戦争を体験してもらう必要があるように感じます。

No title

この国は自民党のものだと思って好き勝手している。
国民全員を巻き込む!
ヤクザや不良の世界よりもたちが悪い自民党、腰巾着の公明党!

Re: No title

>デュークパパさん
本当に質の悪い国会議員が多いですね。
国会議員なんて今すぐ半減しても全く問題ないと思います。
国会議員全員をイラクに行かせ、実際に戦争を体験させる案に賛成です。

Re: No title

>レグルスさん
数が多いことを良いことに、自民党はやりたい放題ですね。
国会議員なんて、今すぐ半減してもらいたいです。
仰るとおり、国会議員はヤクザよりもたちが悪いと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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