無償の愛


既に御存知の方も多いと思いますが、本日は、アメリカから伝わってきた感動的なニュースを紹介させていただきます。



写真のワンちゃんは、盲導犬のフィゴです。

アメリカのニューヨーク州で、盲導犬のフィゴが飼い主のストーンさんを守ろうとしてバスの前に飛び出し、はねられて重傷を負うという痛ましい事故があったのです。



CNN系列局のWCBSのニュースによると、8歳のオスのゴールデンレトリバー「フィゴ」と目の不自由な飼い主のオードリー・ストーンさん(62)が、6月8日、道路を横断していたところへ、小型スクールバスが接近して来ました。

目撃者によると、ストーンさんの右側を歩いていたフィゴは、とっさに反対側に回ってストーンさんとバスの間に飛び込んだといいます。



そして、フィゴもストーンさんもバスにはねられ、フィゴは足などに大怪我をしてしまいました。

ストーンさんは手足や頭部を負傷し、コネティカット州の病院で手当てを受けています。



目撃者は、事故直後のフィゴの様子について、「ひどい怪我をして3本足でしか立てなかったのに、それでもまだ飼い主に寄り添おうとしていた」と話しています。

ストーンさんは「あの子に感謝している。あの子がいてくれて、そして一緒に助かってくれて良かった」と語っています。

フィゴが入院している病院では、ストーンさんの姿を見せて声を聞かせればフィゴの回復も速まると考え、ビデオ電話を通じて面会させる計画を立てているといいいます。

フィゴは快方に向かっているそうですが、一日も早く全快することを願って止みません。



フィゴのニュースをきっかけに、日本にもフィゴのような盲導犬がいたことを知りました。

2005年9月26日午前10時頃、静岡県吉田町の信号交差点で、横断歩道を渡っていた視覚障害の熊沢さん(72)と盲導犬「サフィー」(メス6歳、ラブラドルレトリバー)が、右折してきた大型トラックにはねられました。

熊沢さんの前にサフィーが立ちはだかった為、トラックはサフィーをはね飛ばし、その後、熊沢さんをひきました。

サフィーが緩衝材のような役割を果たしたせいで、熊沢さんは頭などを強く打つ全治2カ月の重傷を負ったものの、命に別条はありませんでした。

しかし、サフィーは即死でした。



熊沢さんは、「サフィーが守ってくれた。サフィーだけなら逃げることができたのに、危険を知らせる為に、自分の横で重い石のように動かなくなった」と語っています。

熊沢さんは50歳頃から病気で視力が落ち、その後、ほぼ全盲となり、サフィーが初めての盲導犬でした。

サフィーと出会ったのは2歳の時で、熊沢さんの足元へ走り寄ってくると、膝にゴツゴツと頭を下げてなすりつけてきたサフィーを「人なつっこいなあ」と、直ぐに愛おしく思えたそうです。

サフィーは大人しい性格で、子供達が歓声を上げて駆け寄ってきても、動じなかったといいます。

クリーム色の美しい毛並みは近所のアイドルとなり、ほめられると自信たっぷりに歩く様子が伝わってきたそうです。

音楽が大好きで、熊沢さんが童謡を歌うと、リズムを取るように前脚を「お手」をするように交互に預け、控えめに甘えてきました。

熊沢さんは、時々、サフィーの首輪をさすりながら「父さんは元気になったよ。歩くから応援してね」と語りかけます。

事故を起こした運送会社は、裁判で「盲導犬は車椅子などと同じ装具で、慰謝料は発生しない」と主張しましたが、名古屋地裁は「盲導犬は視覚障害者の歩行補助具ではなく、目の代わりで、かつ精神的支え」として、約290万円の支払いを命じる判決を言い渡したそうです。

人間の家族である犬を「器物」と規定する日本の法律は言語道断ですが、裁判所の「盲導犬は視覚障害者の歩行補助具ではなく、目の代わりで、かつ精神的支え」という判決は、せめてもの救いです。

サフィーちゃん、カリーノとも仲良く遊んでやってくださいね



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No title

このニュースを知って、思わず涙が出てしまいました。
無償の愛、まさにその通りだと思います。
サフィちゃんのことは私も知らなかったのですが、記事を読んで、またまた泣いてしまいました。
こんな愛情豊かで献身的なワンちゃんを器物扱いする日本の法律が許せません。

No title

本当に無償の愛…人間達より純粋な愛をもって生まれて
来るワンコ達…もう、涙が止まりません。
私達はワンコに教えてもらってばかりですね。
ワンコは人を愛する能力を持って生まれてくると
いいます。本当に、人間の素晴らしいパートナーですね。
カリーノちゃんも、お空でいろんなお友達ができて、
きっと喜んでくれていますね。

Re: No title

>モカママさん
盲導犬の献身的な行為に、カリーノパパも目頭が熱くなりました。
フィゴ君もサフィ-ちゃんも本当に素晴らしいワンちゃんですね。
このようなニュースを知って、カリーノパパは益々犬が好きになりました。

Re: No title

>勘太―モモのママさん
仰るとおり、人間は犬から教えられることが多いと思います。
「ワンコは人を愛する能力を持って生まれてくる」って、いい言葉ですね。
全くそのとおりだと思います。
犬が人間の素晴らしいパートナーであることは間違いありませんね。
カリーノが、いろんなお友達と楽しく遊んでいることを願っています。

ああ

盲導犬サーブ(ジャーマン・シェパード・ドッグ)を思い出しました。

Re: ああ

>一読者さん
サーブもフィゴやサフィーと同じように飼い主さんをかばった盲導犬だったのですね。
今回のフィゴの事故をきっかけに、改めて盲導犬の凄さを教えられました。
そして、益々ワンちゃんが大好きになりました。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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