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何故、安全と言えるのか?



野田首相は、関西電力大飯原発3、4号機について「国民生活を守るため再稼働すべきだというのが私の判断だ」と表明しましたが、本当にそうなのでしょうか?

この人は、「大変重い言葉を、いとも軽く使う」というクセがあるように思います。

例えば、よく「国民のために」という言葉を使っていますが、この人が言う国民は、関西経済連合及び電力関連企業と利害関係がある国会議員のみを指しているように思えてなりません。

少なくとも、今も不便な避難生活を強いられている福島県民は、この人が言う「国民」の中には含まれていないと思えます。

そんな首相に、軽々しく「国民のため」などとは、決して言ってもらいたくはありません。

大飯原発から電源供給を受ける大阪府民でさえ、大飯原発の再稼働は無い前提で、既に電力消費の節減を覚悟していたのですから。


野田首相は、更に「私達は、大都市の豊かな暮らしを電力供給地に頼ってきた。関西を支えてきたのが福井県おおい町だ」と言い、西川福井県知事や時岡おおい町長に「敬意と感謝の念」を示したそうです。

まるで「困った時の神頼み」のようで、普段は気にもとめない地方の町に対し、こういう時だけ感謝されても、有難いと思う人は、殆どいないのではないでしょうか。

まさに、長い間、米軍基地を押し付けられた沖縄とダブって見えてしまいます。


真に国民を説得する気持ちがあるのなら、野田首相自身が大飯原発の隣に住み、その安全性を自ら証明してもらいたいと思います。

そして、原発がある限り、使用済み燃料は貯まり続け、半永久的に負の遺産を子孫に遺すことになることも、決して忘れて欲しくはありません。

それは、あなた一人が「私の責任で」と言って済むような問題ではないのですから。



福井県の西川知事は、12日午後、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を巡って同原発を視察し、地震や津波などに対する安全対策の状況を確認しました。

西川知事は視察後、「県の原子力安全専門委員会の報告書に沿った対応はできていると思う」と記者団に語り、「一定の安全性は確保されている」との認識を表明しました。

素人の知事が短時間だけ視察し、果たして安全性を確認できるのか大いに疑問ですが、加えて「一定の安全性は確保されている」という曖昧模糊な日本語を使っているのも言い訳に聞こえます。

一方で、このような矛盾に鋭く切り込むマスコミが皆無であることも、誠に残念に思います。

西川知事は、元々、自治省の官僚だった人で、原発を推進してきた自民党をメインに、公明党と民主党など4党の推薦を受けて知事になりました。

このような背景を持つガチガチの保守系知事ですから、政府の意向に反対するのは難しいと思われます。



滋賀県の嘉田知事は、12日の定例会見で、「首相は安全性の確認は暫定的としていた」として不満を示し、「再稼働は電力逼迫(ひっぱく)期に限定すべきだ」と改めて発言しました。

そして、「(事故が起きないことを前提とした)安全神話に逆戻りしたかのようだ」と首相に苦言を呈しました。

嘉田知事は、更に「事故が起こった時に、どうなるのかの視点が無かった」と指摘し、「立地自治体の福井県に向けたメッセージで、滋賀や京都へのメッセージは無かった。また、多くの人が避難生活を送る福島県への言及も無かった。これでは国民全体へのメッセージになっていない」と批判しました。

全く、そのとおりだと思います。



野田首相は、「地震や津波が来ても安全」と言っていますが、原子力の専門家である原子力安全委員会の班目委員長は、原発を再稼働する条件とされている安全評価の一次評価について、「再稼働とは関係ない。二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。一次評価は安全委が要求している(安全性の)レベルに達していない」との見解を示しています。

野田首相は、一次評価を根拠に「安全」と言っているわけですが、班目委員長の言葉を、どのように理解しているのでしょうか。



大飯原発3、4号機の再稼働問題を巡り、福井県や滋賀県などの住民約130人が、国を相手取り、関電に運転停止を命じるよう求める訴訟を大阪地裁に起こしました。

訴状によると、「3、4号機の海側の活断層2本、陸側の活断層1本が連動すると、原子炉の核分裂反応を止める制御棒の挿入が遅れる。原発直下にある破砕帯は、活断層の可能性がある」などと指摘しています。


また、作家の大江健三郎さんらが呼びかけ人の「さようなら原発1000万人アクション」のメンバーが、12日、国会内で記者会見し、「原発の再稼働に反対する署名が、10日現在で、748万1352人に達した」と発表しました。

同会には、民主、自民、公明など超党派の国会議員約80人も名を連ねています。(菅前首相も、その一人)

そして、呼びかけ人の一人で経済学者の内橋克人さんは、政府が進める大飯原発3、4号機の再稼働について、「政治の決定と国民の意識がこれほど隔たった時代はない」と会見で批判しました。




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テーマ : 原子力問題
ジャンル : ニュース

プロフィール

カリーノパパ

Author:カリーノパパ
●シェリー(シェルティー母):
 とっても優しい理想的な家庭犬
 アンジェの母親です

2016.4.18永眠、享年15歳11ヶ月

●アンジェ(シェルティー娘):
 ボール遊びと食事が大好きです
 我が家で生まれました

2018.5.5永眠、享年14歳10ヶ月

●カリーノ(ラフコリーの女の子):
 ショードッグ
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 JKCチャンピョン
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 【主な賞歴】
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 2010年近畿インターBOB
 2010年東北インターBOB 
 2010年ペディグリーアワード
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2014.12.9永眠、享年8歳5ヶ月

●ミシェル(ラフコリーの男の子):
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 【主なタイトル】
 JKCチャンピョン
 【主な賞歴】
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 2014年熱海愛犬クラブ展WD
 2014年山梨東ドッグコ展WD
 2015年沼津愛犬クラブ展WD
 【資格】
 JKC訓練資格CDⅠ

2020.11.08、享年11歳3ヶ月

●カリーノパパ(人間):
 ミシェル達のお父さん
 本職は建築家(一級建築士)
 犬、スキー、ゴルフ、車、絵画が大好き
 1974年から大手建設会社の設計部にて勤務
 1986年に海外部門に異動し、14年間海外勤務
 内13年間をロンドンにて勤務
 2012年に大手建設会社を定年退職
 同年5月から河口湖でスローライフ開始

●訪問ありがとうございます。
4頭の犬と一緒に暮らしながら、日々感じたことを綴っています。
ミシェルとミシェルのお父さんであるカリーノパパが、記事やコメントを書いています。

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