沖縄 うりずんの雨



日本政府は、戦争法案を強行可決させる為に、国会を95日間も延長するという。

そして、「沖縄の人々には永きにわたり安全保障上の大きな負担を担っていただいており、引き続き基地負担軽減に全力を尽くす」と言いながら、美しい辺野古の海を埋め立てて新たな米軍基地建設を強行しようとする日本の首相。

一方で、沖縄は、6月23日に沖縄の全戦没者を追悼する「慰霊の日」を迎えました。

1945年6月23日に3カ月近く続いた沖縄戦が終結してから今年で70年になります。

翁長知事は「戦後70年たった今も、日本にある米軍基地の74%が0.6%の面積しかない沖縄に集中し、県民生活に影響を与え続けている」と訴えます。



公園内にある「平和の礎(いしじ)」には、24万1336人もの犠牲者の名前が刻まれています。

その中には、「鉄血勤皇隊」として戦死した未成年の男子生徒や、「ひめゆり部隊」として亡くなった女子生徒達も含まれています。



第二次世界大戦末期、国内最初の地上戦となった沖縄戦では、沖縄県民の約4分の1もの人が亡くなりました。

本土決戦の為の時間稼ぎとされ、沖縄は「捨て石」となったと言われています。

その当時の政府・大本営の目論見は、国民総動員による一億総特攻だったのです。

南洋で部下を死なせてしまったという元海軍士官の俳人・金子兜太(とうた)さんは「国の為に働かされ、死んでいくという制度や秩序は我慢できない」と憤ります。

自分達も「捨て石」だったと言い、「部下を亡くすということ。栄光など無い戦争の実態。それを現在の政治家や自衛隊幹部はどのように考えているのか」と問いかけます。



日本人でさえ沖縄に無関心な人がいるというのに、沖縄戦では敵国であったアメリカの中にも、沖縄のことを深く憂慮してくれている人がいます。

「老人と海」で与那国島の荒々しくも美しい自然と風土を捉え、「映画日本国憲法」で平和憲法の意義を訴えたアメリカ人映画監督のジャン・ユンカーマンさんです。

ユンカーマンさんは、真の平和を求め、不屈の戦いを続けている沖縄の人々の尊厳を描いたドキュメンタリー映画の監督をされました。



映画の題名は、「沖縄 うりずんの雨」です。

ユンカーマンさんは、次のように語っておられます。

想像もつかないほどの戦争体験をした沖縄の人々は、一貫して戦争を拒絶してきました。

しかし米軍は、沖縄を「戦利品」として扱い、膨大な基地を建設。

それらを拠点として、朝鮮、ベトナム、中東で戦争を続けてきました。

平和を求める沖縄の文化と、戦争を選ぶアメリカの文化。

対極にある二つの文化が、狭い島に共存せざるを得なくなったのです。

米軍基地を撤廃する為の戦いは、今後も長く続くでしょう。

沖縄の人々は、決して諦めないでしょう。

しかし、沖縄を「戦利品」としての運命から解放する責任を負っているのは、沖縄の人々ではありません。

アメリカの国民、そして日本の国民です。

その責任をどう負っていくのか、問われているのは私達なのです。



上の動画は、映画の予告編です。

ミシェルのお父さんは、日本の国民の一人として、ユンカーマンさんの言葉を重く受け止めたいと思います。



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No title

この映画のことは知りませんでしたが、とても興味を感じました。
沖縄の米軍基地のことは、米兵の事件がある度に「早く無くなって欲しい」と思っていました。
そして、政府による辺野古の海の埋め立て強行には、非常に腹立たしく感じています。
こんな日本政府の対応を見ていると、つい「沖縄もスコットランドのように独立運動を起こすべき」とさえ思ってしまいます。

Re: No title

>ジョンパパさん
カリーノパパもジョンパパさんと同じことを感じていました。
仰るように、沖縄もスコットランドのように、県民に独立の是非を問う投票を呼び掛けても良いように思います。
それくらいしないと、愚かな日本政府は、沖縄のことを真剣に考えないように思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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