早くも農鳥が出現
上の写真は、1週間ほど前の富士山です。
新雪が積もった美しい姿を見せてくれていました。
上の写真は、今日の早朝時の富士山です。
今冬は降雪が少ないせいか、富士山の山肌に早くも「農鳥(のうとり)」が出現しました。(赤丸部分)
農鳥とは、富士山の山肌に現れる残雪の形の一つです。
例年だと、4月下旬から5月中旬にかけて、富士山の7~8合目付近(標高2,900m~3,000m)の北西斜面に出現し、鳥の形をしていることから「農鳥」と呼ばれるようになりました。
鳥の形は雪の融け具合によって毎年微妙に変化し、尾が長く翼を広げた「鳳凰」のような形や丸み帯びた鳥の形など色々です。
富士山の北麓地域に春の訪れを告げる風物詩として、地元では、古くから農家が田植えなどの農作業を始める時期の目安とされてきました。
そして、現れる時期によって、その年の天候や吉凶を占ったといいます。
果たして、今年は、どうなりますやら
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