日本を守るアメリカ人


精進湖や本栖湖方面に向かう途中に、「紅葉台」という名の紅葉の名所があります。

その近くに「ソーラーカフェ」というお店があり、時々、外国人を見かけました。

ふと「どうして外国人が居るのだろう?」と気になっていましたが、昨日、その人がテレビで紹介されたので、皆さんにも御紹介します



テレビで紹介された主は、アメリカ・ニューヨーク州出身のジェイコブ・ライナーさんです。

11年前、富士山と裾野に広がる雄大な自然に魅せられたジェイコブさんは、東京から富士山麓に移住したのです。

エコビジネスを展開するグループとして「地球大使館」を設立し、オーガニック料理の「ソーラーカフェ」を経営し、野菜やハーブティーなどの無農薬農業を実践し、精進湖周辺の集落にて「古民家再生」に取り組んでいるのです。



ジェイコブさんは、アメリカの大学で建築学を学んだ後に来日し、東京で建築家として活動していました。

彼が初めて富士河口湖町を訪れたのは、14年ほど前のことでした。

ジェイコブさんは「日本に来て、しばらくは東京に居たんだけど、ゴミゴミしていて、人が多くて、とても息苦しかった。僕は、ニューヨーク郊外の緑豊かな場所で、いろんな虫や動物と一緒に育ったから、東京での生活には何となく違和感があったんだよね」と言います。

そんな時に舞い込んだのが、「精進湖の近くにパッシブソーラーハウスを造って欲しい」という依頼でした。



仕事の為、「最初は、ほんの数カ月のつもりで気軽にやって来た」と言います

ジェイコブさんは「来てみると、ここには素晴らしい自然がある。美しい古民家もある。しかも、富士山でしょ。東京まで、ほんの1時間半なのに、こんなに素敵な場所があるなんて本当に凄いと思ってね・・・」と言います。

すっかりこの地に魅了されたジェイコブさんは、依頼されたパッシブソーラーハウスが完成した後も、住み続けることになりました



ジェイコブさんが居を構えたのは、精進湖周辺の集落です。

そこには、明治時代に建てられた古民家が建ち並んでいました。

ジェイコブさんは「僕は、その内の一軒を借りたのですが、もう100年以上も経っているのに、家の構造はしっかりしているし、木々もとても美しい。それに、集落の人が家族みたいな感じなのもいいよね。最初こそ、変なガイジンが来て何だろう?って目で見られていると感じたけれど、挨拶をしたり、集落の活動に参加したりしているうちに信用されるようになって、僕もその仲間に加えてもらえた。すごく嬉しかったね。でも、住んでいる人は、どんどん高齢化していて、空き家も年々増えていく。すごく寂しいし、残念だなぁって。それに、空き家になると、家もダメになってしまう。朽ちていくんだね。それで、今ならまだ間に合う、なんとかしたいと、集落の古民家を一軒買い取り、リフォームして販売したところ、東京の家族が買い取って、移住してきてくれた。良かったし、すごく嬉しかったね。それに、これは一つのモデル。このアイデアで、古民家を残したり、集落を存続させたりということができるとわかったから、少しずつでも続けていきたいと思ってね」と語ります。



ジェイコブさんは「地球大使館の活動拠点でもあるソーラーカフェを、世界中から訪れる人々が出会い、意見を交換できる場にしていきたい」と言います。

ジェイコブさんは、更に「地元の人のサポートがあって、ここまで来ることができたから、これからは、その恩返しもしたい」と言います。

そして、「その為にも大使となって、地元と都会、地元と世界をつなげていきたい」と熱く語ります。



今の日本では、建物が少し古くなると直ぐに解体され、新しいものが建設されます。

しかし、アメリカ人でありジェイコブさんは、日本の古民家の良さを日本人以上に理解し、その再生・維持に取り組んでいます。

ミシェルのお父さんは、日本の良さを守ってくれるジェイコブさんのような人が近くに住んでいることを知って、心から嬉しく思いました。



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テーマ : 山梨
ジャンル : 地域情報

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No title

パパさん、素敵な方を教えて下さり、有難うございます。
そして素晴らしいお写真も!本当に美しいですね。
ジェイコブさんの様に、日本美に魅了されて、京都の
町屋に住んでらっしゃる方も沢山いらっしゃいますね。
身近にこんなに素晴らしい物があるのに、気がつかずに
いる私達は反省しないといけませんね。けれど、本当に
日本の美しさを理解して下さる外国の方が増えて、
心から嬉しく思います。

No title

外国の方が日本の古民家の良さを知って、再生維持して下さるのは嬉しいですね。
一方で、我々日本人が良さを知らずに大切な物を失っていく現実に危機感を感じます。
日本は先を急ぐだけではなく、じっくり立ち止まり、祖先が遺してきた貴重な財産を見直すことも必要なのかもしれませんね。

Re: No title

>勘太―モモのママさん
こちらこそ有難うございます。
古民家は、本当に美しいと思います。
構造材に無垢の太い木を使っていますから、耐久性も大変高いです。
古くなるほど味わいが出てくるのも素晴らしいと思います。
このような日本の財産を、アメリカの方が大切にしてくれることは、大変有難いと思います。
一方で、日本人は、何が大切かを考えるべき時期だと思います。

Re: No title

>デュークパパさん
デュークパパさんが仰るとおりです。
日本の建物は、新しくなって表面的には綺麗になりましたが、一方で、100年先も大切に保存したいような建物は殆どなくなりました。
今の軽薄な文化が、そうさせているのでしょうか。
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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