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大本営発表とそっくり



トランプ大統領に頼まれたのか、自分から買って出たのか知りませんが、安倍首相が、米国とイランの仲介役としてイランを訪問しました。

日本の難しい問題(北方領土、北朝鮮拉致、年金、原発事故等)さえ解決できない安倍首相が、長年紛争が続いている複雑きわまる中東問題など仲介できるはずもないと思いますが、これも参議院選挙に向けての宣伝のつもりだったのでしょうか

それとも、いつものように、「国内に難しい問題が生じると、外国に行きたくなっちゃう」という性分のせいでしょうか

これを受けて首相官邸は、安倍首相とハメネイ師(イランの最高指導者)との会談を「地域の平和と安定の確保に向けた大きな前進であると」自己宣伝していますが、イラン側の厳しい反応を一切伝えない発表は、第二次世界大戦中の負けている状況を勝っているように偽った「大本営発表」と同様で、日本国民をミスリードするものと言わざるを得ません。

政府への忖度メディアに成り下がったNHKは、「ハメネイ師との会談後、安倍首相は記者団に対し、『ハメネイ師と直接お目にかかって平和への信念を伺うことができた。この地域の平和と安定の確保に向けた大きな前進であると評価している』と述べました」と報道しています。

しかし、安倍首相が会っただけで、中東地域の平和と安定が大きく前進するはずもなく、イラン側の反応を全く伝えていないことに驚きを禁じ得ません。

最近の日本のメディアは、政府の意向だけを報じていることはよく知られたことですが、今回の各社の報道を見ても、「大本営発表」と大差ないレベルと思えます。



では、実際のイラン側の反応はどうだったのでしょうか

イランの主要メディアである「ファルス通信」が伝えている内容は、次のとおりです。(抜粋)

安倍首相は、ハメネイ師に「私は、あなたに米国大統領のメッセージを渡します」というと、同師は「私はトランプをメッセージを交換するに値する人間と考えていませんし、私からは如何なる返事もありませんし、将来においても彼に返答するつもりはありません」と答えた。

安倍首相が「米国は、イランが核兵器を製造することを阻止するつもりである」と語ったことに対して、ハメネイ師は「私達は核兵器に反対しています。私のファトワ(宗教見解)は、核兵器の製造を禁じています。しかし、私達が核兵器を製造しようと考えれば、米国は何もできませんし、米国が認めなくても(製造することの)障害にならないことは、あなたも知るべきです」と語った。

更に、安倍首相が「トランプ大統領はイランの体制転覆を考えているわけではありません」と語ったのに対して、ハメネイ師は「我々と米国との問題は、米国がイランの体制転覆を意図しているかどうかではありません。何故なら、もし米国がイランの体制転覆をしようとしても、彼らには達成することはできないからです。米国の歴代の大統領達は、40年間にわたってイスラム共和国を破壊しようとしてきましたが、失敗しました。トランプがイランの体制転覆を目指していないと言っているのは、嘘です。もし彼がそうできるなら、するでしょう。しかし、彼にはそれができないのです」と述べた。

また安倍首相が「米国は、核問題でイランと協議することを求めている」と語ったのに対して、ハメネイ師は「イランは米国や欧州諸国との6か国協議を5年から6年行い、合意に達しました。しかし、米国は合意を無視し、破棄しました。どのような常識感覚があれば、米国が合意したことを投げ捨てておきながら、再度、交渉をするというのでしょうか? 私達の問題は、米国と交渉することでは決して解決しません。どんな国も圧力の下での交渉は受け入れらないでしょう」と反論した。

安倍首相が、トランプ大統領の言葉として「米国との交渉は、イランの発展につながる」と語ったのに対して、ハメネイ師は「米国と交渉しなくても、制裁を受けていても、私達は発展しています」と答えた。

この報道を見る限り、安倍首相が提示したトランプ大統領のメッセージは、ことごとく拒否されています

そのせいか、テーブルの上にあったメッセージを、お尻の下に隠してしまったのでしょうか

米国の「子供のつかい」を演じた安倍首相にとっては、まさに「取りつく島もない」状態で、多くの専門家が指摘しているように、「今回のイラン訪問は、完璧に失敗だった」と評価されても仕方ないでしょう



それを裏付けるように、ホルムズ海峡において、日本のタンカーが砲撃されました。

まるで、「安倍首相よ、トランプの手先になって余計なことをするな」と言ってるように思えます。

もしそうだとすると、日本のタンカーこそ、いい迷惑です。

更に、あろうことか、安倍首相がイラン訪問中だというのに、トランプ大統領は、イランに対して追加制裁を発表しました

まるで、安倍首相は、後ろからも石を投げられた状況で、何の為にイランに行ったのか、全く意味不明になってしまいました

こんな状況では、「安倍首相には、中東問題は難しすぎるから、まずは、自分の国の拉致問題と年金問題と原発問題の解決に向けて、もっと努力しなさいよ」という声が聞こえてきそうです。



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テーマ : 情報の後ろにある真実
ジャンル : 政治・経済

プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
  【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 FCIインター・チャンピョン 
 【主な賞歴】
 2009年アジアインターBOB
 2010年ジャパンインターBOB
 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
 陽気で優しく、人が大好きです
 ショードッグ
 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
 2011年神奈川インターWD
 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

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4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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