「殺処分」その瞬間

このビデオは、スコットランドに住むやっこさんに教えていただいたものです。
とても悲しい内容なのですが、やっこさんは「一人でも多くの日本人に、この事実を知ってもらい、このような悲劇を繰り返さないようにしたい」と願っておられ、彼女の願いを皆さんにもお伝えしたいと思い、御紹介させていただくことにしました。

このビデオは、元々、北方ジャーナルの2010年8月号の特集記事で紹介されたもので、札幌市動物管理センターから提供されたものです。

同センターは、報道機関への収容動物(処分前)の撮影は認めてきましたが、二酸化炭素ガス注入による殺処分現場の撮影については、「市民感情を考慮して」という理由で拒み続けてきたそうです。
しかし、その一方で、「身勝手な理由で飼育を放棄する市民に、意識を変えて欲しい」という切なる願いも抱き続けてきたのだそうです。

同センターは、「捨てられた犬達の末路を広く知らしめることにより、安易な飼育やその放棄を思い留まって欲しい。そして1頭でも多くの命が救われるなら協力したい」という気持ちで北方ジャーナルの報道主旨に賛同し、このビデオの公開を許可したそうです。



犬達の殺処分は、一般に「二酸化炭素ガスによる安楽死」と言われていますが、実際には、このビデオを見ても解るとおり、決して「安楽死」などではありません。
ガスが注入されてから、死に至る瞬間まで、犬達は苦しみ続けるのです。

動物先進国のヨーロッパ、その中のドイツには、殺処分の施設は1つもありません。
その代わり、里親探しの為の「動物の家」と呼ばれる保護施設が、ドイツ国内だけでも500以上あります。
動物の家」には、犬や猫に限らず、馬や鳥、ウサギ、蛇など沢山の動物がいます。   

動物の家」に保護され、暮らしている動物達には、滞在期限はありません。
イギリス同様、ドイツの「動物の家」も全て民間の施設で、寄付ボランティアで成り立っています。

日本でも、安易な動物の飼育が見直され、「殺処分」という悲惨な処置が一刻も早く無くなることを強く願わずにはいられません。

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テーマ : 犬との生活
ジャンル : ペット

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No title

あってはならないもの、でも難しいですよね
人間の身勝手なんでしょうね
もう少しで死ぬ老犬の姿を見るのがう辛いといって、持ち込んだひとを知っていますが、正当化した理由のようですが、私は返事ができませんでした
私なら最後まで看取る。
でも自分の考えが全て正しいわけでもない。
辛い、寂しい、悲しい、怒りと色々な事を思う問題ですね

Re: No title

> あらみすさん
自分の家族である犬の死を見るのは、とても辛いことだと思います。
そういう意味では、あらみすさんの知っている人の気持ちは理解できます。
でも他人に自分の家族である犬の殺処分を頼むという行為については、あらみすさん同様に、私も返事が出来ないと思います。
特に今回のビデオを見て、ガスによる殺処分が、決して安楽死なんかじゃないことを知った今は。

でも、世の中には、もと身勝手な理由で飼い犬の処分を頼む人もいるのでしょうね。
そんな人だけは、決して許されないように思います。

より多くの方に ・・・

こういう命を自らの手で持ち込む、
そういう人たちは、ごく普通の一般の
日本国民が殆どです。

決して、悪徳な人な訳ではなく ・・・

普通の人々。

そこには、現実に関する知識が欠落している
ことが、大きな原因でもあると思います。
愛護センターに連れて行けば、里親を探して
もらえる、それがダメでも、苦しまずに逝ける、
と、そんな風な勘違いをしている国民が
きっと多いのだと思います。

普通の人々に、本当は優しい日本国民に
すべての人に知っていただけたら ・・・
そう、願います。

カリーノパパさま、本当にいつも
ありがとうございます!!

殺処分

何も知らずに死んでいく犬達が、本当に可哀相です。
彼らの苦しむ姿を見ると、とても胸が痛みます。
私も含めて多くの人が安楽死だと思っていることが、実は、そうではない事実に衝撃を受けました。

No title

まず、私たち人間自身が気をつけて、不幸な犬を出さないようにしないといけないのでしょうね。
万一、不幸な犬が出たとしても、ヨーロッパのように、それを保護する施設を多くの人達がサポートできる体制を作る必要があるように思います。
理想であり、目標でもありますが、殺処分がゼロというドイツは、本当に素晴らしいと思います。

No title

今、身内の高齢者が亡くなっても、そのまま放置している時代・・・
犬だから・・・許せません。
こういう人達の気持ちが遭われで悲しいです。
それより、もっと動物達が可哀そうです。

Re: より多くの方に ・・・

> やっこさん
保健所に連れて行かれた犬達が、里親に会える確率は低く、その結果、殺処分になるケースが多いという事実を、しっかりと認識する必要があるのでしょうね。
更には、炭酸ガスによる殺処分は、決して安楽死などではなく、相当の時間、犬達は苦しむことも知る必要があるように思います。
命ある犬を、まるで玩具と似たような感覚で買い、自分の意のままにならなくなって保健所に連れて行くというようなことは、是非とも止めて欲しいと思います。

Re: 殺処分

> ジョンパパさん
そうなんです!
犬達は、何故保健所に連れて来られたのかも知りませんし、ガスが注入された瞬間も、これから何が起きるのかも知らないのだと思います。
自分が殺される理由も解らず、飼い主を恨むこともなく死んで行く犬達が、本当に哀れでなりません。

Re: No title

> メルママさん
最近、人間の子供に対しても責任を持って育てられない親が多いように思います。
自分の子供を虐待したり、殺してしまう親は、もっての外ですが、もっと簡単な例で言えば、子供が、本来座るべきベンチの上に土足で乗って遊んでいても、それを注意しない親を結構見かけます。
人間の子供に対してさえ、このような状況ですから、犬に対しても、良い関係を築いていける人は、決して多くはないように思います。
欧米では、犬も家族として迎えますから、子犬の時からキチンと躾をしますし、その子の寿命が尽きるまで、人間の子に対するのと同じように、愛情を持って接します。
そういう意識が、国全体に浸透しているから、殺処分ゼロという結果を残せるのでしょうね。


まず、私たち人間自身が気をつけて、不幸な犬を出さないようにしないといけないのでしょうね。
> 万一、不幸な犬が出たとしても、ヨーロッパのように、それを保護する施設を多くの人達がサポートできる体制を作る必要があるように思います。
> 理想であり、目標でもありますが、殺処分がゼロというドイツは、本当に素晴らしいと思います。

Re: No title

> レグルスさん
レグルスさんの言われるとおりです。
「犬だから」などというのは、命の尊さを冒涜しているように思います。
犬は、いつでも飼い主を信じ切っているのに、その信頼を人間が裏切るとしたら、これは許されないことだと思います。

こういうシーンを見るのは、本当に辛いですね。
苦しみながら死んでいく2頭の犬が、最後に身体を寄せ合うのを見て、目頭があつくなりました。

むごすぎる!

文を読んでいって、しばらく動画をONにする勇気が出ませんでした。 やっとONにして・・・・・衝撃を受けました! ひど過ぎる! 

何の罪もないワンちゃん達が殺処分される・・・・・なんとかならないものでしょうか? ドイツなどのように、無くすlことは出来ないものでしょうか? (すみません。衝撃が強すぎて、うまく書けません)

家の近くでも、殺処分寸前のワンちゃんを3匹も引き取って飼っていらっしゃる人がいます。聞いて、頭が下がり、思わず「有難うございます!」と言っていました。こういう現実をもっとみんなに知らせて、啓蒙していく必要があると思います。

Re: タイトルなし

> ゴン太パパさん
辛い、辛過ぎます。
2頭が身体を寄せ合うのは、無意識の行為かもしれませんが、苦しさが、そのようにさせているようにも思え、殺処分という行為に憤りを感じました。

Re: むごすぎる!

> リリーのママさん
カリーノパパもビデオのスイッチをオンにするのに、とっても勇気がいりました。
「できれば、こんな惨いシーンは見たくない」と誰もが思うのではないでしょうか。
でも、このような現実をシッカリと見て、こういうことが起きないようにすることが大切だと思い、あえてスイッチを押しました。

子犬の時は、本当に可愛いので、飼ってみたくなる気持ちは、よく理解できます。
子供が犬を欲しがるので飼うという家庭も多いと思います。
でも、子犬のうちから、キチンと躾ができる家庭は、それほど多くはないように思います。
犬が大きくなって、手にあまり、飼育を放棄するというケースは、結構多いのではないでしょうか。
また、日本は、ペットショップで犬を安易に買えることも、問題の一因があるように思います。

一朝一夕にドイツのようになれるわけではありませんが、殺処分が必要でなくなるように、皆で協力し合っていけたらいいなと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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