シンガポールで話題の建物<1>

本日は、ドバイと並んで大規模建設工事で賑わうシンガポールの話題の建物を御紹介します。 

6月23日、シンガポールの新都心「マリーナベイ」の埋立地にオープンした建物は、マリーナベイサンズ(以下MBS)という名前です。
2005年初頭にシンガポール政府が「カジノ解禁」の声明を発表してから5年、総工費55億ドル(約5000億円)を投じて完成にこぎつけたカジノホテル展示場商業施設などからなる総合リゾート施設です。

高速道路側から見た建物外観


MBSは、「観光・文化立国」への脱皮を掲げるシンガポール政府の肝入りプロジェクトとして、国民の注目を集めてきました。
2006年に行われた国際事業コンペでは、各国のカジノ開発運営会社がデベロッパーと組み、世界のスター建築家を招いてブランド美術館を誘致するといった華やかな提案の数々が話題を振りまきました。
19社の中から開発権を勝ち取ったのは、米国の建築家モシェ・サフディ氏を設計者に迎えたラスベガス・サンズ(米国)でした。

南西側から見た建物外観


建物の特徴として、3棟の超高層ビルをサーフボードのような屋上庭園「スカイパーク」が結びつけています。
1万2400m2の広さを持つ「スカイパーク」には、スイミングプールが設けられていますが、そこから市街地の高層ビルに水が落ちていくかのような演出は圧巻です。

屋上庭園のスカイパーク


世界最大級の65mの片持ち梁がせり出す展望台からは、360度のパノラマを楽しむことが出来ます。

展望台


アトリウム空間には、巨大なシャンデリアが輝くカジノと、セレブリティシェフによる飲食店が並んでいます。
 
アトリウム


建物の足元には、カジノや展示場を含む延べ面積12万m2の大規模なコンベンション施設が併設されています。

マーライオン側から見た建物外観


MBSは、夜間に光をまとった構造体が華やかに浮かび上がる24時間のエンターテイメント施設とも言えます。

夜景


設計者のサフディ氏は、「ガーデン・空・水」をキーワードに、4カ月でデザイン案をまとめ、それが殆どそのままの形で実現することが出来たそうです。
サンズ社のアデルソン会長は、オープニングセレモニーで、「この国を変える、最高のエンターテイメント施設の誕生だ」と語りました。

着工後、リーマンショックのあおりを受け、専門工事会社の破綻や建材の値上がりなどで資金困難に陥り、一時は完成が危ぶまれた時期もあったそうですが、政府観光局のてこ入れもあり、予定より半年遅れでオープンを迎えることが出来ました。

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テーマ : シンガポール
ジャンル : 海外情報

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シンガポール

シンガポールに行った時、この建物を見ました。まだ建設中でしたが、変わった建物だということはわかりました
他にも大規模な開発があり、シンガポールは本当に元気がいいですね。

No title

なんか凄い建物ですね!
日本じゃ絶対有り得ない発想なんだろうな。
日本の建物は個性の無いものが多いけど、外国はユニークな建物が多くて面白いなv-411

屋上のプールは、すごいな!
手摺りや塀も無いから、水だけじゃなく、人間まで落っこちそう
高い所が怖い私は、見ているだけで涼しくなりそう

Re: シンガポール

>ジョンパパさん
3棟の超高層ビルの屋上をサーフボードみたいな屋上庭園で繋ぐという発想は、日本では有り得ないかもしれませんね。
シンガポールは地震が無いことも、デザインのユニークさに貢献しているのだと思います。

Re: No title

>CBさん
本当にユニークな建物ですね。
日本じゃ恐らく有り得ないと思います。
日本の建物は、外国の建物のデザインを踏襲したものが多いですよね。
オリジナリティーという点では、やはり日本は劣っているように思います。

Re: タイトルなし

>メルママさん
超高層の屋上にあるプールの周りに壁が無いというのは、やはり怖いですよね。
見ているだけでもゾクゾクしちゃいますが、結構泳いでいる人も多いようです。
このあたりの発想には、ちょっとついて行けないかもv-410

ドバイの超高層といい、今回の超高層といい、外国には驚くような建物が多いですね。
一方、日本のビルは似たり寄ったりで、面白さという点では、つまらないですね。
国民性の違いかな?

No title

屋上のプールは、見ているだけで足元が震えちゃいそうですねv-405
カジノと有名シェフのレストランが並ぶアトリウムは、ぜひ行ってみたいな。
それにしても、シンガポールは元気がいいな。
シンガポールに行くと、まずチャンギ空港の大きさにビックリしちゃいます。
成田空港なんかは、不便だし、もう時代遅れって感じがしちゃいます。

Re: タイトルなし

>ルイーズ
国民性の違いという観点では、外国は「個性、独創性、パイオニア」といったことを尊ぶのに対して、日本は「効率、機能性、経済性」を最優先にしているように思います。
その結果、日本には画一的なビルが多く、サプライズも少ないのだと思います。

Re: No title

>ケントさん
写真に写っているプールを見ただけで、なんかゾクゾクしちゃいますねv-404
ここのレストランは、美味しそうですねv-271

そうなんです。チャンギ空港の大きさには驚きます。
まだ増築の計画があるというから更に驚きます。
シンガポール、韓国、タイなどの空港を見ると、もう成田は、完全に後れをとっていますね。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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