シャルトル大聖堂


ミシェルのお父さんは、14年間の海外勤務の間に、世界の彼方此方を旅行しました。

よく「ここは、世界一美しい」という言葉を聞きますが、広い世界には、「世界一美しい」と思える場所が数多くあるように思います。

お父さんは、リタイヤ後、テレビの海外旅行番組をよく見るようになりました。

行った場所が放映されると、懐かしく感じますし、まだ行ったことがない場所が紹介されると、とても興味を感じます。

本日は、お父さんが未だ訪れてないフランスのシャルトル大聖堂を御紹介します。



上の写真が、シャルトル大聖堂です。

パリから約80kmほど南西にあるシャルトルという町にあり、フランス国内において最も美しいゴシック建築の一つと言われています。

そのシャルトル大聖堂は、1979年に世界遺産に登録されています。



このロマネスク様式を基本とする大聖堂の建築が始まったのは1145年でしたが、1194年の大火事で町全体と聖堂の西側前方部分以外が焼き尽くされた為、残った部分のみ初期ゴシック様式となりました。

大聖堂の再建は1194年から1220年の間に行われましたが、中世の大聖堂としては極めて短期間に完成されたと言えます。



外観のデザインでは、1140年に完成した105mの高さの角錐の塔と、16世紀初期に完成した113mの高さのゴシック・フランボワイアン様式の塔という、形が異なる二つの尖塔があるのが特徴です。

シャルトル大聖堂は、800年以上もの間、聖母マリア巡礼者達の極めて重要な拠点とされ、今日でも多くの信者が世界中から訪れています。



内部には、36mもの高さがある広い身廊があり、アーチ状の天井を支える円柱群は、訪れた人々を荘厳な気持ちにさせてくれます。

「シャルトルブルー」と呼ばれる美しい青色のガラスを含んだステンドグラスの窓からは、鮮やかな色彩の光が室内へと差し込みます。

ステンドグラスは、「文字を読めない人が多かった時代に、人々に聖書の物語を伝える役割を担っていた」と言われています。



大聖堂にあるステンドグラスは、中世ステンドグラスの完全なコレクションとして、世界的に評価されています。

特に聖母マリアとその子を描写したものや、アダムとイブの物語を描いた失楽園、ノアの箱舟などのステンドグラスが有名です。

第二次世界大戦中には、ドイツ軍の爆撃から保護する為に殆どのステンドグラスが聖堂から外され、安全な場所で保管されました。



作成から800年以上を経て破損や汚れがひどくなったステンドグラスは、順次、修復されています。

その修復作業を行っている親子の言葉が、大変印象的でした。

「シャルトルブルーに似た色を出すことはできる。しかし、それは本物のシャルトルブルーとは言えない。本物のシャルトルブルーは、800年以上の時を経て、チリや埃で色が微妙に変化している。本物のシャルトルブルーを出す為には、800年の時を待たなくてはならない・・・」

たった30年ほどでビルを解体してしまう日本から見ると、実に重みのある言葉に思えます。



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テーマ : フランス
ジャンル : 海外情報

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No title

シャルトル大聖堂のことを教えていただき、ありがとうございます。
この素晴らしい大聖堂が世界遺産に登録されていることを初めて知りました。
それにしても、建設されてから800年以上も経っていることにビックリしました。
ステンドグラスの素晴らしさにも大感激です。
シャルトルブルーの話は、時の重みを感じます。

Re: No title

>COCOさん
カリーノパパもシャルトル大聖堂が世界遺産に登録されていることは知りませんでした。
イギリスのカンタベリー大聖堂も、ほぼ同じ頃に建設されました。
シャルトル大聖堂のステンドグラスは、本当に素晴らしいですね。
特にシャルトルブルーが美しいと思います。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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