スポーツマンシップとは


今年の全米プロ選手権の最終日、優勝を争っていたフィル・ミケルソン選手とリッキー・ファウラー選手が、素晴らしいスポーツマンシップを発揮して優勝したローリー・マキロイ選手のプレイをサポートしたことを御紹介しましたが、昨日、同大会で33位になったキャメロン・トリンゲール選手も素晴らしいスポーツマンシップを発揮したことを知りました。

本日は、その概要を御紹介したいと思います。



バルハラ・ゴルフ・クラブで行われた「全米プロゴルフ選手権」。

今季のメジャー最終戦の最終日、日没寸前に18番ホールに向かっていたロリー・マキロイ選手に対し、前の組でプレーしていたフィル・ミケルソン選手とリッキー・ファウラー選手が、日没順延を避けるべく、18番ホールでのプレーを早める紳士的な行動が多くの人の感動を呼びました。

それから5日後、再びスポーツマンシップの素晴らしさを示すニュースが伝わってきました。

米国のキャメロン・トリンゲール選手(26歳)が、大会を主催する全米プロゴルフ協会(PGA)に対して、自ら「失格」を申し入れたのです

同選手は、最終日の11番ホール(パー3)でボギーとして、スコアカードに「4」と記入しました。

しかし、その後、思い返してみると、10センチのボギーパットをタップインする直前に、パターを球の上で振ったことがストローク(空振り)として扱われるべきではないかという疑念が膨らんでいったそうです。

「1ストロークに数えられるべき些細な疑いがあると気づいた」と言うトリンゲール選手は、最終日を「69」として通算4アンダーの33位タイでフィニッシュしていましたが、本来は11番ホールがダブルボギーの「5」だったとPGAに申し入れ、最終的に「過少申告による失格処分」という扱いになったのです。

その結果、賞金の5万3000ドル(約540万円)も没収となりました。

同じ組でプレイしていた選手に指摘された訳でもなく、かつ 第三者から見れば、明らかに唯の素振りとしか思えない行為でした。

キャメロン・トリンゲール選手の「PGAや一緒に戦っていた選手達に迷惑をかけて申し訳なく思う」というコメントに対して、PGAの幹部は「キャメロンが、我々に自己申告してくれたことに感謝する。再び素晴らしい価値とゴルフゲームの伝統、プレーヤーの正直さ、誠実さが組み合わさったものを見せてくれた」と称えました

このことを知って、ミシェルのお父さんも大感激しました。

ゴルフは、基本的に自分自身がジャッジするスポーツです。

誰も見ていなければ、ついついインチキをしたくなることも多々あります。

実際、日本のプロゴルフ界でも違反が行われています。

かって、ジャンボ尾崎選手が、ラフにあったボールの手前の芝生をドライバーを使って打ち易いように改善し、その後、アイアンで打ったことは有名な話です。

また、最近でも、若手男子プロと若手女子プロがスコアカードの数字を意図的に改ざんし、何年間かの出場停止処分を受けました。

本来なら、プロ資格をはく奪され、永久追放になっても不思議ではない行為です。

ミシェルのお父さんがロンドン在住時、英国の人達とゴルフをして感じたのは、「ゴルフも上手いけど、それ以上にルール―に極めて厳格で、かつ正直である」ということでした。

60歳を越えてもゴルフの上達を目指しているお父さんですが、同時にマナーやスポーツマンシップについても見習いたいと思います



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テーマ : ゴルフ
ジャンル : スポーツ

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No title

またまた素晴らしいエピソードですね。
生存競争の激しいアメリカのプロゴルフ界で、こんな正直な申告をする人がいるなんて凄いです。
技術面だけでなく、このようなスポーツマンシップの面においても、日本のプロゴルフ界は恥ずかしい限りです。

No title

素晴らしいですね。
なぜか過日の工藤俊作中佐のお話と重なりました。
状況も立場も違いますが、同じ土俵に立っている他者への尊重と義の精神がないと中々できる事ではないですね。

No title

本当に素晴らしいですね。ゴルフに真摯に向き合い、
自身がゴルフに携わっている事への誇りがあるから
こその行動なのでしょうね。
スポーツの魅力はいかにして勝ったかだけでは
ない事を又、教えてもらいました。
パパさん、いつも有難うございます!

Re: No title

>デュークパパさん
既に正式な成績が確定し、誰もクレームしていない状況下で、自ら失格を申告するなんて、本当に信じがたいことです。
しかも、明らかに素振りであると思われるのに、空振りの疑惑を招くと自ら判断したのですから、すごいことだと思います。
技術だけではなく、このようなスポーツマンシップについても、日本のプロゴルファーは見習ってほしいと思います。

Re: No title

>kuntaさん
本当に素晴らしいエピソードだと思います。
kuntaさんが仰るとおり、状況は違えど、確かに工藤俊作中佐の精神と重なりますね。
同じ土俵に立っている他者への尊重と義の精神が、このようなスポーツマンシップを産んだようにも思えます。

Re: No title

>勘太―モモのママさん
ママさんの仰るとおりだと思います。
プロゴルファーとしてのプライドがなせることと言えるかもしれません。
それだけプロとしての自覚と誇りを持っておられるのでしょうね。
このようなプロゴルファーが居ることを知って、益々ゴルフが好きになりましたv-410
プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

●コメントは、ありがたく拝見し、返信させていただきます。

●リンクフリーです。貼ったり剥がしたり、ご自由にどうぞ。

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